元々Trinigyによって開発されてきた「Vision Engine」は全て主要プラットフォームに対応したゲームエンジン。直感的なエディターと実行環境が提供されること、そしてHavokのミドルウェアテクノロジーが完全統合されていることが特徴となります。また、柔軟な拡張に対応するのも大きな優位点です。最新のアップデートではPSVita、iOS/Androidなどモバイル端末のサポートが追加されたほか、音楽再生の「fmod」の同梱、64ビット対応などが行われました。
世界では既に200タイトル以上の採用実績があるゲームエンジンで、担当者によれば現状国内でのリリース実績は無いものの、既に日本のデベロッパー向けのライセンスも契約があるそうです。CEDECでの反応も良好だったとのことで、今後に期待が持てそうです。
ちなみにHavokでは既存のミドルウェアも含めて、日本国内の日本人スタッフによる技術サポートを実施。きめ細かいサポートもゲームエンジンの検討の際には重要なポイントとなりそうです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回
-
YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ
-
ハドソン、アーバンライフスタイルブランド「8SK」を展開
-
任天堂東京製作部を探る
-
任天堂ミュージアムに行ってきました!
-
カプコン、『バイオハザード4』などで写真を無断使用したとして提訴される―損害賠償請求は1,200万ドル以上に
-
【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
レア社の創業者であるスタンパー兄弟が退社