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【TGS2016】『蒼き革命のヴァルキュリア』はRPGとSLGの“いいとこ取り”! 戦略とターン制を融合したゲーム性を体感

ソニー PS4

【TGS2016】『蒼き革命のヴァルキュリア』はRPGとSLGの“いいとこ取り”! 戦略とターン制を融合したゲーム性を体感
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イラストのようなグラフィックを滑らかに動かす表現力や、シミュレーションにTPSアクション風な要素を取り入れた斬新なゲームシステムなど、様々な挑戦により他に類を見ない一作として名を馳せたPS3ソフト『戦場のヴァルキュリア』。

そのユニークなゲーム性は多くの注目を集め、同時に根強い支持も獲得し、プラットフォームをPSPに移しながらも2作目、3作目をリリース。そして近年では、1作目のリマスターがPS4で発売されたばかりでなく、シリーズに名を連ねる最新作『蒼き革命のヴァルキュリア』が2017年1月19日に登場します。

本作は『戦場のヴァルキュリア』の魅力を受け継ぎつつも、ゲームシステムを更に変化。今年の東京ゲームショウに出展されたバージョンをチェックしてみると、4人による1舞台で行動しており、操作キャラはいつでも変更可能と、今時のRPGのような印象を受けます。「キャラ単位で移動しつつ、位置取りと攻撃のタイミングを見極める」という、リアルタイムの判断力と適切なタイミングが求められた『戦場のヴァルキュリア』シリーズとは大きく異なるようにも見えるでしょう。


大きく路線を変えたように見える『蒼き革命のヴァルキュリア』ですが、実際のプレイ感覚はどうなのか。あれこれ決めつけてしまうよりも、まずは直接遊んでみるべきでしょう。これまで本作は、『戦場のヴァルキュリア リマスター』に付属する形での体験版配布などを行ってきましたが、東京ゲームショウでは試遊出展も行われていたので、操作方法のレクチャーなどを受けながらプレイしてみました。

『戦場のヴァルキュリア』シリーズは、言うまでもなく戦略の高さが魅力のひとつでした。何も考えずに兵を突出させれば、為す術もなくやられてしまいます。ですがRPGとなった本作ではどうでしょうか。折角の試遊体験なので、深く考えずに敵に特攻してみたところ、あれよあれよと仲間が倒れあっけなく全滅。初戦でいきなりゲームオーバーです。


銃を持った相手に無理矢理接近戦を仕掛ける無謀さを肌で味わい、改めてゲームスタート。試遊プレイが制限時間制で本当に良かった……。今度は気付かれる前に銃撃で先制。敵リーダーに積極的な攻撃を仕掛けて早々と倒すと、残った敵兵は「恐怖」状態に。その隙を突いて一気に攻めると、ほぼ一方的に敵部隊を壊滅させることができました。なお、一時的に行動不能となる「驚く」や、ステータスがダウンする「焦る」などの感情もあり、敵を感情的に揺さぶるのも戦略の上で大事な要素となりそうです。

戦闘中は、一般的なターン制RPGのような明確なターンこそないものの、キャラクターのアクションは「行動ゲージ」に左右されており、ゲージがなければ攻撃などはできません。リアルタイムに進行する戦場の中で、ゲージをどのタイミングで使用していくか。それはまさに「リアルタイムの判断力と適切なタイミング」が求められることとなります。RPG要素が増していたり、部隊ごとの行動となっても、根底に流れるゲームスタイルはやはり『戦場のヴァルキュリア』と近しいものを感じます。


ですが、終始忙しないゲームかと聞かれれば、それは違います。特殊な攻撃やアイテムなどを使用する場合には、△ボタンでバトルパレットを呼び出す形となりますが、このバトルパレットが表示されている間は戦場の時間が停止します。そのため、状況を整理したい時や、これからどう動くか思考したい際には、バトルパレットを開くことでじっくりと戦略を練ることが可能です。

こうして順調に戦闘を重ねていくと、試遊版のボスとなる「重咒機スコーピオン」が登場。ここまでが人間が相手でしたが、巨大な兵器の登場です。戦い方も一工夫施されており、弱点であるコアがバリアで守られているため、がむしゃらな攻撃はここでもNG。勝利を掴むためには、適切な戦略が大事なのはボス戦でも変わらないようです。


今回の試遊プレイを通して、「移動における制限の少なさ」、「行動ゲージの管理や攻撃手段およびタイミングによる戦略性」、「リアルタイムで下す判断」、「じっくり考えたい時にはバトルパレット呼びだし」など、RPGやシミュレーションなど、様々なゲームジャンルの魅力を融合させたような印象を受けました。もちろんただ足しただけでなく、軸となるゲーム性と噛み合い、個々の要素がぶつかることのない調整も感じます。


人によって感触は異なることと思いますが、個人的には『戦場のヴァルキュリア』で味わった楽しさが、『蒼き革命のヴァルキュリア』でも感じられました。限られた試遊プレイの範囲なので、まだバトルの一端に触れただけでが、シリーズ経験者にとっても刺激的な変化となる可能性が大きいように思います。ここから更にどのような進化を辿るのか、期待して決して損はない一作になる予感を覚えます。更なる続報も楽しみにしておきましょう。


(C)SEGA
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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