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新ゲームエンジン『ゲームブリオ2.5』、国内開発者に受け入れられる?

エマージェントゲームテクノロジのマルチプラットフォーム対応ゲームエンジン「ゲームブリオ(Gamebryo)」の最新バージョン、「ゲームブリオ2.5」がリリースされるのにあわせて、都内でセミナーが開催されました。

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エマージェントゲームテクノロジのマルチプラットフォーム対応ゲームエンジン「ゲームブリオ(Gamebryo)」の最新バージョン、「ゲームブリオ2.5」がリリースされるのにあわせて、都内でセミナーが開催されました。

『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』や『Warhammer Online』に採用されているゲームエンジンで、低価格ながら開発者に扱いやすいゲームエンジンと評価されている製品です。PS3やXbox 360といったマルチコアの強力次世代機だけでなく、Wiiにも対応しており、『Speed Racer』で採用されているとのこと。適用可能なジャンルの広さも特徴だとしています。

今回の2.5では、Softimage XSI 6とのアニメーション連動に対応したほか(Max、Mayaについては従来バージョンで対応済み)、マルチコアへの対応も行われています。また、日本語でのサポートも提供されます。チュートリアルやデモを含むソースコードも提供され、カスタマイズも可能。

ゲームエンジンについては、国内では従来、タイトル(あるいはタイトルシリーズ)ごとに開発されるケースが多かったものの、Xbox360・PLAYSTATION3世代での開発にあたっては、カプコンの「MTフレームワーク」やスクウェア・エニックスの「ホワイトエンジン」など、大手ゲーム会社では会社単位で共通エンジンの内製化の動きも進んでいます。こうした環境の中で、日本語サポートが提供されるゲームブリオによって、外販のゲームエンジンが日本でも広がるのか、注目です。

ゲームブリオのライセンス料金はプラットフォームごとに異なり、価格(予価)は以下の通り。

 PS3・Xbox360:210,000ドル
 (ライセンス175,000ドル、年間サポート35,000ドル)
 Wii(バージョン2.3) 108,000ドル
 (ライセンス90,000ドル、年間サポート18,000ドル)
 PC 180,000ドル
 (ライセンス150,000ドル、年間サポート30,000ドル)
《伊藤雅俊》
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