インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。 第74回のロコレポは、アークシステムワークスが2014年4月2日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『戦車3D』のプレイレポートをお届けします。 『戦車3D』は、3DSの立体視に対応した1人プレイ用の戦車バトルアクションゲーム。「タンクを操作して弾を撃って敵を倒す」という、シンプルなゲーム性が特徴の作品です。 ■シンプルな操作系の戦車バトルアクション 本作はミッションクリア型のゲームデザインで、下画面のレーダーマップを見ながら索敵、上画面で移動や照準など戦車の操縦を行います。敵戦車を破壊するなど、ステージごとに与えられたクリア条件を満たせばミッションクリア。 操作方法はスライドパッド(十字ボタン)で戦車の移動、Aボタンで砲撃するのが基本です。さらにL/Rボタンで砲塔を回転させたり、同時押しで敵をロックオンすることができます。また、より戦車らしい操作タイプも用意されていて、オプションで変更することができます。 ■長所と短所が異なる、3タイプの戦車をミッションごとに乗り換え可能 プレイヤーが使用できる戦車はライト型の「スカイタンク」、ヘビー型の「サニータンク」、アタック型の「フラワータンク」の3種類で、ミッションごとに乗り換えることが可能です。 「スカイタンク」は高い旋回性能と短いリロード速度による連射性能が特徴の軽戦車タイプで、火力に不安があるもののスピードを活かした戦術が魅力です。 「サニータンク」は旋回性能が低いものの最高速度は速く、その重量を活かして移動中に樹木をなぎ倒すこともできる重戦車タイプ。高い耐久力と長い射程距離を誇り、敵の戦車を迎え撃つ戦法がとれるため、個人的には一番オススメの戦車です。 「フラワータンク」は全タンクの中で最も高い攻撃力があり、さらに砲弾が着弾したときの攻撃範囲も広いので、複数の敵を相手にする場合に有利。ただし耐久力が極めて低い、いわゆる紙装甲の戦車であるため上級者向けです。 ■シングルプレイ専用の50ミッションが用意 ゲームモードはデビルタンク軍からパラダイスシティを取り戻すための戦いが描かれる「ストーリーミッションモード」と、クリアしたミッションを再プレイできる「フリーミッションモード」の2種類。本作はシングルプレイ専用のため、マルチプレイ用のモードは搭載されていません。 ミッション数は50ステージが用意されており、クリアすると5段階のクリアレベルに応じた「STAR」が報酬として与えられ、それを使って戦車をパワーアップさせることができます。パワーアップは戦車ごとに行うため、お気に入りの戦車だけをパワーアップすること可能。「ストーリーミッションモード」で報酬を取り逃した場合は、「フリーミッションモード」で取り直すことができます。 ■3DSの戦車アクションゲームは、結構な良作揃い! 『World of Tanks』の世界的なヒットにみられるように、最近は何かと人気の戦車アクションゲーム。本作は戦車の移動をスライドパッドで行う操作系やステージ構成など、全体的にシンプルなゲームデザインになっています。全50ミッションとボリューム的にはもう一声欲しかった気もしますが、3D立体視に対応したグラフィックとサウンドはなかなか迫力があり、カジュアルな戦車アクションゲームとして楽しむことができます。 3DSの戦車アクションゲームといえばレベルファイブの『虫けら戦車』 やシルバースタージャパンの『タッチバトル戦車3D-2』 などがありますが、いずれも良作なので合わせてプレイされてみてはいかがでしょうか。 『戦車3D』は、好評配信中で価格は700円(税込)です。 (c) ARC SYSTEM WORKS【ロコレポ】 by ロココ試作型 INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。 Twitter:@Rococo_TestType
《ロココ試作型》
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