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【そそれぽ】第27回:街に溢れる電波が攻略の鍵になる!『電波人間のRPG』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

  • 筆者お気に入り「みつひこ」のQRコード
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第27回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

2月は早いです。まるで時空が歪んでいるかのよう。2週目ということは、つまり【そそれぽ】的にはもう今月は折り返し地点なわけですね。今年は閏年とは言え、やっぱり早い。31日ある月から1日ずつぐらいもらってテキトーに帳尻を合わせれば良いのにとも思うわけですが、実は月の日数は古代ローマ時代に由来するとのこと。当時の皇帝の方たち、どうか再調整をよろしくお願いします。

というわけで、今回プレイするのは、ジニアス・ソノリティのニンテンドー3DSダウンロードソフト『電波人間のRPG』です。

緊急増刊号で体験版のプレイをお届けした本作の製品版が、『ニンテンドーeショップ』にいよいよ登場。体験版はゲームの基本的な部分と序盤の一部がプレイ出来る内容でしたが、製品版ではもちろん本作をフルで堪能することができます。体験版だけでも、ARを使って現実世界に舞っている「電波人間」をつかまえて仲間にする独特なシステムに加え、カワイイ雰囲気とは裏腹に洗練されたJ-RPGを十分に感じさせてくれる内容でした。製品版では更にそれらの要素が深まって味わえると思われますが、果たして・・・。それでは早速プレイしていきましょう。


■体験版から引き継ぐ
体験版の「船着き場」は、製品版に引き継ぐためのセーブデータを作る場になっています。体験版から製品版にデータを引き継ぎたい方は、「船着き場」に行って、案内に従ってセーブデータを作りましょう。製品版で「つづきから」を選ぶと体験版の続きから遊ぶことができます。


■更に充実する「デンパ島」の施設
冒険を進めると体験版以上に施設が充実していきます。中でも特に気になる施設は「パソコン」。体験版では利用することが出来なかったQRコードを利用した「電波人間」のやり取りを他のプレイヤーとできるようになります。画像は筆者のお気に入り「みつひこ」のQRコードです。色は特長のない「黒」ですが、高ステータスで「ふっかつ」持ち。ピンチのとき、彼を軸に起死回生したことが何度もありました。良かったら、ウチの「みつひこ」を使ってあげて下さいな(笑)

「精霊のほこら」では、ダウン状態で「デンパ島」に戻ったり全滅した際に別れた「電波人間」を、アイテム「おそなえもの」を使って呼び戻すことができます。別れた「電波人間」は、同じ電波を見つけることで再び「電波人間キャッチ」で捕まえることも可能ですが、それが難しい場合は「精霊のほこら」をうまく活用しましょう。ただし、QRコードで受け取った「電波人間」は「精霊のほこら」で呼び戻すことは出来ないの注意しましょう。


■外出先の「電波人間キャッチ」は「待ち戦法」
街に飛び交う電波をキャッチして3DSの画面に映し出される「電波人間」。「電波人間キャッチ」を出先でやるのは、ちょっと恥ずかしいなあと思っていたのですが、AR表示される「電波人間」たちを必死に追わず、「待ち」でキャッチするパターンもけっこうイケることがわかりました。

店などが密集しているところではもちろん「電波人間」も多く飛び交っています。そんな場所では、普通に3DSのゲームをプレイしている振りをして、「待ち戦法」でキャッチを試みましょう。筆者はこのパターンで、怪しまれずに「電波人間」たちをつかまえることが出来ました!このゲームはいかに良い「電波人間」を探せるかが攻略の鍵でもあるので死活問題なのです。


■「電波人間」収集の楽しさは攻略に直結
「キャッチ」をはじめるとどんどん色々な「電波人間」を集めたくなってしまいます。色、顔、体格、アンテナ(特技)の有無、特技の内容・・・つかまえてもつかまえても、もっと良いヤツがいるのではないかと、新たな電波人間を探したくなります。

しかし、実はその欲求はRPGの攻略そのものに直結していて、沢山集めた「電波人間」たちが役に立つ場面が巡ってきます。ダンジョンは基本的にモンスターの属性の傾向が決まっているので、攻略に有利なメンバーはダンジョンごとに異なってきます。ゴリ押しでもクリア出来るのですが、ゴリ押しが通じにくい難易度ではあるので、もし「いつものメンバー」じゃキツいと思ったら、「特技」や「色」など、攻略に有利な「電波人間」をパーティーに入れてみて下さい。


■「装備」と「服」選びは超重要
「電波人間」は「装備」と「服」を身に付けることが出来ます。「装備」は主にステータスアップ、「服」は防御力の底上げを中心に属性耐性の効果といった感じです(必ずしもそれだけではないです)。これらも、ダンジョンの属性の傾向に合わせてベストなものに替えていくことが攻略のポイントになってきます。

弱点を突く属性の「うでわ」を装備させてパワーで押し切るか、相手の属性攻撃から身を守る「おまもり」を装備させて戦略的に戦うか。それともHPやすばやさなどのステータスアップを図るか。どれを取っても一長一短で、「装備」だけでもかなり悩みます。もちろん「服」でも同じように悩むのですが、こちらは見た目にも反映されるので、似合う服を着せるか、攻略優先の服を着せるか、更なる悩みにぶつかること必至です。


■バトルがメイン
ここまで読んで頂いて薄々気付かれているかもしれませんが、本作はストーリーは軽めで、バトルをじっくり楽しむRPGと言えます。ただし、ゲームを進行するほどバトルの内容が大味になる傾向もあります。緻密な駆け引きは、バトル中というよりも、バトルの準備、即ち「電波人間キャッチ」、連れて行くメンバー、「装備」「服」決めで行われている感じです。


■ゴースト系のモンスターが強い
属性関係なく「ゴースト」系のモンスターにはかなり苦戦させられます。通常の攻撃が通らないので、特技を使用するか、あるいは「ゴーストバスター」になる「装備」や「服」を身につけなければなりません。「装備」「服」を変えると今度は通常のモンスター相手にも苦戦を強いられてしまうことも・・・。「ゴースト」系と他のモンスターが組み合わせて出現したときの絶望感・・・!

シンボルエンカウント方式ですが、気付かれないように進むか、階段や入り口に逃げ込むか、違うモンスターにぶつかりに行くか、といったことぐらいしかほとんど出来ないので、戦闘はほとんど避けられません。致命的なダメージを受けかねない「ゴースト」対策は忘れないようにしましょう。


■救済措置は充実
長いダンジョンには必ず「ワープホール」が存在します。「ワープホール」は「デンパ島」と行き来することが出来るので、パーティーが全快する上、「電波人間」を入れ替えたり、新たなアイテムを購入したりも出来るということです。個人的な手応えとしては、この「ワープホール」ありきな難易度だと思うので、「ワープホール」を見つけたら迷わず飛び込んで、「デンパ島」で態勢を整えましょう。


■一部操作や画面に戸惑うことも
場面によってメニューコマンドを開くボタンが「Y」だったり「X」だったりします。利便性を図っての仕様と思われますが、突如モンスターが想定外に現れてエンカウント回避不能で、回復をしようとメニューを開こうとしたときにボタン押し間違えてしまうなど、致命的なうっかりシチュエーションが筆者は結構ありました。個人的にはボタン操作は全場面で統一しても良かったのではないかと思います。

また「デンパ島マップ」や「ワールドマップ」を選ぶ際は下画面の一覧から選ぶのですが、上画面の操作から連続している際につい上画面を見ながら操作してしまい、思い通りに動かなくて戸惑うことも多かったです。


■総評:「電波人間」という隠れ蓑、内側はJ-RPG「らしさ」の塊
見た目こそ「電波人間」という独特かつ個性的なカワイイキャラクターが進行しますが、内容はどこまでもJ-RPG。ストーリーは非常にコンパクトにまとめられていますが、エンドロールを見るまでに15~20時間程度はかかるので、内容が物足りないということは決してありません。

難易度は少し高め。「電波人間」の色による戦闘での相性や、身に付けるものの影響が顕著に現れるので、沢山「電波人間」をつかまえておき、「装備」「服」を十分に整えつつモンスターとの相性を考えながら積極的に入れ替えた方が冒険し易いかもしれません。また、ダンジョンごとに「推奨レベル」が表示されているように、「レベル上げ」が必要なこともあると思います。1~2レベルの差で体感の難易度がかなり変わるように感じました。

古き良きRPGが好きな方には特にオススメです。グラフィックこそポリゴンですが、中身は非常にオールドテイスト。脳内でストーリーを補い、コツコツとレベル上げをしたりします。しかし、細かなインターフェイスやゲームのテンポは現代的なので、古いゲームを遊んでいるときに感じる「苦」は感じません。3DSなので、ちょっとした合間にちょっとだけレベル上げ出来るのも魅力的です。

また、カワイイキャラクターが活躍するゲームが好きな方にオススメです。ちょこまかと、あるいはワラワラと動く「電波人間」たちは街中を飛び交っているので、「服」も合わせて、お気に入りの見た目をした「電波人間」を集めたパーティーを結成するという遊び方も楽しそうです。


【そそれぽ】第27回、いかがでしたでしょうか?『電波人間のRPG』は本編へデータ引継ぎ可能な体験版も配信されているので、気になった方はぜひ体験版をチェックしてみてくださいね。次回もどうぞお楽しみに!

『電波人間のRPG』は、好評配信中で価格は800円(税込)です。

(C) 2012 Genius Sonority Inc.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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