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『アークザラッド』正当続編『R』6つの謎!配信から3ヶ月、新章が始まる今こそ考察したい

スマートフォン向けRPG『アークザラッド R』の新章である第4章前半が、11月28日より配信予定です。

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スマートフォン向けRPG『アークザラッド R』の新章である第4章前半が、11月28日より配信予定です。


およそ23年ぶりに『アークザラッドI・II』の原作スタッフが再集結し、衝撃的な結末の先を描く正当続編である本作。8月22日のサービス開始から3ヶ月が過ぎましたが、旧作ファンのみならず多くの新規層も取り込んだ魅力、新しく始まる第4章を前に第1~3章を振り返って6つの謎を考察したいと思います。

(※本記事には『アークザラッド R』のネタバレを含んでいます。ご注意ください)

『I・II』の衝撃的な結末の先を描く『R』


プレイステーション黎明期を彩った光と音のRPG『アークザラッドI・II』は、己の欲望のため星に歪みを生み出す人間の手によって滅びへ向かう世界で、勇者アークと聖女(または聖母)ククルを中心とする英雄達の滅亡を防ぐための戦いが描かれました。


最終的には復活した闇の支配者を、アークとククルの犠牲によって再び封印するも、星を揺るがす「大崩壊」が発生し、世界の半分が沈み、人類はその半数を失ってしまうのでした。

『R』は大崩壊から10年後の世界を舞台に、世界を統一しようとするアルディア帝国の野望を阻止するため、新主人公ハルトとヒロイン・ミズハが、かつての英雄たちの協力を得ながら戦っていきます。

『R』3つの推しポイント


1.『I・II』のキャラクターをプレイイングできる


本作は新規層でも一から楽しめる完全オリジナルストーリーですが、『I・II』の英雄達も登場。『アークザラッド』シリーズは多数の作品がその後も登場しましたが、『I・II』に登場した英雄達の人気が根強く、彼らの存在も含め名作だと言われる所以の一つ。10年の歳月を経て彼らはどのような成長を遂げたのか?旧作ファンにとっては『R』の中での“再会”が大きな楽しみとなっています。

復興に向けて尽力する成長した彼らの姿が見られる

2.コンシューマーゲームのようなイベントムービーの豊富さ


昨今のスマートフォンゲームはテキストとキャラの立ち絵ですませるのが主流ですが、『R』は3Dキャラクターによるカットシーンのムービーが多く盛り込まており、プレイ中も臨場感が味わえるのが特徴。それでいて、画面を通して情報をしっかりと伝えるため、背景を2Dで描くハイブリッド型になっています。


3.マス目バトル


スマートフォン向けに最適化されたシリーズお馴染みのマス目バトルでは、精細に描かれた3Dキャラクターがフィールドを動き回ります。バトル前には配置変更が可能で、基本的に敵キャラクターの背面以外から攻撃すると反撃を喰らい、キャラクター固有の範囲指定オートスキルとアクティブスキルがバトル中に常時発動するといった要素から、多くのシミュレーションRPGと同様に、配置をどうするか、どのように動くかで戦況が目まぐるしく変化します。


さらに、キャラクターにはロール(役割)が新たに設定され、アタッカー(攻撃力が高い)、タンク(守備力が高い)、ヒーラー(味方HPを回復)、バッファー(味方にバフ効果)、デバッファー(敵にデバフ効果)の基本5タイプに振り分けられました。この新要素により、旧作以上にキャラクターの組み合わせによる戦術の幅が広がっています。

『R』6つの謎を考察


『R』ではメインクエストが第1~3章まで、キャラクタークエストが一部公開中。メインクエストは初級、中級、上級とクリアすることで、ストーリーに一部情報が追加されるといった隠し要素があります。それを踏まえた上で、6つの謎を考察してみました。

1.『R』はパラレルワールドなのか?
すでに『I・II』の続きを描いた『III』がありますが、本作では『I・II』の正当続編と謳っています。勇者アークと聖女ククルの犠牲によって闇の支配者が封印されたことで、滅ぶはずだった人類の運命は覆され、希望を繋ぐ世界へと生まれ変わったのは間違いありません。


本来であれば、『III』の物語へと繋がるはずでしたが、オープニングにある「その生まれ変わる世界の歴史 我らが求めるものに作り変えさせてもらおう」という何者かの言葉からは、『R』の世界が本来の時間軸とは外れてしまった別世界の可能性がうかがえます。


それを示すかのように、『III』では沈んだはずのミルマーナが『R』では残っていたり、『III』ではハンターになったはずのアレクが『R』ではアルディア帝国側の軍人として登場するシーンもあるため、その可能性はあるのではないでしょうか。

2.「時渡り」ミズハの存在から見るに『R』は過去の世界?
アルディア帝国に捕まった空から落ちてきた少女ミズハと、彼女を救うために駆け付けたミルマーナ自警団所属のハルトの出会いから物語は動き出します。ヒロインのミズハですが、初対面にもかかわらず「ハルトを救いに来た」と言い、さらにまだアルディア帝国の暗躍が表面化する前から「世界統一のための戦争をしかける」と警鐘を鳴らします。


劇中では「時渡り」と呼ばれるミズハは、言葉通りに受け取るなら時代を行き来する能力を持っていると推察されます。『R』がパラレルワールドであり、さらにミズハが未来からやって来たと仮定すると、相当に世界線が複雑です。『R』の世界を生んだ何者かの悪意に対する世界の抑止力が働いているのでしょうか。


3.『R』の世界を生んだ何者かの正体は?
アークとククルが封印した闇の支配者こそは、過去から現在において人類にとって最大の敵でした。それ以上に厄介な存在はいないはずなのに、『R』の世界を生み出すほどの力を持った存在とは何者でしょうか?

ミズハに時を行き来する能力があるのなら、恐らく作品全体のテーマは過去にある気がします。アークやククルのルーツは古代7勇者に遡りますが、古代7勇者に名前を連ねるノルがアルディア帝国側として登場しました。その際、ノルの言った「アイツ」が誰なのかも気になります。あるいは他の古代7勇者も敵側として登場するフラグなのかもしれません。


何者かは過去の勇者すら蘇らせる力を持っているようです。ひょっとしたら、闇の支配者とは別の、歴史に埋没された(ある意味、忘れられた)存在がずっと機を伺っていたのではないでしょうか。その何者かにとっては、自分の存在を否定した世界への復讐と言えるのかも知れません。

4.黒騎士はアークなのか?ならば、ククルは…?

顔は隠しているが、見た目が似ているだけでなく使う必殺技もアークと同じ黒騎士

本来の歴史では大きな影響力を持たなかったはずのアルディア帝国を急速に復興させ、世界統一を実現させるだけの力を持つ大国にした背後に、「黒騎士」がいます。ハルトの前にも何度となく姿を現し、ミズハを始末しようとするこの男は街を跡形もなく消し去るだけの力を持っていました。


はっきり言えば、見た目だけならば死んだはずのアークにそっくりです。それだけでなく、アークの十八番とも言える必殺技「バーングラウンド」も使用してきます。さらに、アララトスの遺跡ダンジョンにおいて、「闇の聖母」と名乗るククルと思われる女性が登場しました。

顔は隠れているがククルの面影がある闇の聖母

実は初級クエストだと影がかかって姿がハッキリしませんが、中級クエスト以降では髪の色や服装がハッキリ見えるようになります。

左:メインクエスト初級登場時、右:メインクエスト中級登場時。正体が分かりやすく変化しているン

そこに『I・II』のククルの面影があるだけでなく、彼女に心酔するヴァリオの「あの方達こそかつてこの世界を救った救世主」という発言から肉体に関しては間違いなさそうです。2人は死んだはずですが、黒騎士の発言からは、身体だけが乗っ取られている状態なのがうかがえますが…。


5.かつての英雄・シュウはどうしてアルディア帝国にいるのか?


『III』の主人公であるアレクとヒロインのシェリルがアルディア帝国側にいるのは、本来の歴史と違ってアレクが憧れるはずだったハンターに出会わなかったことがプロフィールから推察できます。しかし、世界を救った英雄の1人であるシュウがアルディア帝国の将校としているのはなぜでしょうか?


かつての仲間であるトッシュのいるスメリアへの侵攻においても、容赦はありませんでした。しかし、『III』でもシュウはスパイとしてわざと敵側に潜んでいたので、『R』でも同様の役割を担っているのではないでしょうか。昔から不器用で損な役回りを進んで受ける男でしたから。

6.第4章以降はどうなるのか?


用意周到なアルディア帝国に対して完全に後手に回ってしまい、ミルマーナが奪われ、スメリアが陥落するなど窮地に立たされたハルトやミズハ達。英雄の中でただ一人世界の異変に気付いたエルクの登場で、反撃の烽火が上がったところで3章は終わりました。

リーザの危機に駆け付けたエルク

しかし、アルディア帝国側は人材豊富でまだ主要メンバーが1人も損なわれていません。それこそ神獣すら操れるノルが付いているとすれば、戦力差には大きな開きがあります。それを覆したくとも、アルディア帝国以外の国は一枚岩ではなく、ほとんどが長いものには巻かれろ!の姿勢です。

それでも希望があるとすれば、これまではアルディア帝国側には攻める対象=国がありましたが、現在のハルトやミズハ達は国を持たないゲリラ軍として自由に動き回れる強みがあること。今後は水面下で各国を説得して回り、反乱軍を大きくするのではないかと推察しています。しかし、全面戦争による人々への被害を出したくないのが英雄達共通の想いですから、そこでも反乱軍はまとまらないのではないか?と危惧しています。


そして、まだ出てこない残りの英雄ゴーゲンやグルガはどうしているのか?ミズハが言う「あのおじいさん」からはまだ登場していない英雄の一人であるゴーゲンの影がチラつきます。第4章では登場するのでしょうか?


第3章まではまだまだプロローグ、という印象でした。今ようやく物語は大きく動き出そうとする中で、ハルトやミズハ達は圧倒的に不利な立場をひっくり返せるのか、あるいは今以上に窮地に立たされるのか、目が離せません。本作の評価を決める意味でも第4章は重要なフェーズに入るのは間違いないでしょう。



『アークザラッド R』は好評配信中。基本プレイ無料のアイテム課金制です。



(C)Sony Interactive Entertainment Inc. (C)2018 ForwardWorks Corporation.
Developed by AltPlus Inc.
《乃木章》

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