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『オクトパストラベラーII』懐かしく、新しく、美しいRPGが再臨! 「昼夜」や「底力」で広がる“あなただけ”の冒険譚

本日2月9日に、『オクトパストラベラーII』の序盤が楽しめる体験版の配信がスタートしました。それに先駆けてプレイする機会に恵まれたので、プレイレビューをいち早くお届けします。

ゲーム Nintendo Switch
『オクトパストラベラーII』懐かしく、新しく、美しいRPGが再臨! 「昼夜」や「底力」で広がる“あなただけ”の冒険譚
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家庭用ゲーム機の黎明期、ファミコンやスーパーファミコンなどが活躍した時代は、「ドット絵」と呼ばれる手法が主流でした。ですが、徐々にCGや3Dモデルを用いたゲームが増え始め、そちらが全盛期を迎えると、ドット絵は「レトロな表現」との印象が強まり、時代遅れだと感じる人が出始めます。

ですが、さらに時代を経るに従い、今度はドット絵の良さが見直されます。ハードの性能ゆえの選択ではなく、表現できる幅が広がった後も、能動的にドット絵を採用するゲームが途絶えることはありませんでした。優れたデフォルメ表現や、想像力を刺激する手段としてドット絵は再評価され、今日の地位を築くに至ります。

そんなドット絵の魅力を引き出しつつ、更なる進化を加えた手法「HD-2D」で描かれたRPG『オクトパストラベラー』が2018年7月に発売され、大きな注目を集めました。

『オクトパストラベラー』は、優れたゲーム性や引き込まれる物語なども評価されましたが、まず目を引いたのはそのビジュアル。ドット絵と3DCGによる演出やエフェクトを組み合わせ、空気感まで感じられるようなグラフィックを描き、ゲームファンからの関心を獲得。新規IPながら好調な売れ行きを見せ、「HD-2D」の素晴らしさを世に広めます。

新たな名作RPGが生まれてから4年半が経ち、「HD-2D」で表現された作品がいくつも生まれました。そして、シリーズ最新作であり、初のナンバリングタイトル『オクトパストラベラーII』が、2023年2月24日に登場します。(Steam版のみ2023年2月25日)

「HD-2D」を切り開いた作品の直接的な完全新作は、前作の魅力をどこまで受け継いでいるのか。また、どんな新要素を備えているのか。今回、発売に先駆けて『オクトパストラベラーII』に触れる機会に恵まれたので、本作のプレビューをいち早くお届けします。

なお、今回はプレビューなので、範囲は序盤(一部キャラの第1章~第2章程度)に限ったものとなります。また、プレイしたハードはPS4です。

■見た目よし、音楽よし、バトルよし! 前作の魅力を損なうことなく受け継いだ『オクトパストラベラーII』

最初に述べた通り、「HD-2D」作品の第1作目『オクトパストラベラー』は、ドット絵に新たな演出を加えてゲームファンを驚かせました。懐かしさもあるドット絵の表現を洗練させ、これまでにない魅力として輝かせることに成功。その特徴は、『オクトパストラベラーII』にも見事に受け継がれています。

デフォルメされて描かれる主人公や登場人物たちは、豊かなアクションで生き生きと動き回り、町や村の風景は生活感が感じられるほどきめ細かく描写されています。また、旅先には多彩な景色が待っており、時に牧歌的な風景が、時に厳しい極寒の地が美しく表現されています。

その実感をシンプルに表現すると、いい意味で「前作通り」。1作目で感じた懐かしく、しかし新たなビジュアルから受けた衝撃は、今回も変わることなくたっぷりと堪能できます。デフォルメながら様々なアクションポーズで、その行動や感情を豊かに表現している点も同様ですし、見る側の感情を大きく揺さぶってくれる雄弁なBGMの数々に今回も引き込まれます。

また本作はターン制RPGですが、戦いにおける戦略性を高める「ブレイク」と「ブースト」も健在。相手の弱点を突く「ブレイク」を活用すれば、相手を一時無力化できるうえに、与ダメージも上がるため、パーティが一丸となる実感も味わえます。

そして「ブースト」は、ターンごとに溜まるストックを消費することで、自分の行動を強化できる要素。「ブレイク」を早めるために手数を増やすもよし、ブレイク後の与ダメージ増加に使って畳みかけるもまたよしです。

「ブースト」使用後はストックが貯まらないので、こまめに使うとその分だけ溜まるペースが遅くなります。しかし溜める数には制限があるので、使いどころを見極めないと溜めきれずに溢れてしまう場合も。いかに無駄なく効果的に使い続けるか。その判断を要する戦闘は常に思考を刺激されるため、マンネリや飽きを招きにくいものになっています。

また、本作からの新要素「底力」は、いわゆる切り札のような存在です。相手をブレイクする度にゲージが増え、それが最大まで溜まると「底力」を任意のタイミングで発動できます。

「底力」の効果は主人公ごとに異なります。1ターンに2回行動したり、全体攻撃魔法を単体に集約させて威力を上げたり、弱点以外の攻撃でも「ブレイク」を狙えたりと、いずれも強力なものばかり。「底力」を活かす戦いをどのように組み立てるのか、それを考えるのも本作ならではの楽しさです。

まだ序盤の範囲ですが、ゲームバランスもかなり絶妙で、「ブレイク」と「ブースト」を駆使すると、窮地に追い込まれても打破できる道があり、手ごわいボスも初見でクリアできました。一方で、使わずに進むと雑魚であっても手ごわく、時には手痛いダメージを受けることも。

「ブレイク」と「ブースト」、そして「底力」の活用は、戦況を見極める視点や判断力などを求められますが、その分だけ戦闘を有利に進められます。苦労した分だけ楽になる──これもまた、RPGが持つ醍醐味のひとつであり、その楽しさを『オクトパストラベラーII』はしっかりと携えています。

次ページ:自由度の高さが“自分だけの冒険”として彩ってくれる

《臥待 弦》
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