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【GTMF 2012】大規模ソースコードの静的解析ツール「klockwork INSIGHT」

ゲームの開発が大規模化するにつれ、そのコードのバグや問題点を指摘するツールの重要性が増しています。

ゲームビジネス その他
ゲームの開発が大規模化するにつれ、そのコードのバグや問題点を指摘するツールの重要性が増しています。「Game Tools & Middleware Forum 2012」にて丸紅情報システムズの加藤雅紀氏は同社が販売するコードの静的解析ツール「klockwork INSIGHT」について紹介しました。

klockworkは元々はノーテルネットワークスの研究部門から独立した会社で、2001年から解析ツールの販売を開始。ここ3年で急速に顧客を増やしていて、2011年現在では世界で950社以上が採用しています。特にゲーム業界向けが多く、国内では2009年に2社だったのが、現在では7社まで増加しているそうです(これは丸紅情報の取り扱い分のみ)。

「klockwork INSIGHT」はソースをビルドすることなくバグや問題点を発見する静的解析ツールです。そのエンジンは「trupath」と呼ばれ、データフロー解析とシンボリックロジック解析の2つのアルゴリズムで高精度かつ低い誤検知率を実現しています。C/C++の場合、499種類のチェック項目があり、検出された問題点はブラウザで閲覧できる状態で提供されます。

製品は幾つかの種類があり、手元のPCにインストールして、チェックイン前のソースコードの解析を行う「klockwork desktop」「klockwork inspect」、そしてサーバー上でチェックイン後のソースコードを解析する「klockwork review」です。この2段構成により、バグ入りのソースコードが共有されることを防ぎ、かつチェックイン後のソースの管理も行うことができます。

操作は非常に簡単で、Visual StudioやEclipseなどのIDEに統合され、簡単にソースコードの解析が可能です。また、「Wordのスペルチェック並みに気軽に使えるものになっている」(加藤氏)ということで、簡単なミスであれば入力した瞬間に問題を指摘することもできるようになっているとのこと。

今年の8月もしくは9月にリリースされる予定のバージョン9.6からは日本語のフルサポートが導入され、マニュアルも完全に翻訳されたものが提供されるようになります。無料の評価版も提供されていますので、気になる方はコンタクトしてみてください。
《土本学》
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