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ゲームは一日一時間!『Days Gone』最後の10時間目で、サラの新たな手がかりが! 過酷な世界の“希望と現実”が交錯する──【特集】

ゴールデンウィークに、『Days Gone』を一日一時間ずつ、10連休で10時間遊ぶこの企画も、いよいよ最終回となりました。果たして10時間でどこまで遊べるのか、実際のプレイを通してお届けします。

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!注意!
本記事には『Days Gone』のネタバレが含まれています。


ゴールデンウィークを活用し、『Days Gone』を一日一時間ずつプレイしてきたこの企画。早いもので、とうとう10時間目を迎えました。この企画も、今回でいよいよ最後。同時に、この10連休も終わりを迎えます。・・・終わりたくない! もっと休みを!!

どれだけ抗っても時間は進みますし、過酷さを嘆いたところで生き抜かなければなりません。人が生きるだけで精一杯な『Days Gone』では、誰もが何かしらの苦労を背負って生きています。労働に励んでキャンプで生活する者もいれば、接点は持ちつつも群れには混ざらずに生きるドリフターもいます。ルールを破る野盗は、もちろん褒められた生き方ではありませんが、それも彼らが選んだ生存競争のひとつなのでしょう。

放浪を続けるディーコンは、拠点を決めずにさすらうドリフターのひとり。彼の人生の意味と価値に大きな影響を与えていた女性・サラの死が、ディーコンに空虚と後悔をもたらしていました。しかし、彼女が生存している可能性がわずかながらも示され、その鍵を握るであろうNEROのオブライアンとの接点を求め、今日もオレゴンに旅立ちます。

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◆過酷な世界の日常の中で見出す“希望と現実”─ディーコンの決意は、新たな未来に繋がるのか



ホットスプリングキャンプからの信頼を勝ち取るため、依頼された仕事を果たしたり、野盗のキャンプを制圧していたら、ようやく信頼度がLV2に! コープランドの使いっ走りに見切りをつけ、こちらに集中していた努力がようやく実を結びました。


武器屋に早速向かい、購入したのはリトルスタッビー。サブウェポンとして使えるショットガンです。これまでのサブウェポンは、ヘッドショットをしない限り、かなりの弾数を打ち込まないと敵を倒せなかったので、これで随分楽になる・・・はず!


メインウェポンにもショットガンはありますが、今まで使っていたものは弾数が少ないので、いざという時に弾切れを起こしそうで頼りにくい面がありました。いやまあ、ステルスキルキルか壊れないナイフを酷使する格闘ばっかり使ってましたけどね! でも、前回の熊のように、いつ強敵が現れるか分からないので、ある程度ダメージが稼げて、かつ継戦能力のある武器は必需品でしょう。


そして、タッカーからまた新たな仕事が。このキャンプに来たローズという女性が消えたので、見つけてきて欲しいとのこと。NEROの難民キャンプあたりにいたという目撃情報があるので、まずはそこへ向かいました。



ちなみに現場には、やはり感染者の姿が。もしかすると、すでにヤラれてしまった可能性もあります。



それでも、一通り捜索を・・・と思い、電波塔にも登ってみました。すると、捜していた女性・ローズを発見。縛られているので、早速助けようとロープを切りますが、なぜか嫌がる態度を見せます。


話を聞いてみると、どうやらタッカーとソリが合わなかった模様。「食事をくれなかったの・・・私があの人の命令を聞かないからって・・・」との台詞だけでは、どちらが悪いのかは判断しづらいところです。とはいえ、無理に連れ帰ることも出来ないので、判断を委ねる形でその場を後にしました。


そして、サラに繋がる新たな手がかりを求め、バイクを走らせるディーコン。


感染者や野盗に出会うのも、決して珍しい話ではありません。オレゴンは過酷。



晴れ、ところによってはスナイプ。


その後、血の雨が降ることでしょう。



そんなディーコンの苦労は、ここでようやく報われる片鱗を見せました。以前手に入れたNEROの無線機から、なんとオブライアンの声が! サラを任せたヘリに同乗していた彼を問いつめれば、何か分かるかもしれません。


無線を頼りに、NEROのヘリを発見。兵士たちに囲まれ、防護服に身を包んでいるのがオブライアンと思われます。NEROの兵士には敵わないので、なんとか見つからずに近づくしかありません。


警護は厳しいものの、奥へと進むごとに兵士が持ち場につきます。その分、身近にいる兵士の数は減っていくため、どこかでチャンスがありそうです。



調査のために訪れたらしいオブライアンは、動物の死肉をじっくりと観察。彼の邪魔をしないためか、最後の兵士もその場を去りました。



この機会を見逃さず、オブライアンの背後に回るディーコン。相手に声を上げさせる暇もなく、銃を突きつけます。


そして、向かったはずのキャンプは全滅したのに、彼が生きている理由を問いつめました。すると・・・。



向かった時点でキャンプは壊滅していたため、別のキャンプに向かったと答えるオブライアン。ということは、サラもあのキャンプには行っていないはず。生存の可能性が、わずかながら出てきました。


その後サラがどうなったかは、研究班に転属されたので知らないとのこと。「約束はできないけど調べてみる」と告げるオブライアンに、「連絡がなければ、どんな手を使ってもお前を見つけ出す」とディーコンは詰め寄ります。



ディーコンは決して穏やかな人間とは言えませんが、この過酷な世界にいながらも、暴力に酔いしれることもなければ、リサの一件のように他人への気遣いを見せる面もあります。一変した社会の中でも人間らしさを手放さない彼の姿勢には、頭が下がる思いです。


そんなディーコンの心情を、オブライアンも汲み取ります。ですが同時に、「誰かを失くしたのは、君だけじゃない」との言葉も残しました。このパンデミックで、おそらくオブライアンも誰かの死を受け止めたのでしょう。そして彼だけでなく、この世界で今生きている誰もが。綺麗事の正論、という一言では切り捨てられない重さを感じます。


かすかな糸をたぐり寄せ、新たな希望を掴んだディーコン。しかしその顔は、決して晴れやかとは言えないものでした。まだサラの生存が定かではない不安か、それでもなお希望を捨てられない自身を省みているのか。その真意は、彼にしか分かりません。


新たな手がかりを、決して離すまいと宣言するディーコン。物語だけでなく、彼の人生もまた動き出したのでしょう。10時間のプレイでは、残念ながらここまでの道のりとなりましたが、今後の展開も実に気になるばかりです。


オープンワールドのゲームなので、進行度はプレイヤーによって異なりますが、この10時間を振り返ると、チュートリアル的な「このゲームで出来ること」と、物語の展開がちょうどいいバランスで用意されており、ゲームデザインに力を入れているのが感じられました。ゴールデンウィーク後もこまめにプレイを続け、この結末を見届けようと思います。さあ、ディーコンの明日はどっちだ!


ちなみに、次に取りかかれるミッションは、「コープランドから鹿の追跡方法を教わる」です。なにこの急な温度差! またヤツの使いっ走りとは!! 『Days Gone』の世界は今日も厳しい・・・。


《臥待 弦》
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