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【吉田輝和の絵日記】無印版の良さを残してフルリメイク!アクションRPG『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』

細かいところではありますが、吉田おじさんいわく『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』の良さはジャンプ機能だそうです。

任天堂 Nintendo Switch
【吉田輝和の絵日記】無印版の良さを残してフルリメイク!アクションRPG『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』
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今回プレイするのは、スクウェア・エニックスが贈るニンテンドースイッチ向けソフト『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』です。

本作は、1995年にスーパーファミコン向けに発売されたアクションRPG『聖剣伝説3』のフルリメイク作品。グラフィックが2Dから3Dに進化しただけではなく、江口拓也さんや小松未可子さん、諸星すみれさんをはじめとした豪華声優陣によるキャラクターボイスの追加や育成システムの刷新などの新要素が多数含まれています。


90年代のスクウェア作品は神がかっていて、当時僕の周りには「スクウェアのゲームを買っとけば間違いない」なんて風潮さえありました。

そんな黄金時代を代表する『聖剣伝説3』がどのようにリメイクされたのか、プレイする前からドキドキです……!

主人公選択は最初にして一番の難関……!



遠い昔、世界を滅亡に導く「神獣」と、それを打ち倒そうとするマナの女神との戦いがあった。「マナの剣」により神獣は封印され、世界には平和が戻った。

そして時は流れ、神獣の封印を解き、世界を我が物にしようと企むものたちが現れるのだった……。


まずは6人のキャラクターの中から主人公を1人、仲間を2人選択する。

主人公によって物語の展開が変わるし、仲間によって会話パートも違ってくるので、選ぶのに非常に時間がかかる。


オリジナル版をプレイしていた小学生の頃も、誰を主人公にして誰を仲間にするか大いに悩んでいた。

ゲーム情報誌を広げてオリジナル版の情報を読みふけり、決めるのに丸一日を要したのを覚えている。たしかホークアイを主人公に、リース、シャルロットというパーティーにしたんだった。


ちなみに、先日配信された体験版でもホークアイを主人公にしていたのだが、今回はケヴィンを主人公にし、仲間はアンジェラとシャルロット。3人パーティーの決定だ!

正統派な剣士や魔法を使うトリッキーなキャラクターも好きだが、拳で戦うキャラクターが一番爽快感があって好きなのだ!

ケヴィンの拳が唸る!操作キャラは爽快感重視



ケヴィンは獣人王である父親から冷徹な戦闘マシーンになるよう、厳しく育てられていた。だが、ちびウルフのカールとの出会いにより、優しさと愛に目覚めていく……。


しかし、カールが突如として凶暴化し、ケヴィンに襲いかかる。


不本意ながらカールとの戦いが始まった。チュートリアルイベントだ。

プレイヤーキャラクターは基本的に弱攻撃と強攻撃が繰り出せる。これらのコマンドを組み合わせればコンボが繋がるし、ジャンプボタンと組み合わせればジャンプ攻撃や降下攻撃も可能だ。

オリジナル版が特技や必殺技を駆使して戦略的に戦うバトルシステムに対して、本作はアクション中心になっていて爽快感を感じる。


敵を攻撃すると出現する青いかけらを拾うとSPゲージが貯まる。ゲージが貯まると発動できる必殺技は、爽快感があって気持ち良い!


ちなみに、ケヴィンは夜になると獣人化し、敵に与えるダメージも増加するので、ついつい夜が待ち遠しくなるぞ。


このチュートリアルは、湧き上がる獣人の血を抑えきれずに親友を手にかけてしまう悲しいイベントなのだが、ケヴィンのパワフルさにウキウキしてしまう。


カールを凶暴化させた犯人である死を喰らう男から「カールを蘇らせる方法がある」と聞かされ、それを信じて光の司祭のもとに行くのがケヴィンのストーリーだ。

他のキャラクターを主人公に選んでいれば、また違ったストーリーが展開していくぞ。

大迫力のパーティーバトル!



ザコ敵はフィールド上に徘徊しており、近付くとシームレスにバトルが始まる。バトルエリアの外に出れば逃げられるのだが、ケヴィンのパワフルさが楽しくて、ついつい敵を殲滅してしまう。


最初に選んだ2人の仲間はプロローグを終えた後、すぐに加入するぞ。

バトル中はいつでも操作キャラを変更出来るので、ケヴィンによる接近戦だけではなく、シャルロットやアンジェラの魔法を使った遠距離バトルも楽しめる。

仲間がいるとバトルも賑やかになり、シャルロットやアンジェラの特技や必殺技が飛び交って迫力が増してきた。バトルのテンポも良くなったな。


仲間は、どの程度の割合で特技や必殺技を使用するかなどの行動を設定出来る。

積極的に戦っていきたいなら特技・必殺技をMAXにしてもいいだろう。ここらへんは状況を鑑みて切り替えていくのもいいかもしれない。

探索要素も豊富!ジャンプ機能もいい感じ!



ジャンプや攻撃が出来るのはバトル中だけではなく、町中であろうとフィールド上のどこでも可能だ。

僕はフィールドを自由に動き回れる系のゲームにおいて、一番重要視しているのがジャンプだ。ジャンプが無いゲームだと、膝上程度の高さの障害物でもいちいち迂回しなければならないし、地味にストレスがかかってしまう。


本作では、細かい段差を飛び越えられるのはもちろん、階段の側面や崖から飛び降りてショートカットも出来るので、フィールドの探索が楽になる。


また、本作で新しく追加されたサボテン君探しもジャンプのおかげで楽しく行える。

世界各地にいるサボテン君を発見すると、その発見数に応じて、バトルで得られる経験値が増加することがあったり、アイテム販売価格が安くなったりと様々な特典がもらえるのだ。


ピョンピョン飛びながら楽しくサボテン君を探すぜ!


そういえば、攻撃するボタンと話しかけるボタンが一緒のため、ちょくちょく善良な一般市民の前で拳を振り回してしまうことがよくあった。

まるで暴漢……。

性能重視?見た目重視?クラスチェンジ!



レベルアップ時に入手出来るポイントを割り振って各パラメーターを強化していく要素は、オリジナル版でもあったが、本作では、さらに様々な効果が付与されるアビリティが習得出来るようになった。


アビリティの中には、習得者以外も装備できるリンクアビリティがある。

リンクアビリティによって、ひとりのキャラクターの強化が他のキャラクターの強化にも繋がるので非常に奥深いのだ。どのアビリティを装備するか悩むだけで1日が終わりそう。


そしてストーリーを進めていくとクラスチェンジ出来るようになる。

成長傾向の違う2つクラスのどちらかを選ぶのだが、選んだクラスによって習得出来る技や魔法が変わるので、最初のキャラクター選択に次いで悩むポイントだ。

バランスの良いクラスにするか、何かに特化したクラスにするか悩み抜いた結果、性能より見た目で決めた。


性能は大事だが、やはり見た目も大事だろう。


アンジェラは光のソーサレス、闇のデルヴァーのクラスが選択可能だったので、僕はデルヴァーを選んだ。

選んだ理由は黒い衣装が格好良かったからであって、よりスケベな見た目のクラスを選んだわけではないぞ。ないぞ。


今の時代に合せて遊びやすくなっていたり、新要素が多数追加されていたものの、オリジナル版の良さを損なうことのない良リメイクでした!

BGMがオリジナル音源とアレンジ音源の切り替えが出来るのも嬉しかったです。アレンジ音源も僕の好みにあったものだったので、ちょくちょく切り替えてプレイしていました。


プレイしていない時は、DL購入したアレンジ版のサントラを聞きながら公式アートブックを読んでます。当時もオリジナル版にかなりハマっていたのですが、リメイク版はそれ以上ハマっているかもしれません……!

難易度はゲーム中に変更可能なこともあり、アクションが苦手な方でもプレイしやすいと想います。僕はノーマル難易度でプレイしていましたが、詰まる箇所はありませんでした。なんなら最初のキャラクター選択が一番時間を費やしたくらいです。

ただ1つ不満点を挙げると、協力プレイにも対応してほしかったですね。オリジナル版にあった2人協力プレイもなくなっていたので残念でした。

僕がプレイしたスイッチ版は携帯モードでどこでもプレイ出来る利便性はあるものの、PS4/PC版と比べると画質がやや落ちます。まあプレイして気になるほどではないのですが。プレイスタイルに合わせてお好みでどうぞ。

『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』は、PS4/PC/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームタイトルがありましたら、こちらの申込みフォームで教えてください!すべての要望には応えられませんが、それでも出来るかぎり応えていきたいと思います。
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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