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『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

1人用の難易度が追加された「ムフェト・ジーヴァ」ですが、実際にソロでも勝てるのか? プレイヤースキル低すぎな筆者が挑んでみました。

ソニー PS4
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
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『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のマルチプレイ用モンスター「ムフェト・ジーヴァ」に、2020年12月のアップデートで1人、または2人プレイ用の難易度が追加されました。

次回作『モンスターハンターライズ』に向けて、アップデートが一区切りした本作。今回ムフェト・ジーヴァに難易度調整が行われたのも、マルチで人を集めるのが難しくなったから、ソロで挑めるようにしたと見て取れます。

筆者はプレイヤースキルの低さもあって、これまでムフェト・ジーヴァに挑むのを尻込みしてきました。しかし、1人用難易度が追加された今ならば気軽に挑めると言うもの。

筆者の腕前は、後に登場した「猛り爆ぜるブラキディオス」をなんとか1人で狩れるレベル。未だに素材や装飾品集めが終わらず装備・腕前も貧弱です。こんな下手くそでも、1人用ならば倒せるのか? そんな疑問と期待から、ムフェト・ジーヴァに挑んでみました。

1人用ムフェト・ジーヴァにさっそく挑戦!



さっそく挑んだムフェト・ジーヴァですが、序盤の数回は開始10分足らずでゲームオーバーとなりました。これは相手の動きや攻撃を知ることが目的だったので仕方ありません。ある程度の立ち回りを覚えてからが本番です。

筆者は太刀使いなので、ダメージの通りやすい前脚を積極的に狙っていきます。傷付けは必須らしいので、初手はクラッチクローでしっかり攻撃。スキル「クラッチ攻撃強化」が無くても、1回で傷付けができるのは良いですね。


ここでムフェト・ジーヴァ戦について簡単に説明。ムフェト・ジーヴァは体力が減少すると、エリアの「地脈エネルギー」を吸収します。そのエリアでの地脈エネルギーを吸い尽くすと、よりエネルギーが豊富な下層エリアへと移動するので、再び地脈エネルギーを減少させ、逃げ場のない最下層まで追い込み討伐する、これが基本的な流れです


エリアは全3層で構築。1回で狩れずとも、ムフェト・ジーヴァが吸収した地脈エネルギーは次回クエストにも引き継がれ、地脈エネルギーが尽きるまでのタイムを短縮できます。やればやるほど、討伐のチャンスが高まるわけです。


クエスト序盤の1層目は、ムフェト・ジーヴァもまだ本気を出してきません。厄介なのもありますが、基本的に避けやすい&見切りやすい攻撃ばかり。ダメージ量も許容範囲なので、簡単に死ぬことは無くなりました。

エリア内には「ツタ」と「落石」のギミックもあり、活用すれば効率的にエネルギー吸収ができます。というか、使わなければクリアは不可能です。ギミックに向けてムフェト・ジーヴァを移動させたいものの、上手くできないのが下手くその辛いところ。


結果的に1層目を終えたのは、クエスト開始から約15分後。ムフェト・ジーヴァ戦の制限時間は20分と短いうえ、討伐できるのは3層目です。残り5分で2層目なあたり、この戦いでの討伐は不可能だと悟りました。

ですが、この戦いで1層目の地脈エネルギーを減少させるのに成功しています。これは次回以降にも持ち越されるので、無駄な戦いではありません。

1戦目の影響で地脈エネルギーが減少

先ほどよりも早く2層目に行けました

立ち回りの良さや1戦目の頑張りもあり、2戦目では約10分で1層目を突破。続く2層目でもエネルギー吸収、つまりダメージを与えるのが目的ですが、ここからムフェト・ジーヴァの行動も変化します。


まず、特定のプレイヤーに攻撃を集中させる「敵視」が登場。この状態は危険度が増すものの、地脈エネルギーの消費を増加させます。マルチでは誰が敵視を取るかなどで大変そうですが、今はソロなので関係ありません。

ただし、先ほども言ったように危険度が増します。見切り斬りでも対処できない「広範囲時間差攻撃」や、周囲一帯を爆発させる「超広範囲攻撃」など、仕掛けてくるのは厄介で危険な攻撃ばかり。ここから死ぬ回数も格段に増えました。


それでも、なんとかダメージを与えて一撃必殺技「王の雫」を出させるのに成功。ムフェト・ジーヴァの必殺技ですが、岩の裏に隠れるだけで防げるので余裕です。「王の雫」の発動後には地脈エネルギーを吸収するため、この戦いも無駄ではありません。


2層目でも地脈エネルギーを吸収したため、1層目に比べれば微々たるもののゲージが減っています。戦いを繰り返せばどんどん楽になり、いつかクリアできるかもしれない!

……この時はまだ、そんな希望が残っていました。

苛烈な攻撃…下がるモチベーション…あと何回やれば討伐ですか?



2層目で「王の雫」を撃たせ、次の戦いに備えて地脈エネルギーを吸収させる……これを繰り返すうちに思いました、思ってしまいました。「やべぇ、つまらねぇ」と。

ムフェト・ジーヴァ戦でやることと言えば、攻撃に対処しつつ、ただひたすらに前脚を斬り続けるだけ。もちろん下手くそなので、プロハンターのように次々と攻撃はできませんし、敵の攻撃を避けきれるわけでもありません。


気を抜けばすぐ死にますし、範囲攻撃への対処もろくにできず吹っ飛ばされます。いくらダメージを与えても相手はケロッとしているくせに、こちらは1~2発で瀕死。ド根性ミツムツで復活したら置きブレスで即死など、うんざりする場面も何度かありました。


そもそも、ムフェト・ジーヴァと近接武器の相性が悪すぎたのです。近接を引き離す範囲攻撃を連発するうえ、敵視中にクラッチクローをすると超広範囲攻撃を発動。せっかく傷付けてもすぐに回復するし、再びクラッチクローをしても大技が来るしで、もう嫌になってきます。


そして極めつけは、地脈エネルギーのゲージ減少量です。こちらは4戦目を終えた時点のゲージですが、減った量は微々たるもの。戦いを繰り返せば楽になるのは事実、しかし4戦目でこれです。まだ3層目も残っているのに、あと何回この面白くない戦いをやればいいのか……。

1戦1戦の時間が20分と絶妙に長いこともあって、純粋にモチベーションの維持ができませんでした。あと、4戦目を終えた時点で寝落ちした結果、一定時間の未操作で起こる切断が発生。目覚めたら地脈エネルギーのゲージが全回復していました。心が折れました。

1人用は「腕試し目的」のクエストかも



上記以外でも何度か挑みましたが、結局のところモチベーションが持たず途中でやめました。1人用になったムフェト・ジーヴァですが、慣れれば戦闘は問題ありません。筆者のような下手くそでも、ある程度は攻撃して地脈エネルギーを減らせましたし、3乙せずにタイムアップを迎えることができました。

しかし、最終目標である“討伐”となると話は別。クエストを繰り返せばできそうですが、その繰り返す行為が精神的に辛いです。おまけによーく確認すると、1戦ごとにゲージ減少量も減っていました。ゲージ枯渇に何回戦えばいいのか想像ができません。

初めて2層目を減少させた際のゲージ(2戦目)

4戦目のゲージ。減少量が微々たるものですが少なくなっています

ネットで調べた情報によると、ムフェト・ジーヴァ自体は1人用に調整されたものの、地脈エネルギーの値はマルチ用と変わらないため、体力が減った分、回復に必要な地脈エネルギーも減り、1戦でのゲージ減少量が少なくなっているらしいです。ソロでゲージ枯渇を目指すのは現実的でない気がします。


ゲージ残量に関わらず1回の挑戦でムフェト・ジーヴァを討伐する「一撃周回」なる戦術もあるようですが、筆者にライトボウガンの技術は皆無です。ボウガンを使わない近接ハンターの挑戦動画を見ても、自身のプレイヤースキルでは真似できそうにありません。


個人的な結論を言えば、「1人用も増えたムフェト・ジーヴァだけど、結局はマルチで挑んだ方がいい」です。これからムフェト・ジーヴァに挑む新規へ向けたものではなく、実力者へ向けた腕試し用のクエストだと感じました。

もし1人で討伐を目指すならば、装備と腕前をしっかり鍛えるか、ライトボウガンを使った一撃周回を練習するかした方が良いでしょう。少なくとも、今の筆者では何時間もかけて地脈エネルギーを枯渇させるしか討伐方法は無さそうです。



ムフェト・ジーヴァが登場するクエスト「赤き龍」ですが、同じマルチプレイ用モンスター「マム・タロト」のクエストと約2週間おきに交互で配信されるため、挑める期間には限りがあります。

生産できる武器には「覚醒能力」なる独自のカスタマイズ要素があるほか、防具も優秀な性能を持つため、できることなら討伐したいモンスターであるムフェト・ジーヴァ。個人的には、地脈エネルギーを含めた再調整に期待したいところです。
《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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