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およそ20年ぶりに最新ハードで蘇る『シェンムー I&II』―“伝説のゲーム”と呼ばれる所以とは

およそ20年ぶりに最新ハードで蘇る『シェンムー I&II』。先行プレイを通して、その“伝説”たる所以を垣間見ました。

ソニー PS4
およそ20年ぶりに最新ハードで蘇る『シェンムー I&II』―“伝説のゲーム”と呼ばれる所以とは
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“伝説のゲーム”として語り継がれるドリームキャスト用アクションアドベンチャー『シェンムー 一章 横須賀』(1999年)と『シェンムーII』(2001年)が11月22日、画質の向上やUIなど調整がされたうえで一つのパッケージにまとめられたPS4用『シェンムー I&II』として発売されます。先行プレイを通して、その“伝説”たる所以を垣間見ました。


先に感想を述べますと、とにもかくにも遊び心満載で自由度の高さが際立っています。おまけに、全11章の構成の大風呂敷が広げられているため(『シェンムーII』までで6章分、未完の大作となっている)、パッケージで大々的に映るヒロインが本篇でなかなか出てきません。ですが、クラウドファンディングを通した『シェンムーIII』開発が発表。2019年8月27日に発売が予定されており、ファンの期待が高まりつつあります。そんな中での『シェンムー I&II』の発売。一度、どのようなゲームだったのか振り返ってみましょう。

では、ざっと説明していきますと、毎日おこづかいをもらい、


ガチャを回してコレクションしたり、


人間の限界を気にせずにジュースを飲んだり(当たり缶まである)、





ゲームを遊んだり、



およそストーリーと関係が無いプレイイングを思う存分楽しむこともできます。そのほかにも夜8時を過ぎたらベッドで眠れたり、家の戸棚や冷蔵庫を開けることができたり、カセットテープで音楽が聴けたり、細かい所まで仕掛けがたくさんあります。

3Dオープンワールドゲームの先駆けと言われる本作の評価が高い理由を挙げるなら、3Dで忠実に再現された街並みを隅々まで探索できる、街を歩く脇役を含めた全キャラクターのフルボイスが実装されている、モーションキャプチャーによるキャラクターの精細な演出がある、朝から夜までの時間経過で見られる人々のリアルな生活の営みの世界観などありますが、圧倒的な遊び心を感じるのが大きいでしょう。一方で、ストーリー自体はシリアスです。

父親を殺された復讐の物語



1986年の横須賀から物語の幕は上がります。ある日、主人公で高校三年生の芭月涼が帰宅すると、芭月流柔術の達人である父・芭月巌と、中華服を着た謎の男が道場で睨み合っているのを目撃します。


圧倒的にシリアスなプロローグ

「鏡を渡せ」という男の要求を拒否したために戦うこととなり、巌は為す術もなく完敗。さらに涼を人質に取られたことで鏡のありかを伝えてしまい、涼の目の前で男に殺されてしまうのでした。




格闘ゲームでもイケそうな王道的な展開

数日後、立ち直った涼は父親の復讐をするため、謎の男を探し出すことを決意します。


さて、ここからもうずっと自由行動です。男が道場に乗り込んできた日に目撃した人たちの情報を集めて迫るメインの部分と並行して、大いに寄り道を楽しむことができます。街を隅々まで探索して全てを解き明かしましょう。ただし、期日までにエンディングに辿り着かないとゲームオーバーになるので遊びすぎには注意です。

作中では人々のリアルな生活を再現しており、時間帯ごとに行動が違ってきます。夜遅くになると店が閉まったり、逆にバーなど夜にしか開かない店があったり、朝から晩まで経過していく時間に合わせて行動する必要があります(ゲームの1日はリアルだと1時間ほど)。一章では夜11時半を過ぎると稲さんが心配しているので、強制的に自宅に帰還するようになっています。


あと、稲さんが毎日500円を玄関に置いてくれるとはいえ、使い切ったらそれまでなので金銭感覚も大事にしましょう。


選択肢とQTE(クイック・タイマー・イベント)


ゲームを進める上でその都度、どう行動するかを迫られる選択肢と、表示されたコマンドに従ってボタンを押すことが求められるQTEがあります。後者はヤンキーの攻撃を躱すなど突発的に発生しますが、例え失敗したとしてもゲームオーバーにはならず、やり直せたり別のルートを行けば良かったり、ゲームを楽しむうえで困ることはありません。

猫に与える餌を選ぶシーン

ヤンキーに負けた時は悔しかったのでリベンジしました

格闘


本作のディレクターである鈴木裕氏が、3D格闘ゲーム『バーチャファイター』の生みの親でもあることから、涼を通して実際の格闘ゲームのようなアクションを楽しむことができます。


公園や自室、道場などで修行を積むことができ、新たに必殺技コマンドを発見することで戦略の幅は広がっていきます。


どう進めたら良いか迷った時は…



ともすれば自由度の高さから、どこに行ったらいいか分からなくなる不安を抱くかもしれませんが、涼を通して集めた情報は自動で「メモ帳」に記録され、次に向かう先が分かるようになっています。


それでも行き詰まったら、占い師に占ってもらうことで道が切り開かれるかもしれません。なお、街の人に話を聞いて回る時は過度な期待は寄せないようにしましょう。

なぜなら…





会話すら成立しないことがしばしばです。同様に、アパートや一軒家なども訪れることができますが留守であることが多いです。逆に言うと、情報をくれる人とそうでない人が分かりやすくなっていて、「○○さんが~」と誘導してくれます。

話してくれる人は、めっちゃ話してくれる

舞台は横須賀から香港へ



壮大な物語構成になっているため、『シェンムー 一章 横須賀』エンディングまで辿り着いても完結しません。涼は組織を追いかけて香港に向かうことになります。『シェンムーII』(香港編)では外国ならではのトラブルに合うのですが、可愛い女の子ジョイが登場します。

ラブコメの王道的な出会いが見られる。良い意味でベタベタな展開なのが面白い


涼を気にかけて色々と助けてくれるジョイとの間に恋の予感?を抱きつつ、リアルに再現された香港という日本とは全く違う街並みを探索できるのは楽しいです。

もちろん、外国の洗礼は厳しいもの。日本だと話しかけても拒絶されるくらいですみますが、香港ではマネー的なものを要求されます。金がないと最悪、殴られかねません。なんとも世知辛い。



香港ではおこづかいをくれる稲さんがいないので、アルバイトかギャンブルでお金を稼ぐ必要があります。

お金がかかったアームレスリング勝負

ものすごく健全だぞ、涼!

ギャンブルはともかく、アルバイトをしている涼を見ると、成長したな!と思ってしまいました。


ホテル代を稼ぐためにギャンブル「落とし玉」の店番のアルバイト中。お客さんと勝負して勝ったお金の半分がもらえるぞ

『シェンムー I&II』どうですか?やっていきませんか?

『シェンムー I&II』製品情報
(C)SEGA
《乃木章》

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