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【TGS2017】たまごを割る時が来た!『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』をスマホ向けに「今」出す理由とは? 新要素はあるの? 時田貴司に直撃インタビュー

『半熟英雄』。それは、記念すべき第1作目が1988年にFC向けに作られ、以降SFCやPS2など、様々なプラットフォームに登場。1作目は、3DSやWii U向けのバーチャルコンソールソフトとしてもリリースされており、今なお愛され続けているシリーズです。

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◆セガコラボとの経緯から『半熟英雄』のこれからまで─コンシューマ新作の可能性も!?



──続いては、セガさんとのコラボレーションについてお聞かせください。セガさんとスクウェア・エニックスさんによるコラボというのは、非常に珍しいように感じました。

時田氏:『チェインクロニクル』と『聖剣伝説』といったコラボレーションはありましたが、コンシューマーのIP同士というのは、前例がないかもしれませんね。

──そのため非常に衝撃的でしたし、「こういう未来もあるんだ」と当時の自分に教えてあげたいですね(笑)。

時田氏:僕も、駄目元でお願いしたんですよ。そしたら「いいよ」みたいな感じで(笑)。「マジっすか!」って驚きました。

当時だったらまず無理だったと思うんですが、最近はソーシャルゲーム含めて色んなコンテンツ同士がコラボを前提にしていたりするので、そういう時代になったからこそ出来たのかもしれません。それにしても、こんなにトントン拍子に行くとは思いませんでした。

──コラボの相手として発表されたセガさんのタイトル、いずれも『半熟英雄』と相性が良さそうな点もいいですね。

時田氏:ちょっと無理矢理感もあるんですけどね(笑)。


──『ソニック』シリーズの「Dr.エッグマン」なんて、「エッグマンvsエッグマン」じゃないですか! あしらえたようにピッタリですよ(笑)。

時田氏:あれは僕も昔からやりたかったんですよ。当時は、コラボなんてなかなか出来なかったので。それと、『ぷよぷよ』の総合プロデューサーをされている細山田水紀さんとは懇意にさせていただいており、そこからセガさんに「(コラボ)大丈夫ですかね?」と打診したらOKをいただきました。

──なるほど。当時からずっと希望していた「Dr.エッグマン」に加え、時田さんと細山田さんの繋がりから「カーバンクル」のコラボが実現したわけですね。


時田氏:はい。そしてOKをいただいた時に「ついでにレンタヒーローもいいですかね? ヒーロー繋がりで」と更にお願いして(笑)。そうしたら全部ご快諾いただけたので、実現しました。

──残念ながら大ヒットには至らなかったものの、遊んだ方からは熱烈な支持を受けていましたよね、『レンタヒーロー』は。


時田氏:僕もそのひとりです。所帯じみた感じや、ギャグなんだけども意外と熱いところとか魅力的で、いいゲームでした。

──今回の『半熟英雄』のように、『レンタヒーロー』も復活して欲しいですね。

時田氏:舞台化されると聞いた時は、「マジか!」と思いましたよ(笑)。

■『レンタヒーロー』が2018年に舞台化! 個性派ヒーローの新たな活躍を見逃すな
URL:https://www.inside-games.jp/article/2017/09/05/109541.html

──舞台化も楽しみですし、ここから更なる展開に繋がって欲しいですね。

時田氏:いいですねー。

──『半熟英雄』で行われるコラボですが、今回だけでなく、第二弾、第三弾などもあるのでしょうか?

時田氏:ほかにもまだ用意しているものがあるので、そちらは今後改めて発表させていただきます。

──お待ちしております! ちなみに、ショップ機能を介してのエクストラマップやアイテム販売などがありますが、好評だった暁には更なるDLCなどの可能性はありますか?


時田氏:今の時代だったら、続編のシナリオを配信するといったこともできますからね。プログラム環境やデータを使いながら新シナリオを追加する、みたいな。今回のアプリ自体を『半熟英雄』のポータルサイトにすることも出来るので、お客さんの評判などをいただいた上で考えていきたいなと思います。

──最初から大盛り過ぎると逆に手を出しにくいと感じる方もいるので、そういう人は落としきりのみで楽しんでもらい、もっともっと遊びたいというユーザーに向けてDLCが配信される……という展開になる可能性もあるわけですね。

時田氏:そういうこともアリですし、そこから「じゃあ、コンシューマー向けに新作を作ろう」まで行ければベストですね。

──コンシューマーの新作! 夢が膨らみますね。到達されることを願ってます。

時田氏:そこまで行ければ、本当のリブートになると思うんですけどね(笑)。でもまずは、皆さんに楽しんでいただけることですね。そうしたら、会社にも自信を持ってアピールできますしね。なので皆さん、応援をよろしくお願いします!

──あくまで仮定の話ですが、『半熟英雄』をコンシューマーにリリースするとしたら、どんな構想をお持ちですか?

時田氏:スイッチで『半熟英雄』とか、相性が良さそうですよね。

──携帯モードであれば、スマホのようにタッチパネルでの操作も可能ですしね。

時田氏:それもありますし、複数で対戦とかできたら楽しいなと考えています。RTSは、対戦やオンラインとの相性がいいですし。ただ、オンラインだと本格的になりすぎてしまうので、スイッチやスマホ同士のマルチプレイだと気軽に遊べるのかなと思いまして。可能性があれば、模索したいですね。

──将来の可能性も伺えて、更に期待が高まりますが、まず『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』ですよね。それでは最後となりますが、本作を待ち望むユーザーに向けてメッセージをお願いします。

時田氏:知っている方は、お待たせしました。久しぶりの復活で、一番人気のあるSFC版を、今だからこそ出来るベストな形でリメイク+αを作ったので、是非応援していただければと思います。

『半熟英雄』を知らない若い方々には、「スクウェア・エニックスは、王道RPG以外にもこんなタイトルがあるんだ」と知っていただけたら嬉しいですね。“楽しい”が核になっているゲームなので、めんどくさそうと思わず一度触っていただければ、シンプルながらも沢山のユニットを操作する楽しさを味わってもらえると思います。是非、遊んでみてください。

──本日はありがとうございました!


(C)1992,2002,2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)SUGIYAMA KOBO
《臥待 弦》
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