様々な期待作や注目作が毎月登場しており、どの1本を選んで購入するかは毎回悩ましい問題です。基本的には好みや直感に従うことが多いと思いますが、時には他の人の意見を参考にしたい場合もあることでしょう。
そこでインサイドでは、毎月発売されるタイトルの中から特に関心を集めているタイトルを独断でピックアップし、「あなたが注目する新作はどれ?」というアンケートを実施しています。今月は、主要キャラを一新し、バトルパートもアクションとなった『新サクラ大戦』や、新たなスタートを飾るリメイク作『お姉チャンバラORIGIN』など、シリーズの新展開を迎える作品が登場する一方で、『CONTROL』や『アンセスターズレガシー』といった意欲作も登場します。
実際に購入するかどうかではなく、あなたが一番気になるタイトルに票を投じていただければ幸いです。今回の対象は以下の8作品。ご投票、お待ちしております!
◆『お姉チャンバラORIGIN』
剣戟アクションゲーム『お姉チャンバラ』シリーズの幕開けを飾った一作目と二作目のエピソードを、PS4で蘇らせた『お姉チャンバラORIGIN』。原点のエクスタシーが、進化したグラフィックとアクションで堪能できる一作です。
シリーズでお馴染みとなった「クールコンビネーション」や「暴走状態」はもちろん健在。タイミングを見極めてコンボを繋げ、返り血を浴びて暴走状態になる爽快感は、本シリーズならではの魅力です。究極の戦闘形態「忘我」も使いこなし、痺れる剣戟バトルをたっぷり味わってみてはいかがでしょうか。
◆『新サクラ大戦』
セガサターンで幕開けを迎えたドラマチックアドベンチャー『サクラ大戦』シリーズの最新作となる『新サクラ大戦』は、2005年に発売された『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』から数えて14年ぶりに登場する新たなナンバリング作品です。
制限時間のある選択肢「LIPS」や、アドベンチャーパートで展開する様々なイベントといった基本を押さえつつも、コミュニケーションの更なる進化や、爽快なアクションバトルを展開するバトルパートなど、大胆な進化を遂げた面も。主要メンバーも一新されているので、『サクラ大戦』ファンはもちろんのこと、シリーズ初プレイの新規ユーザーにもお勧めな間口の広さも魅力的です。
◆『CONTROL』
『Alan Wake』や『Quantum Break』を手がけた、Remedy Entertainmentの最新作『CONTROL』。本作は、オブジェクトを敵にぶつける「投擲」や、瓦礫などで攻撃を防ぐ「シールド」、空中に浮かび上がる「空中浮遊」といった超能力を駆使し、迫り来る脅威に対峙する三人称視点のアクションアドベンチャーです。
オブジェクトをリアルタイムに破壊できるので、任意の判断と力の行使で戦場を大きく変化させることも可能。異次元の力によってねじ曲がった異空間「オールデスト・ハウス」を舞台に、危険な敵と戦いながら謎めく実験の真相へと挑みます。
◆『The Surge 2』
2017年に発売された『The Surge』の続編となる本作は、強化外骨格やロボットドローン、サイボーグなどが登場するSF要素を受け継ぎ、緊張感のある高難易度なバトルも健在。ハードで手応えたっぷりのゲーム性が、今回もあなたを待ち受けています。
前作と大きく異なる点のひとつは、主人公の外見が自由に設定可能なこと。性別や髪形はもちろん、骨格なども自由に選択でき、自分好みのオリジナルキャラクターで、本作の物語を味わえます。自分の判断とテクニックを頼りに、危険な世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
◆『エスプレイドΨ』
1998年に登場した『エスプレイド』は、超能力を題材とした縦スクロールSTG。アーケード向けにリリースされ、STGファンから高い評価を博しましたが、その一方でコンシューマ化されることなく、長い年月が経過。20年以上の時を経て登場する、このPS4/ニンテンドースイッチ版は、まさに待望の一作と言えるでしょう。
スタイルとしては移植ですが、新たなビジュアルや新ボイスが追加されたほか、「アーケードプラス」モードも収録。原作者である井上淳哉氏が監修しており、ファンの期待にも応えてくれるであろうと期待が高まっています。ちなみに、初回生産限定特典として、初心者向け攻略冊子「ESP者への道」が付属するので、購入予定の方はお早めに。
◆『アンセスターズレガシー』
襲撃、略奪、死闘と、血湧き肉躍る闘争の世界を、リアルタイムストラジーで表現する『アンセスターズレガシー』。モーションキャプチャーを活用した戦闘アニメーションが、血なまぐさい戦争を生々しさすら感じさせるほどの描写力で表現します。
本作の世界には、「バイキング」「アングロサクソン」「ゲルマン」「スラブ」の4勢力が台頭しており、プレイヤーは各勢力のリーダーとなって勝利を目指します。中世ヨーロッパの史実を再現し、当時の人々が生きた歴史を体感できる『アンセスターズレガシー』で、ひと味違う冬休みを過ごしてみるのも一興です。
◆『D.C.4 ~ダ・カーポ4~』
人気ADVシリーズ『D.C. ~ダ・カーポ~』は、ナンバリングごとに様々な作品を展開。そして、『D.C.III ~ダ・カーポIII~』から数えて7年ぶりにリリースされた最新作『D.C.4 ~ダ・カーポ4~』が、いよいよニンテンドースイッチ/PS4にやってきます。
コンシューマ版の新要素として、原作オリジナルスタッフが手がける「ヒロインとの後日談」が追加されます。各ヒロインのエピローグシーンが新たに描き下ろしで収録されているので、PC版をプレイ済みの方も、再プレイを一考してみてはいかがでしょうか。
◆『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』
2005年に発売された『脳を鍛える大人のDSトレーニング』は、DSのタッチパネルを活かした直感的な操作や、誰でも楽しめる適度な問題の数々が好評を呼び、普段ゲームを遊ばない世代にも広がる大ヒットとなりました。『脳トレ』といった通称も定着したほどの人気シリーズですが、その最新作がニテンドースイッチ向けに登場します。
本作には、これまでの『脳トレ』シリーズから厳選したトレーニングが収録されるほか、Joy-Conの「モーションIRカメラ」を使って指の形を認識したり、おすそわけで競い合う「対戦脳トレ」など、新しいトレーニングも追加。スイッチで脳を鍛える日々を、これから初めてみるのも楽しそうです。
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