こうした中、最大の圧力団体とも言われる全米ライフル協会(NRA)は事件後、初めてとなる記者会見を行い、こうした悲惨な事件はビデオゲームなどのメディアが原因だと具体的な製品名を挙げ責任転嫁を図りました。
全米ライフル協会のWayne LaPierre副会長は「メディアが隠そうとしている汚い事実があります。人々に対する暴力を売りにする悲しく、無神経で、堕落した暗い産業がこの国にはあります。『バレットストーム』『グランドセフトオート』『モータルコンバット』『スプラッターハウス』といった意地が悪く暴力的なビデオゲームたちもその一つです」と記者会見で述べました。
こうした協会の姿勢は強い非難を集めていて、TechCrunchは「やってはいけない記者会見のお手本」とコメント。ニューヨーク市の公式ツイッターも「学校に武装した警備員を置くような提案をしながら、もっとも基本的な取り組みに反対している」と非難しています。
多くの議員が協会の支持を受けている中、規制強化が実現するかは不透明ですが、26人の命の重みは米社会を動かしているようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
BNGI、2015年4月1日より社名を変更し「バンダイナムコエンターテインメント」に
-
発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職
-
閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続
-
【CEDEC 2013】「飯野賢治は最後まで"ゲームクリエイター"だった」故・飯野賢治氏らが受賞したCEDEC AWARDSレポート
-
FPS界の重鎮“スタヌ”って何者?山田涼介も憧れる人気ストリーマー・StylishNoobの魅力
-
YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ
-
株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意
-
ゲームボーイ版『マインクラフト』はこんな感じ?―レトロ愛が伝わるファンメイド映像が公開