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『すばらしきこのせかい -Final Remix-』ひとり“おすそわけプレイ”も可能! スイッチ版の特徴や新シナリオに迫るプレイレポをお届け─DS版の2画面戦闘はどうなった?

スクウェア・エニックスが2007年7月にリリースした『すばらしきこのせかい』は、ニンテンドーDSの特徴を活かしたゲーム性に加え、野村哲也氏が描くキャラクターデザインや高く評価された音楽面などの魅力も相まって、非常に満足度の高い一作として知られました。

任天堂 Nintendo Switch
『すばらしきこのせかい -Final Remix-』ひとり“おすそわけプレイ”も可能! スイッチ版の特徴や新シナリオに迫るプレイレポをお届け─DS版の2画面戦闘はどうなった?
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◆DS版とは大きく異なるバトル! 2人同時の「おすそわけプレイ」にも対応



本作の操作には、2種類の方法が用意されています。ひとつは、携帯モードの時に選択できる「タッチ操作」。もうひとつは、TVモードやテーブルモード時に行える「Joy-Con操作」です。

「タッチ操作」は、指一本でキャラの操作や技の発動などを全てこなすことができます。DS版は、十字キーなども併用したものの、攻撃などはタッチ操作がメインだったので、オリジナルに近い操作方法とも言えるでしょう。



タッチ操作では、ネクをドラッグ(=タッチし続けて移動させる)することで、ネク自身を移動させることが可能。これは、フィールドだけでなく、バトル中も同様です。また、攻撃手段である「サイキック」は、その内容に応じて様々なコマンドで発動可能。例えば、炎を生み出す「パイロキネシス」は、空間をドラッグすることで発動し、ノイズを焼き尽くします。

サイキックはそれぞれ、対応しているバッジを身に付けることで使用できます。また各サイキックはエネルギーが切れるとクールタイムが発生し、そのバトル中は一定時間使えなくなります。クールタイムが終われば再び使えるようになるので、その間回避に徹したり、別のサイキックで応戦するなどの戦略で臨みましょう。


もうひとつの「Joy-Con操作」は、傾けると画面上で動くポインターを目印に、攻撃の照準や移動先などの指定を行うモードです。Rボタン(もしくはLボタン)を押しっぱなしにしてポインタを動かすと、その位置にネクが移動。何も押さずに動かすとポインターだけが移動するので、ボタンを組み合わせることでドラッグやタップを行い、任意の位置にサイキックを繰り出します。



さらに、Xボタンを押すとスキャンを実行し、周囲の人間の思考を読み取ることが可能。本作では、情報収集するのにいちいち話しかける必要はなく、スキャンして一方的に読み取ることができます。

それぞれで説明した操作は、もちろんもうひとつの操作でも実行可能です。タッチ操作の場合は、戦闘は基本的に全てタッチだけで可能。メニュー画面などの呼びだしなども、対応するアイコンが画面内にあるので、そこを押すだけです。Joy-Con操作は、ポインターとボタンの組み合わせでバトルを行います。また、ボタンが機能に直結しており、例えばメニュー画面を終わらせる時に、いちいちBACKアイコンにカーソルを合わせずとも、Bボタンでダイレクトに終了させることができます。


このように、タッチ操作とJoy-Con操作にはそれぞれの特徴があり、プレイするモードに合わせて用意されています。どちらがよりしっくり来るかはプレイヤーとの相性になるので、実際に触ってみて確認するのがオススメです。

また、オリジナル曲の高音質化やアレンジ曲、そして新曲の追加により、バトルや物語が音楽面から更に盛り上がること間違いなし。収録曲は、スマホ版よりも増えて全92曲。オリジナル曲とアレンジ曲の切り替え可能なので、懐かしい雰囲気で楽しむもよし、新たな刺激に浸かるもまたよしです。



そして、操作方法についてもうひとつ押さえておきたいのが、ネクと共に戦うパートナーについてです。パートナーを連れていると、画面上にパートナー専用のバッジが表示され、戦闘をサポートしてくれます。例えばシキの場合は、敵をタップすることでバトル画面にシキが登場し、ノイズに攻撃を繰り出します。

ちなみにDS版のバトルは、上下2画面を駆使し、それぞれの画面でシキとパートナーが戦闘を行うというものでした。プレイヤーひとりで2つの画面をチェックし、それぞれを操作する戦闘は、慣れれば非常に刺激的で楽しめます。ですが、慣れる前はなかなか厳しく、手こずる方も少なくありませんでした。



そんなDS版とは大きく変わり、スマホ版と同様にバトルはひとつの画面に集約。そのため、バトルの感覚は少々変わりましたが、分かりやすさは本作の方が断然上です。また、ネクとパートナーの攻撃が噛み合うとコンボとなり、より大きなダメージを与えられるので、操作を極める楽しさは健在です。


さらに、本作ならではの見逃せない点は、「おすそわけプレイ」による2人同時プレイが可能なこと。フィールド時やADV形式の会話画面ではひとり分の操作しか受け付けませんが、バトル中は2人で遊ぶことが可能。ひとりはネクを、もうひとりはパートナーを操作してノイズに立ち向かいます。

おすそわけプレイ中のパートナーは体力などがなく、いわゆる無敵状態。パートナーでノイズを足止めしつつ、ネクが大技を繰り出す・・・というコンビネーションも、おすそわけプレイならではかもしれません。


ちなみに、おすそわけプレイといっても、必ずしも2人でプレイする必要はありません。右手と左手にそれぞれJoy-Conを持ち、左右でそれぞれのキャラを操作することもできます。とはいえ、このスタイルでプレイするのは、慣れ以上に脳の柔軟さが求められそうです。もちろん、習熟すればかなり有用な戦い方だと思いますし、何よりスイッチ版ならではの遊びとも言えるので、自信がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

◆新要素もたっぷり収録! 新ストーリー「A NEW DAY」は、本編終了後を描く“ハードモード”な物語!?




新バッジなどの嬉しい追加もありますが、やはり気になるのは、『-Final Remix-』ならではの新規シナリオ。「A NEW DAY」と名付けられたこの新たな物語は、本編が終了した後のネク達を描きます。


「A NEW DAY」では、“死神のゲーム”が再び展開。しかも今回は、“ハードモード”と銘打たれており、出現するノイズもひと味違う強さを備えています。そのため、「A NEW DAY」のプレイは本編クリア後がオススメ。シナリオの解放条件を満たすことが出来るタイミングも「本編の終盤」とのことなので、本編を進めつつしっかりと育成をしてから、「A NEW DAY」に挑むのが良さそうです。



主人公は、本編に引き続きネクが担当。そして、ビイトとパートナーを組む形に。また、「A NEW DAY」開始直後に“かわいすぎる死神”を名乗る「ココ」が登場し、2人に同行します。“ハードモード”な死神ゲームの幕開け、ネクの脳裏を過ぎる謎の映像、その映像に表れる少女、姿が見えないシキとライム……不可解な状況に直面するネクたちが、ここから如何なる物語を辿っていくのか。「A NEW DAY」も、プレイヤーを引き込む展開で幕を開け、その先の物語への期待感が高まる作りになっています。実際にどのようなストーリーに発展するのかは、直接プレイして確かめてみましょう!




より洗練されたグラフィックと豊かな音楽、更に数多くの新要素で彩られた『すばらしきこのせかい -Final Remix-』。本作で初めて『すばせか』に触れる方だけでなく、当時遊んだ方にとっても見逃せない一作となりそうです。興味が湧いた方は、発売日に向けて公開される新情報などをしっかりチェックし、リリースに備えましょう。
《臥待 弦》
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