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『Silent Hills』のティーザーゲーム『P.T.』でシリーズ恒例の「アレ」の小ネタが発見される

多くのユーザーとメディアが驚いた『Silent Hills』のプレイアブルティーザー『P.T.』。ゲーム内ではスウェーデン語が流れるラジオが登場しますが、そのラジオから流れる音声がシリーズ恒例の「アレ」をネタにしたものではないかとして、海外でふたたび注目を集めています。

ソニー PS4


多くのユーザーとメディアが驚いた『Silent Hills』のプレイアブルティーザー『P.T.』。ゲーム内ではスウェーデン語が流れるラジオが登場しますが、そのラジオから流れる音声がシリーズ恒例の「アレ」をネタにしたものではないかとして、海外でふたたび注目を集めています。

これはYouTubeのユーザーがスウェーデン語を翻訳した映像を投稿したもので、海外メディアPolygonやJoystiqなどが取り上げています。全文は以下の通りです。


目を閉じてください。ラジオに耳をかたむけて。私の声が聞こえますか?自分の魂の叫び声が聞こえますか?選択しましょう、未来を語る私の声か、困難(※)にもがき苦しむか。どうです?なにを選びますか?あたなは選択できるのです。あなたの人生だ。あなたの未来だ!

もしあなたが懸命なら、もうすでに気づいていることでしょう。75年前のラジオドラマは現実となった。彼らはここ地球にに居るのです。そして彼らは監視し全てを見ています。ニュースを信じないでください。警察を信じないでください。すでに彼らにコントロールされています。

そしていま75年が過ぎた。彼らを食い止められる(※)のは我らの指導者(マスター)だけです。あなたは権利を持っている。我々の一員となることができる権利だ。ようこそ我々の世界へ。とにかく急ぐんです、新たな時限の扉が開きます。
※印は音声が聞き取りづらい箇所


ラジオ中にて示されているこの「75年前のドラマラジオ」とは、アメリカの監督であり脚本家だったオーソン・ウェルズが、H.G.ウェルズの宇宙人襲来小説『宇宙戦争』のラジオドラマ版を放送した件を指ししてると推測されています。このラジオドラマは1938年当時、放送を聞いた人々が本当に宇宙人が襲来したと勘違いしてしまい、米国内でパニックになるという事件を引き起こしてしまいました。

『サイレントヒル』シリーズでは馬鹿げた結末を描く「宇宙人(UFO)」のエンディングネタが恒例となっており、今回はどうやら開発がその流れでネタを仕込んだ模様です。『P.T.』は『Silent Hills』本編と世界観や操作性は異なることが明らかとされていますが、ティーザーの時点ですでにシリーズのお約束を守っているということで、製品版でもやはり登場することとなるのか注目が集まります。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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