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【インタビュー】スコアは絶対の神である!AC版『シアトリズムFF』開発者に気になるアレコレを訊いた

その他 アーケード

【インタビュー】スコアは絶対の神である!AC版『シアトリズムFF』開発者に気になるアレコレを訊いた
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2012年2月に3DS向けに発売された「ファイナルファンタジー」シリーズのリズムゲーム『シアトリズム ファイナルファンタジー』。本作はリズムゲームにRPG要素を融合させたユニークな作品で、第1作目がリリースされた後、その続編である『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』やiOS版もリリースされました。



そして更なる展開として、2016年2月にアーケードゲーム『シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル』が発表。4月15日から4月17日までロケーションテストが実施されました。会場は宮城県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・福岡県で、筆者が取材した「セガ 池袋GiGO」では早々に整理券の配布が終了。さらに、期間中は開発メンバーが各会場を周り、ユーザーと交流するという暖かいイベントになっていました。



本稿では、「セガ 池袋GiGO」に来ていたインディーズゼロ代表の鈴井匡伸氏に実施したインタビューをお届け。なお、インディーズゼロは第1作目から『シアトリズム ファイナルファンタジー』を手がけている開発メーカーです。



――どういった経緯でアーケード版の開発がスタートしたのでしょうか。

鈴井:やはり“リズムゲームといえばアーケード”ってイメージがあるじゃないですか。だから3DS版を開発している頃から構想はありました。ただ、いろいろとタイミングが合わなかったんです。

そんな中、今回たまたまご縁があり、アーケード版を作ることになりました。もう「ユーザーさんにアーケードでも遊んでほしい、という念願がかなった!」と開発者一同大喜びです。



――アーケード版最大の特徴は操作パネル部分だと思うのですが、これはどの様に生まれたのでしょうか。

鈴井:タイトーさんからいくつか操作パネルの形状案を頂いたんですが、開発の初期段階でそれをどう組み合わせるかという試行錯誤を半年ぐらい重ねまして、新しくもシアトリズムらしい形状として、現状の形になったんです。これにより、同時押しや2方向へのスライドなど、アーケードならではの気持ちいいアクションが可能になりましたので、ぜひ体験して頂きたいです。



――筐体の大きなモニターもアーケードならではの要素ですよね。

鈴井:3DS版のエンドロールが好評でしたので、それをイメージしたゲーム画面になっています。さらに、それを活かす要素として「マルチプレイに対応させたら面白いのではないか」という発想が出てきまして、4人パーティーで緩やかに遊ぶという内容になっていきました。

――今“緩やか”というワードが出ましたが、本作のマルチプレイはどのような内容になるのでしょうか。

鈴井:本作のマルチプレイはちょっと特殊でして、マッチングといった概念などはないんです。具体的には、楽曲中に“他のプレイヤーと共有するフィールド”というものがありまして、そこをシームレスに出入りすることになります。イメージはMMORPGですね。



――なるほど。ただマルチプレイですので、「下手な人とプレイするとスコアが下がる」と気にするユーザーが出てくるのではないでしょうか。

鈴井:今回はアーケード版ということで、スコアという要素をとても大切にしています。方針的には「スコアは絶対的で、神である」というもので、「高得点=上手い」が守れるような遊びにしようと最初に決めました。

ですので、マルチプレイ部分はあくまでもRPG要素を強めるコンテンツとして用意しており、自分のスコアには影響しません。



――それだと安心してプレイすることができそうですね。因みに新たな難易度として「超絶」が用意されているそうですが……。

鈴井:これは上級者向けの難易度になっていまして、リリース後は全体の1/4は対応する予定です。非対応の楽曲に関しては、随時アップデートという形で追加していきます。

――ロケテ版では4つのパーティーから選択しましたが、正式稼動ではどうなるのでしょうか。

鈴井:まず、最初から選択できるキャラクターや楽曲は、3DS版よりも多くなっています。プレイヤーはその中から好きなキャラクターでパーティーを組み、各楽曲が楽しめるようになる予定です。また3DS版にあったレベルなどのRPG要素は本作にも引き継がれており、特定の条件をクリアしたり、イベントをプレイすることで解放されるコンテンツもあります。

そして今回のバージョンでは導入していませんが、クリスタルの色に分かれてチーム戦を行うモードも作っていまして、このモードの勝敗によって楽曲が早期解放されるといった試みも予定しています。

――現在の開発状況と今後のブラッシュアップのポイントはどの様な感じでしょうか。

鈴井:開発状況は今60%でして、ブラッシュアップのポイントは全てです。画面や判定だけではなく、通信も含めて全てを改善していきます。

――では、今回は新デバイスの感触を確かめるのが主な目的なんですね。

鈴井:そうですね。今回はその意味合いが強く、反応を見る限りではポジティブな反応が多くて安心しています。



――最後にファンに向けてメッセージをお願いします。

鈴井:ロケーションテストにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。本稼動に向けてブラッシュアップはもちろんのこと、キャラクターやモンスターも増やしていきます。その中には外伝作品のコンテンツも含まれており、本稼動がスタートな作品です。今後どんどんコンテンツを追加していき、じっくり長く遊べるタイトルとして開発していますので、よろしくお願いします。

――ありがとうございました。

『シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル』は2016年秋稼動予定。4月22日からは追加のロケテストが東京で開催されます。
《栗本 浩大》

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