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『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』が20周年! 続編への期待に堂々と応えた名作、ソレッタやレニも参戦

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『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』が20周年! 続編への期待に堂々と応えた名作、ソレッタやレニも参戦
  • 『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』が20周年! 続編への期待に堂々と応えた名作、ソレッタやレニも参戦

セガサターンソフト『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』が、本日2018年4月4日で、記念すべき20周年目を迎えました。

本シリーズの1作目『サクラ大戦』は、1996年9月に登場。魅力溢れるキャラクターや、クラシカルな時代設定などに関心が寄せられ、1作目からセガサターンを代表するソフトとして名を馳せました。

そこから約1年半の時を経て登場したのが、本作『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』です。今日から数えてちょうど20年前に登場した本作は、こちらも多くのファンに支持され、シリーズ展開を決定づけた印象深い一作でもあります。今回は、20周年を記念し、『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』を振り返ってみたいと思います。

◆『サクラ大戦』は、“ドラマチック”が魅力の人気シリーズ


まずは、1作目の『サクラ大戦』や本シリーズについて軽く触れたいと思います。本シリーズは、日常的なシーンや物語の展開を描くアドベンチャーパートと、敵との戦いに臨むバトルパートで構成されており、カテゴリーとしてはADV+SLGに当たります。

バトルパートは、主人公である大神の「かばう」コマンドや、ゲージが溜まると使用できる必殺攻撃などが戦略に関わる要素として存在しますが、本格的なSLGと比べるとシンプルな作りと言えるでしょう。また、カテゴリー分けとしては「ADV+SLG」ですが、本シリーズが掲げているジャンルは「ドラマチックアドベンチャー」。キャラクターたちが紡ぐ物語により比重を置いていることが、ジャンルからも分かります。

そのためバトルパートに物足りなさを感じる方もいましたが、戦闘でより手応えが感じられるようにするならば、ゲームシステムの複雑化は避けられません。また、本シリーズは恋愛要素も盛り込まれており、複数回のプレイに臨むユーザーも多くいました。バトルパートをある程度シンプルにすることで、物語に集中できるゲーム進行を維持し、周回の負担も減ります。プレイヤーの好みと合うかどうかはまた別の話としても、これもゲーム全体のバランスを整えるひとつの方向性であったように感じます。

システム的な間口を拡げ、藤島康介氏が生み出したキャラクターたちとの会話や絆を描いた『サクラ大戦』。その魅力は多くのユーザーに支持される形となり、1作目からヒット作となりました。

◆満を持して、『サクラ大戦2』が登場!


セガサターンの代表的なソフトのひとつとして躍進を遂げた『サクラ大戦』。大正ならぬ「太正」時代を舞台に、帝都東京を守る「帝国華撃団」の活躍を綴り、好評を博す形に。この勢いと期待に応えて登場したのが、『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』です。

本作の舞台や立場は、前作と変わらず。ですがゲーム内では1年の時間が経過しており、大神が帝国華撃団・花組のメンバーと顔を合わせるのも久々。この懐かしい再会は、前作経験者にとっても非常に共感できる部分となっており、ひときわ感慨深い幕開けを迎えます。

アドベンチャーパート・バトルパートともに新要素が加わりましたが、一番大きなポイントは、「ソレッタ・織姫」および「レニ・ミルヒシュトラーセ」が花組に加わった点でしょう。1作目は、『サクラ大戦』の顔とも言える「真宮寺さくら」、お嬢様ながらも努力も怠らない「神崎すみれ」、冷静沈着な副隊長「マリア・タチバナ」、天真爛漫な少女「アイリス」、発明家ながらも親しみやすい性格の「李紅蘭」、男勝りながらも乙女らしい一面も持つ「桐島カンナ」の6人を率いましたが、そこに新たな2名が加わりました。

ラテン的な情熱を持つソレッタや、男性のような装いを身に纏うボクっ娘なレニは、前作にはいなかった魅力を放っており、幅広いユーザーの好みにより応じられるメンバーが揃った『サクラ大戦2』。懐かしい面々と刺激的なニューフェイスの計8人は、大切な部下であり、戦闘時には頼もしく、そしてゲーム展開的には攻略対象のキャラクターでもあります。

前作や本作が発売された時期は、恋愛ADVなどが盛り上がっており、美少女を全面に押し出したゲームは数多くありました。ですが、あまりに数が多かったため、注目されることなく単体作品で終わるものも少なくありません。

そんな折りにシリーズ展開が決まり、リリースを迎えた『サクラ大戦2』には、もちろん大きな関心が寄せられます。そして本作は、その期待に見事応えた作品となり、『3』以降の更なるシリーズ作に繋がる架け橋としての役割も果たしました。

◆『サクラ大戦2』を生み出した錚々たる開発陣


キャラクター原案を手がけた藤島氏は、すでに「逮捕しちゃうぞ」や「ああっ女神さまっ」などの漫画作品で知られていましたが、ゲーム作品にも多数関わっており、『テイルズ オブ』シリーズも代表作のひとつ。無論『サクラ大戦』シリーズでも、ビジュアル面でその魅力を大きく引き出しています。

脚本を担当したのは、アニメや小説など多方面で活躍しているあかほりさとる氏。「NG騎士ラムネ&40」や「セイバーマリオネット」など、枚挙に暇がないほど。更に、音楽は田中公平氏が彩っており、最前線を走り続けるクリエイターたちによって本作や本シリーズが生み出されました。

そして『サクラ大戦』を力強く支えるのが、原作を手がけている広井王子氏。マルチクリエイターとして意欲的に邁進する広井氏は、古くは「魔神英雄伝ワタル」や「空想科学世界ガリバーボーイ」、近年では「ソラとウミのアイダ」など、意欲的な活動を続けています。

これだけの面々が集って生み出されるゲームに、ユーザーが興味を抱かないわけがありません。そして、注目度に負けない手応えと、期待に応えた続編『サクラ大戦2』の存在が、『サクラ大戦』シリーズを更なる展開へと押し上げました。

今も多くのファンが支える本シリーズを語る上で、決して外すことができない『サクラ大戦2』。この記念すべき日を祝い、本作を遊んでみたいという方には、PSPソフト『サクラ大戦1&2』が比較的プレイしやすい環境と言えるでしょう。ダウンロード版ならPS Vitaでも遊べるので、『サクラ大戦』を持ち運んで遊ぶという贅沢を味わうのも一興です。



※使用画像は『サクラ大戦1&2』です。

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《臥待 弦》

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