開演時間と同時に映像が流れ、会場の視線はスクリーンに釘付けになっていました。映像終了後、富澤プロデューサー、吉村ディレクターが登場し、PS Vita版の特徴について、先日のSCEカンファレンス>
と同様の説明がありました。
今回発売が延期になった理由について、富澤氏は「Vitaとのマルチ展開をするために遅らせたというだけでなく、今後発表される様々な新コンセプトを落とし込むための開発期間として、改めてお時間を頂きたい」と説明しました。
続いては、ビジネスデイで公開になった映像が放映され、それをもとに新コンセプトについて、細かい説明が行われました。
まず最初に「必殺技(ブラッドアーツ)」について「改めてみても、かっこいいなぁ」と話した吉村氏から詳細が明らかにされました。自分が好きで使っている技を、より使い込むことで、進化していくのが必殺技です。しかも、さらに使い込むことで技が派生し、様々に分岐していくとのこと。実際に公開されたのは、前作にもあったバスターブレードのチャージクラッシュですが、新しい必殺技として習得することが可能です。操作性が変わったり、新たなシステムが搭載されたりするのではなく、今まで通り使い込むことで、必殺技を覚えることが可能になっているそうです。
ちなみにその数は吉村氏曰く「煩悩(108)の数なんて目じゃないくらいに実装される」とのことです。数が多いため、マルチプレイでも各プレイヤーごとの個性が出せ、また、やり込み要素にもなっています。
続いて、紹介されたのが「キャラクターエピソード」という新システムで、多くのNPCキャラが登場する本作では、よりそれぞれの個性や魅力を出すために、専用のミッションが用意されるとのこと。仲間のキャラには、もちろん前作キャラがいるだけでなく、それぞれ必殺技があるということで、絆を深めることで、プレイヤーキャラと同じく、進化させていくことができます。もちろん主人公は前作同様にキャラクリエイトが可能です。
最後に説明された「無線システム」は、ミッションの際に重要になってくるシステムだということです。アラガミの乱入位置を正確に指示してくれたり、プランを決めながらバトルができるようになっています。戦闘中はボイスとテキストで情報が表示され、能率的にミッションをクリアする方法を提示してくれるそうです。
ゲームの説明が終わったところで、エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ役の阿澄佳奈さんと、藤木コウタ役の阪口大助さんは神機を片手に登場しました。阪口さん演じるコウタは前作から成長し、ついに上の立場の人間になっているとのこと。「一生小間使いだと思ってた」と阪口さんは語りましたが、どのような成長を遂げているのか注目されます。
阿澄さん演じるエリナは、今回新たに参戦するキャラですが、前作で非業の死を遂げたエリック・デア=フォーゲルヴァイデの妹です。エリックの人気から登場が決まった(?)とのこと。ちなみに前作にも「アナグラ」の中にモブキャラとして登場していたので、会場の中でもすでにエリナを知っている人が多くいました。
ここで、本作のメインプランナーとして関わる株式会社シフトの山本雄太氏が登場し、戦闘についての実機を使った解説が行われました。先ほど説明のあった必殺技の紹介では、チャージスピアが初公開されました。使い込んでいくと、手にしている槍の周辺にも別の槍が出てきて、より攻撃範囲や威力が上がるそうです。また、PS Vita版では、前作登場したモンスターでも、全く違った印象を受けるほどグラフィックが格段にパワーアップしているということも、開発陣から改めて強調されました。
実機デモが終了後、山本氏は降壇し、今後の展開について様々な情報が展開になりました。まず、ビジネスデイのイベントで台場カノンの参戦が明かされましたが、カノン演じる広橋涼さんと、藤澤ディレクターがパーソナリティを務めるウェブラジオ「project G.E. presents 台場カノンのGE>> RADIO」の配信が決定しました。配信は毎月1回バナフェスタウンで行われます。10月15日より開始予定で、リスナーと双方向で情報をやりとりする番組になるそうです。
そして、さらなる新キャラの登場も明らかになりました。本作と前作の間をつなぐストーリーが展開されているマンガ「GOD EATER the 2nd break」に登場する、謎の歌姫「芦原ユノ」が『ゴッドイーター2』にも登場することが決定しました。
そして、ここで、ユノの歌パートを担当する歌手のyu‐yuさんが登場しました。『ゴッドイーター』の代表曲である「神と人と」の日本語バージョンを初めて会場で披露しました。富澤氏によれば、今回新たに直訳ではない日本語バージョンを作り、より自然な日本語で世界観を表す歌詞になっているということです。
ゲームシステムからキャストトークに歌の披露と、盛りだくさんのステージは、出演者からの熱いメッセージが述べられキャストは降壇していきました。
ところが、なんと全員がステージに再登場。正真正銘のラストは、「エリック!上だ!」という名シーンのセリフを出演者が叫ぶという、素敵な(?)演出で、会場と出演者が一体となって、終演となりました。
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