例えば、オンラインゲームをプレイするユーザーは休暇に興味があるかもしれないので休暇に関する広告を表示したり、コミュニケーションを楽しむ人には他のコミュニケーションデバイス、例えば携帯電話などを案内したり、長くプレイしているユーザーにはお腹がすいてませんか?とピザやコーラの広告を表示するということが考えられます。また、プレイの方法によって用心深い・冒険的・協力的といったプレイヤーの傾向も把握できます。
Googleでは人の行動をトラックすることで、より適切な広告を配信できると考えていて、またもそのような広告は単価もより高くなると考えられます。この技術はオンラインゲームだけでなくても、Wii・PS3・Xbox360などネットワークに接続されたゲーム機であればどれでも利用可能だと思われます。
適切な広告が表示されるというのはユーザーにとっても悪いことではないとは思いますが、そのためにどれだけの情報を使う事を許容するのか、というのはこれから合意が作られていかなければいけない部分だと思います。
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