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「プレイステーション クラシック」収録タイトル、アーカイブスで全部遊べるの? 買ったら総額はいくら?【特集】

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、懐かしの名機をモチーフとする「プレイステーション クラシック」を先日発表し、多くのゲームファンを驚かせました。

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◆『FFVII』は選択肢が豊富! アーカイブス版に加え、PS4やスマホでも



実は、『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』にもゲームアーカイブス版が存在します。対応機種もPS3/PS Vita/PSPと幅広く、遊びやすい環境にあると言えます。ちなみにこちらの価格は、他のアーカイブスとは異なっており、1,543円(税込)です。容量も1.67GBと、かなり大きめなのでご注意を。


ですが、本作へのアクセス手段は、ゲームアーカイブス版だけではありません。フィールドエンカウントのオン/オフなど様々な機能が追加された移植版が、PS4ならびにiOS/Android向けに配信されています。こちらの価格は、各1,800円(税込)。ゲームアーカイブス版とあまり変わらないので、新機能に惹かれたり、環境的にこちらの方が向いているという場合は、PS4もしくはスマホで遊ぶのも一興かもしれません。ちなみに容量は、4.28GBとなっています。

ちなみに『FFVII』の移植版は、ニンテンドースイッチやXbox Oneにも配信されます。発売時期は、2019年を予定。本作を遊ぶ選択肢が更に広がる形となります。

◆残り3作品を、今遊ぶにはどうすれば?


残った3作品の『グラディウス外伝』、『鉄拳3』、『女神異聞録ペルソナ』は、残念ながらゲームアーカイブスとして配信されていません。オリジナル版を遊ぶか、「プレイステーション クラシック」の発売を待つのがベターな状況です。とはいえ、他の手段がまったくないのかと言えば、決してそんなことはありません。各タイトルについて、現在の状況をチェックしてみました。

■『グラディウス外伝』

名作STGシリーズに名を連ねると共に、タイトルにある通り外伝として登場した本作は、上級者からシリーズ初心者まで幅広く楽しめる仕上がりに。“外伝”ながらも、シリーズを語る上で外したくない一作として知られています。


しかし、アクセスする環境については整っているとは言い難く、オリジナル版以外では、2006年2月に発売されたPSPソフト『グラディウス ポータブル』に収録されているのみ。『グラディウス ポータブル』はパッケージ版のみなので、PS Vitaで遊ぶこともできず、PSPしか選択肢がありません。

■『鉄拳3』

3D対戦格闘の黎明期を支えつつ、このジャンルの最前線で活躍し続けてきた『鉄拳』シリーズ。初代および2作目まではゲームアーカイブスとしても配信されていますが、残念ながら『鉄拳3』だけはゲームアーカイブス化されていません。


オリジナル版以外で遊ぶ手段としては、PS2ソフト『鉄拳5』が唯一の選択肢と言えます。『鉄拳5』には、『鉄拳』と『鉄拳2 ver.B』、そして『鉄拳3』がプレイ可能なアーケードヒストリーモードを用意。初代や2作目も遊べるので、かなりお得です。ただし、『鉄拳5』に収録されている前述の3作品はアーケード版なので、PS版『鉄拳3』がそのまま遊べる、というわけではありません。また、PSP版やPS3版の『鉄拳5 DARK RESURRECTION』には収録されていないので、こちらも留意しておきましょう。

■『女神異聞録ペルソナ』

オリジナルとなるPS版以外には、Windows版が1999年に発売されています。しかし、Windows 95/98向けなので、あまり現実的とは言えません。ゲームアーカイブス版もないので、オリジナル版をそのまま遊ぶというのは、非常に難しいタイトルのひとつです。


強いて選択肢を挙げるとすれば、リメイクされた『ペルソナ アトラス・ベストコレクション』が候補になるかもしれません。戦闘速度の上昇やオートマップ機能の強化など、遊びやすい改善が施されているのもポイントのひとつ。PSPソフトですが、ダウンロード版もあるので、PS Vitaでプレイすることも可能です。

ただしリメイク作品なので、改善点も含め、オリジナル版とは違う部分もあります。そのため、当時を振り返りたい方にとっては、その要望を全て満たす選択とは言い切れない可能性も。ちなみに、価格は2,376円(税込)で、容量は693.18MBです。

◆「プレイステーション クラシック」はどれくらいお得なの?



ゲームアーカイブス版の16作品の価格を合計すると、9,872円になりました。そこに、ゲームアーカイブス版『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』を足すと11,415円になり、この時点で「プレイステーション クラシック」の価格を上回ります。ちなみに、PS4版やスマホ版の『FFVII』をチョイスした場合は、もう少しだけ上がって11,672円に。

17作品分で11,415円。しかもこれは、ソフトだけの価格なので、対応ハードを持っていなければ、さらにハード代が加算されます。ですが「プレイステーション クラシック」は、コントローラやHDMIケーブルなども同梱されているので、これ一台ですぐにプレイ可能。しかも、現在の環境ではプレイが難しい『グラディウス外伝』、『鉄拳3』、『女神異聞録ペルソナ』も遊べると、嬉しいことづくめです。

初代プレステに熱中したゲームファンはもちろん、名作シリーズの黎明期などを知りたいユーザーにとっても、「プレイステーション クラシック」はお得かつ手軽に当時の話題作にアクセスできるハードとなっています。現状では予約も難しい状況ですが、欲しい方は今後のチャンスをお見逃しなく。



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