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【レポート】インドネシアのデベロッパーが手がけるVRホラー『DreadEye』をプレイ

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【レポート】インドネシアのデベロッパーが手がけるVRホラー『DreadEye』をプレイ
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『サイレントヒル』や『零』などの日本のホラーゲームに影響を受けたインドネシアのホラーゲームDreadOut。そんな本作の開発チームが手がけるVRホラーゲーム『DreadEye』が、VRゲームを公開するサービスWEARVRにて無料公開されています。

プレイヤー・開発者ともに人気のホラーというジャンルの作品。ホラーゲームの人気開発チームが作成したVRホラーがどのようになっているか、さっそくプレイしてみました。

本稿にはグロテスクな表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。

◆デモをプレイ



狭く、薄暗い室内からデモは開始しました。どうやらプレイヤーは車いすに乗っているようで操作はできず、できるのは周囲を見ることだけのようです。


何かが動く気配を感じて上を見たところ人型の巨大な怪物が後ろからあらわれました。小さく体を折りたたんで、こちらの様子を窺う様子は圧巻の一言です。ふいに何かに怯えるように巨大な怪物が車いすの後方に消えたと思った瞬間、扉の向こう側からハサミを持った怪しげな女性が姿を見せました。脅かすように目の前でシャキシャキと開閉するため、分かっていても顔が引きつってしまいます。


何もしてこないのでは、と思った矢先、彼女は唐突にこちらの胸にハサミを突き刺して来ました。人間の生理的な嫌悪を利用した仕掛けについつい体に力が入ってしまいます。そして唐突に女性の頭が破裂。甲高い叫び声とともに女性は元来た道へと走って消えてしまいました。


唖然としている中、女性を追うようにゆっくりと動き出す車いすは不気味な細い通路を抜けて、白いシーツを掛けられたベットを横切ります。ひとの形に盛り上がっていて、たいへん不気味。やはりというべきか、激しく動き出します。


次の部屋は蜘蛛の巣にまみれた狭い通路。無理やり蜘蛛の巣を突破していったところ、人影が。どうやら清掃員だったようで、相手もこちらを見て驚いた様子。特にアクションもなく進行します。


続いて、広がるのは大きな歯車が激しく動く、細い通路。巻き込まれたらひとたまりもありません。道中には傷だらけの人が立っていますが、どういうわけか車いすは問答無用で前進し、相手は歯車の中へ音もなく沈んでいきます。


そして道はついに途切れてしまいました。どうやらここが最後の部屋のようです。高所恐怖症を煽るようなロケーションを眺めていたところ水音とともに、先ほどの頭が破裂した女性が真下から登場。有無をいわさず胸にハサミを激しく突き立てられますが、二度目ということもあり驚きは少なめ。


いつの間にかどこかに消えた女性をよそに、赤い水はすぐそこまで迫ってきています。完全に水が頭まで浸かったと思いきや、濁った水の奥から女性が泳いでくる姿が見えます。よく見れば下半身は人間のものではありません。泳ぎを止めてゆっくりとこちらを窺う様子に、何も起こらないのかもと希望をいだきますが、そんな期待を裏切るように目の前の異形の女性は胸まで広がる大きな口を開いて、こちらを襲い、デモは終了。

◆感想


前提として“これはホラーゲームである”と身構えていたので、あまり恐怖を感じることはありませんでした。また、ゲーム側にもホラーゲームとして重要なファクターとなるプレイヤーの想像をかき立てる「物語性」であったり、自ら恐怖に足を踏み入れるアクションを起こさせる「選択的な物語の展開」もなく、あくまで本作には「VRというギミックをホラーで使用する時に有効となるだろう新しい表現の提示」といった側面が強く、演出は生理的嫌悪を主としたものを多く感じられました。

デモゆえのチープさや音響の貧弱さもあるため、やや迫力にかける印象でしたが、この映像的な迫力を武器に、近年のハイクオリティなゲームエンジンできちんと製作されたなら、ホラーゲームという市場を大きく進歩させるものになるのは間違いありません。
《scarecrow》

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