長年この分野に精通し、特にゲーム関連で活躍している矢澤氏は世間一般で利用されている翻訳支援ツールを「大規模・文章向け・包括的製品」「シンプル製品」「開発中ソフトウェア特化型製品」の3つに分類。それらの全てを実際に利用した上で、それぞれの長所・短所を70ページ以上のドキュメントにまとめています。
矢澤氏は「俗に言うような銀の弾丸はない」とコメント。どのような製品にも向き不向きがあり、プロジェクトに適切な製品をチョイスすることが、翻訳精度の向上や納期に影響を与えると言います。翻訳支援ツールは大抵の場合、発注側が選択するものですが、その選択は実は大きな影響を与えます。
会場ではスライドで主な商品として挙げられている商品群のデモを見る事も出来ます。翻訳支援ツールも進化を続けていて、スタンドアロンのものだけでなく、インターネットで進捗状況を当事者間で共有できる「LocalizeDirect」というような製品もあるそうです(セガオブヨーロッパが採用しているそう)。
ぜひローカライズに関係する方はインタラクティブセッションで膨大な資料も用意されているこちらのブースに足を運んでみてください。
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