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「闇落ちcrow」という呼び名には“ノーコメント”―体調不良のなか「TS戦」で存在感を示したZETA・crow選手にインタビュー

感情を無くしたこと、またIGL役を辞めたことがどうパフォーマンス向上に繋がったのでしょうか?プレイオフへの切符を掴むためにも、あと一勝をもぎ取りたいところです。

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「闇落ちcrow」という呼び名には“ノーコメント”―体調不良のなか「TS戦」で存在感を示したZETA・crow選手にインタビュー
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『VALORANT』のインターナショナルリーグ「VALORANT Champions Tour 2023: Pacific League」のWeek6にて、日本チーム「ZETA DIVISION(以下、ZETA)」は、フィリピンチーム「Team Secret」にマップスコア2-1で勝利を収めました。

今年6月に開催される「Masters Tokyo」に繋がるプレイオフ進出へ、着実に歩を進めている同チーム。とはいえ、まだ予断は許されない状況にあると言えます。

そんななかで今回は、頭に冷えピタ&マスク姿での出場でありながら、しっかりと存在感を示したcrow選手へ試合後にインタビューの機会を得ました。明らかに体調万全とは言えないなかの活躍の裏側はどのようなものだったのか、詳しくお伺いしました。

◆体調が良くないなか、自分たちの戦い方はできた

――試合お疲れ様でした。そして勝利おめでとうございます。まずインタビューを始める前に、ご体調は大丈夫ですか?

crow:これは自分の管理不足のせいなのですが……体調はそんなに良くないです。

――そんな大変ななかインタビューのご協力ありがとうございます……!では、本日の試合について振り返ってみていかがでしたか?

crow:まず自分たちの戦い方ができたなというのがひとつですね。今回、相手が2ndマップに「ロータス」をピックしたんですけど、今までBANをしていたなかでのピックだったので、相当な対策をしてきたと想定しつつ挑みました。スキルの合わせをはじめ、仕掛けてくる作戦も強くて、特にこちらが守りの時はいいようにやられてしまいましたね。

――そんな2ndマップでcrow選手はキルジョイピックでした。公式大会では初ですが、TENNN選手のヴァイパーピックと併せて理由を訊かせていただけますか?

crow:細かくは言えませんが、僕はいまフレックスな立ち位置なんです。他のみんなが適材適所、得意なエージェントを使用した上で空いているエージェントを選ぶという形ですね。テンキン(TENNN選手のあだ名)のヴァイパーは、1stマップ:スプリットでもピックしていたように強力です。割と僕はロール幅がある方なので、うまく適応できるようにしています。

――「ロータス」でのエージェント構成は、以前のRRQ戦から大きく変わりました。変更からの練習期間はどのくらいでしたか?

crow:こちらについても細かくは言えませんが、あまり長くはないですね。

色んなマップを練習する必要もあるし、リーグ戦なので情報を出してしまった後の修正だったりもあるので、どのマップも同じくらいやるとなると日数的にはあるんですが、色んなマップをやっているとそこまで多く練習はできていないという感じですね。

――では敗れてしまった先週のTLN戦から修正したこと、または意識を変えたことはありますか?

crow:意識に関してはそこまで変えていません。TLN戦の主な敗因は、相手のビックプレイが終盤に続いてしまい、その流れに持っていかれてしまったというものなので、自分達自体を変える必要性は感じていません。普段通りのプレイさえしていけば、これからも勝てると思っています。

◆「闇落ちcrow」という呼称には“ノーコメント”

――crow選手はいま、意図的に感情を出さないようにしているかと思います。それを維持するようになってからパフォーマンスに変化は起きましたか?

crow:もっと長い目で見ないとまだ分からないかもしれませんが、あまり“ブレることがなくなった”という感触です。相手にビックプレイをされても逆にこちらがビックプレイしても、大きく心拍数が上がることは無くなりました。今まではそういう時に手が震えていたりしていたんです。それと状況整理はかなりクリアにできるようになりました。

――ファンからは「闇堕ちcrow」と呼ばれたりもしています。この呼称についてはどう思っていますか?

crow:…………ノーコメントで。

――また個人的にはIGL役を辞めたことも、フィジカルに影響があるのではと思っています。crow選手自身はどう感じますか?

crow:世界的に見てもIGLを担うプレイヤーはリソースを割かれる分、ほかの4人に比べるとフィジカルは下がってしまいます。これは必然です。自分自身はあまり強くなったという実感がないのですが、リソースの割き方が変わったからこそ、戦いに行けるタイミングを図れるなど状況判断はかなり良くなっていると感じています。

――話は変わりますが、crow選手のKAY/Oは、味方のためにフラッシュドライブを投げていることが多く見受けられます。KAY/Oの運用においてコツはあったりしますか?

crow:KAY/Oの運用は使い手によってタイプが異なります。ブラジルのチームなどは自分用に近距離フラッシュを多用してキルを狙いに行くことが多いですが、割と僕は味方のために遠距離フラッシュを使用しています。

遠距離フラッシュはちゃんと投げれば本当に避けられません。フラッシュの効果時間も長いので味方のために使った方が強いです。フラッシュを投げる際はタイミングや、マップを見た上でどこに味方が欲しがっているのか、という点にかなり気を使っています。

――それでは最後に応援してくださっている皆さんや、大会視聴者の方々に一言お願いします!

crow:前回のTLN戦では負けてしまったんですけど、いまは4勝2敗になりました。ここからは本当に負けられない戦いが続きます。本当に「MastersTOKYO」を目指してみんな頑張っていますので、引き続き応援よろしくお願いします。


crow選手が最後に「本当に負けられない戦いが続く」と述べたように、現在「ZETA DIVISION」は4つのチームと同率の順位に着いています(総合では5位)。あと一勝を掴めれば、よりプレイオフ進出への道が鮮明になるなか、次戦は5月6日にシンガポールの強豪「PRX」が待ち受けます。

残り短い「VCT PACIFIC 2023」レギュラーシーズン。引き続きファンの惜しみない応援が、韓国で戦い続ける彼らにとって一番の支えになることでしょう。

《HR7@RUGs》
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