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『グランツーリスモ』からプロレーサーに、GTアカデミー日本代表が決定

レースゲームプレイヤーがプロドライバーに。そんな夢の企画「GTアカデミー by日産×プレイステーション 2015」のジャパンファイナルが7月11日、12日の2日間に渡り開催されました。

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レースゲームプレイヤーがプロドライバーに。そんな夢の企画「GTアカデミー by日産×プレイステーション 2015」のジャパンファイナルが7月11日、12日の2日間に渡り開催されました。


「GTアカデミー by日産×プレイステーション 2015」は、4月21日~6月16日オンライン予選が開始され、これまで延べ6万人以上が参加。今回のジャパンファイナルでは上位20名の選手が集まり、初日は日産自動車の追浜試験場、GRAN DRIVEで実車走行テストや体力測定などが行なわれ、最終日は六本木、ニコファーレで最終ゲームスキルテストが行なわれ6名の代表者が決定しました。


最終テストでは、『グランツーリスモ6』の筐体を使い、『グランツーリスモ』オリジナルコース「ケープリンク」で、日産「フェアレディZ」を使ったタイムアタックを実施しました。前日のテストでの点数を加算し、上位4名の日本代表を選出。1位から順に韓国出身の留学生イ・ジョンウさん、自動車整備要領書の編集に携わるハタケヤマ・コウヘイさん、SEのタカハシ・ユウさん、大学工学部学生のタカハシ・タクヤさんが代表となりました。


今回の日本代表枠は合計6人。残りのポストは、前日のテストの点数とタイムアタックの点数を合わせた5位~12位までの選手のレースで決定しました。舞台は日本屈指の高速サーキットの「富士スピードウェイ」で、マシンは日産のフラッグシップスポーツカー「GT-R」の、2008年のSUPER GT、GT500クラスのレースベース車にチェンジ。日本トップクラスの実力を誇る選手のバトルは、会場の記者らの歓声も上がるほど白熱。ゲストとして駆けつけたレーシングドライバー、柳田真孝選手(SUPER GT参戦中で実際にGT-Rを操っている)も「ハイレベルの戦いですね」などとコメントしていました。


8名によるサイド・バイ・サイドのガチンコバトルの末、1位となったのは、フリーターのイワサキ・コジロウさん、そして2位は学生のノザキ・ユウタさんで、2人は見事日本代表に仲間入り。イワサキさんはタイムアタック以上に緊張していたのか、レース直後は息があがりながらも「いいレースができました」と喜びのコメント。2位のノザキさんは「途中のセクターのタイムが上がらず、追いつかれたり抜かれそうになったりと気が抜けませんでした」とレースの厳しさを語っていました。


プロドライバーという夢への切符を手に入れた6名。しかし実際にプロになるには、まだまだ試練を越えなければなりません。今年8月、イギリスの名門コース「シルバーストーンサーキット」でGTアカデミーのレースキャンプが行なわれます。世界から集まった『グランツーリスモ』プレイヤーを相手に、厳しい体力テストや実車走行テストなどをクリアしなければプロになることはできません。

日本から世界のゲームとなった『グランツーリスモ』。同じ日本出身のプレイヤーが試練を超えてプロに慣れるか否か。この2日間を経て、“いちゲームプレイヤー”から“プロドライバーの表情”へと確かに変わった6人。8月のレースキャンプも注目せずにはいられません。



記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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