人生にゲームをプラスするメディア

スクエニ、平成29年3月期は『FF15』など好調―売上高/利益も過去最高に

スクウェア・エニックスは、2017(平成29)年3月期決算短信を発表しました。

ゲームビジネス その他
スクエニ、平成29年3月期は『FF15』など好調―売上高/利益も過去最高に
  • スクエニ、平成29年3月期は『FF15』など好調―売上高/利益も過去最高に
スクウェア・エニックスは、2017(平成29)年3月期決算短信を発表しました。

発表によるとグループ全体の業績は、売上高が2,568億円2,400万円(前年同期比20.0%増)、営業利益が312億9,500万円(前年同期比20.3%増)、経常利益が311億2,800万円(前年同期比22.9%増)で、純利益については、IO Interactiveからの撤退に伴う特別損失計上により、200億3,900万円(前年同期比0.8%増)となっています。これら業績はいずれにおいても同社過去最高とのことです。

ビデオゲームに関連したデジタルエンタテインメント事業に注目すると、家庭用ゲーム機向けタイトル『ファイナルファンタジーXV』やPS4版『RISE OF THE TOMB RAIDER』といった大型新作発売や過去タイトルのダウンロード販売などが好調だったため、売上高/営業利益とも前年同期よりも大幅に増加。

MMORPGにおいては、前年同期に拡張版ディスクの発売があったことから、売上高・営業利益とも前年同期比で大幅に減少しているものの、課金収入は安定的に推移しています。また、スマートデバイス/PCブラウザなどのプラットフォームでは『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』『星のドラゴンクエスト』を始めとするタイトル群が好調と伝えられています。

以上のことから、デジタルエンタテインメント事業の売上高は1,990億1,600万円(前年同期比25.2%増)、営業利益は333億1,000万円(前年同期比21.3%増)となりました。
《アキナツ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC 2008】ゲーム開発会社が海外パブリッシャーから開発を受注するには?

    【CEDEC 2008】ゲーム開発会社が海外パブリッシャーから開発を受注するには?

  2. 海外パブリッシャー向けの営業とは・・・IGDA日本グローカリゼーション部会 特別セミナー

    海外パブリッシャー向けの営業とは・・・IGDA日本グローカリゼーション部会 特別セミナー

  3. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  4. 『リズム天国』のプライズが登場―可愛くはない?

  5. 任天堂の山内相談役、京都大新病棟に70億寄付

  6. バンダイナムコグループ大幅に機構改革―BNGにはウェルネス事業部、人材開発推進準備室が新設

  7. GB版をリニューアル!FOMA『スターオーシャン ブルースフィア』配信

  8. 【CEDEC 2010】外国人が語る欧州言語向けローカライズの実情

  9. 【DEVELOPER’S TALK】「もうPS3には戻れない」と言わせたい、開発チームが挑んだゲームサウンド演出 PS4『龍が如く 維新!』インタビュー(後編)

  10. グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開

アクセスランキングをもっと見る