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【DEVELOPER'S TALK】音数の限界に挑戦、ハイスピードかつハイテンションなシューター+アクションの開発秘話~『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』

セガとプラチナゲームズとのタッグも4作目。『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』は稲葉敦志氏がプロデューサー、三上真司氏がディレクターとして手掛けたハイスピードかつハイテンションなシューティング・アクションです。本作の開発の舞台裏を聞きに行きました。

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―――気の早い話ですが『VANQUISH』の続編は期待しても良いのでしょうか?

稲葉: 『VANQUISH』は比較的、続編を作りやすいゲームだと思っています。ストーリー的にも広げる余地を残していますし。セガさんとまたできるのであればぜひトライしたいですね。『VANQUISH』に限らず、どのタイトルもしっかり続編を作りたいという気持ちはあります。その中でも特に『VANQUISH』は初めてのジャンルに挑戦してノウハウも溜まっているので、これを活かさないのは単純に勿体ないですよね。

―――なるほど。今後新規で取り組みたいものなどはありますでしょうか?

稲葉: それについては、今作っている次のタイトルに注目していただければと思います。皆様が驚くような発表が出来るように準備を進めていますのでご期待ください。

―――新しい技術で着目しているものなどはありますか?

萩山: 3D立体視は気になりますね。ニンテンドー3DSも出ますし。

―――『VANQUISH』は3D立体視対応などは考えられなかったのでしょうか?

稲葉: そういえば企画の最初はありましたね。でも、当時はインフラが無かったので。3Dテレビも普及していませんでしたしね。メガネをかけてゲームというのはハードルが高いと個人的には思っています。だから3DSはちょうどいいのかなあと思っています。

―――3DSは開発したいですか?

稲葉: ぜひやりたいと思っています。いちユーザーとしても魅力的です。だいたい新しいゲーム機って発表時が一番期待させるじゃないですか? それで実機が出ると夢がしぼんでいく・・・。でも3DSは、開発してみたら、というのはさておき、話で聞いたものより実機を見た時の驚きが大きかった。初めての体験かもしれません。

―――どんな印象でしたか?

稲葉: とても良く出来た、親しみ易い商品ですね。メガネが不要なところも、価格設定も、何も構える必要がない、違和感のない商品です。モノだけで売れそうじゃないですか? そういうところが凄いなあと感心しました。出たら即買います。

―――ぜひ3DSでもゲーム開発を期待しています!

―――それでは最後の質問です。ゲームユーザーの方と開発者の方、それぞれに一言ずつメッセージをいただけますでしょうか?

丹羽: ユーザーの皆さまには、是非ゲームを買って遊んでください。凄く苦労して、でも楽しさを詰め込んだゲームになっています。ぜひお願いします。同業者の皆さまには、ご指導ご鞭撻をいただければ・・・(一同笑)。ぜひ感想など聞かせていただければと思います。

萩山: まず『VANQUISH』に関しては、一見敷居が高そうに見えますが、腕に自信のない方もカジュアルオートというモードもありますので、ぜひ遊んでもらいたいです。開発者の方には、ちゃんと家に帰って、体壊さないように頑張ってくださいと。

―――プラチナゲームズさんは比較的規則的な仕事をされていると聞きますが、帰らない人も多いんですか?(笑)

稲葉: 始業が9:30なので、皆わりと規則的に働いているかもしれませんね。でも家より仕事場が楽しそうな人もいますね。ずっとTwitterやってる神谷英樹とか(笑)(http://twitter.com/PG_kamiya)。

―――(一同笑)

萩山: メリハリのついた生活をして良いゲームを作りましょう、ということで。

―――では最後に稲葉さんからお願いします

稲葉: ゲームはぜひ買ってください。いや、遊んでみてください。オリジナルタイトルというのは数が沢山出るわけじゃないので、ユーザーの皆さんも、この機会に是非参加してもらいたいですね。開発者の皆さんは、今すぐプラチナゲームズに来ていただいて、一緒に楽しいゲーム作りをしましょう!

―――本日はありがとうございました!

プラチナゲームズにて


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《土本学》
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