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【TGS 2014】開発!生産!先制攻撃!あらゆる手を尽くして核戦争を乗り切るスイス産戦術シミュレーション『First Strike』

スマートフォン/タブレット向け戦術シミュレーションゲームの「First Strike」は”核保有国になって様々な手段を行使し核戦争を乗り切る”という尖りまくったテーマとクールなUIが印象的なタイトルです。

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今回の東京ゲームショウ2014に於いて、地味で小規模な合同出展ブースながら粒ぞろいのタイトルが展示されていたのが「SWISS GAMES」です。特にスマートフォン/タブレット向け戦術シミュレーションゲームの「First Strike」は”核保有国になって様々な手段を行使し核戦争を乗り切る”という尖りまくったテーマとクールなUIが印象的なタイトルでした。



「First Strike」はスイスのディベロッパーBlindflug Studiosによって開発・運営されているリアルタイムストラテジーゲーム(RTS)で、第10回International Mobile Gaming Awardsの「Best Upcoming Game」にノミネートされるなど高く評価されています。

内容は、プレイヤーが核保有国の司令官となり、技術研究を行いながら迎撃体制を整えて自国を強化しつつ、スパイを使って諜報活動をしたり、核ミサイルを生産して他国を攻撃して領土を広げたりするというもの。こう書くとClash of Clans系かな?と思われるかもしれませんが、特徴的なのはGoogle Earthに似たクールなUI。地球の上を無数の核ミサイルがバンバン飛んでいく様子はハイセンス且つインパクト大!まさに地球丸ごと1個が戦場というわけです。



本作で主に実行するコマンドは「核ミサイルの生産」「技術研究」「他国への進攻」「ミサイル発射」の4種類。また核ミサイルは「CRUISE(巡航ミサイル)」「IRBM(中距離弾道ミサイル)」「ICBM(大陸間弾道ミサイル)」の3種類があります。ただし上位の核ミサイルを開発するには「技術研究」を進める必要があり、これを行い続けると既に生産可能になっているミサイルの性能自体も向上していきます。

なお、普通のRTSだと開発や生産には資源とお金が必要になりますが、本作にはそれが一切ありません。例え現実世界で最貧国であっても本作の中では自由に核ミサイルを作ることができます。とは言え、それだとあまりにも簡単なゲームになってしまうからか、国によってそれぞれ異なる難易度が設定されています。傾向として国土面積が広い先進国は低難易度になっているようで、一番簡単なのがアメリカ、一番難しいのが北朝鮮となっています。最初に選択できる国・地域はアメリカ、西ヨーロッパ、北朝鮮の3ヶ所のみですが、勝ち続けたり特定条件をクリアすることで新しい国が開放されていきます。


アメリカから核ミサイルを飛ばしてコロンビアを狙ったところ。


見事コロンビア全土が焦土と化し制圧成功!こうしてアメリカでプレイして南米全域を制圧するとプレイアブル国としてブラジルが開放されます。

こうして見るととんでもない不謹慎ゲーのように感じるかもしれません。しかしBlindflug Studiosは、本作を「核戦争の愚かさ」を表現するために開発したとのこと。本作はプレイし続けることによって核戦争に参加する国が増えていき、それが増えれば増えるほど難易度も高くなっていきます。そうなると常に自国に向けてミサイルが発射され、迎撃と先制攻撃、開発、生産、領地拡大を休む間もなく繰り返さなければならなくなります。一度始めてしまったら止められなくなる…これこそが「核戦争」。それを回避するには、いかに早く他国を降伏させるかを追及しなければなりません。本作をプレイしていると、そんな「戦争の止め方」すら見えてきます。

ちなみに本作はいずれのバージョンも400円で販売されていますが、収益の一部は「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」と「Green Cross Switzerland」に寄付されます。現時点でサポート言語は英語のみですが、直感的なUIで日本からも利用可能なので興味のある方は是非プレイしてみて下さい。

記事提供元: vsmedia
《籠谷千穂》
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