本作は、『ドラクエ』のスピンオフ作品ながら、プレイしてると気持ちも幼きころにバビューンと戻っちゃいがちな作品です。基本は『ドラクエ』なじみのモンスターを率いて、『ドラクエ』なじみの世界観を冒険できるゲーム。冒頭で「スライム」や「ベビーパンサー」に出迎えられるなど、過去作をプレイしたことがある人なら安心感たっぷりに『ドラクエ』に浸れる作品に仕上がっています。というか、「スーパーライト」の名前が付いてるけど、ライトな感じどこだし!
■「キミが持ってる四角い板 スマホっていうんでしょ?」
さて、本作はモンスターを仲間にしながら冒険をするゲーム。ストーリーは薄めで、わたぼうが冒頭に「悪い心を持った魔物に苦しめられてるんだ」と教えてくれるぐらい。ですが、「今 キミが持ってる四角い板 スマホっていうんでしょ?」とか言ってくるから侮れない。よし!私の指先でキミたちを救おうじゃないか!
■シンプルなダンジョンはスマホと相性二重丸
本作の中身は「クエスト」「モンスター収集」「合成・スキル強化」「ガチャ」などアプリゲームならではのシステムで構成されています。しかしながら、「合成・スキル強化」などはそのままの名称ではなく、「気合伝授」「パワーアップ」「転生」など『ドラクエ』の世界観に合う単語がチョイスされていてグッド。
クエストは、基本5体とフレンドのモンスター1体の計6体のモンスターでダンジョンを攻略していきます。ダンジョンは、1回のフリック操作で一部屋進むのでテンポがとても良いです。アイテムもタップで取得可能。毒の沼地や、屍、強制で進む床など、なじみの仕掛けもモチロン配置されています。さらに隠し通路、行ってはいけない高レベル部屋、ミッションの設定などもあり、1つのダンジョンでも何度か楽しめる要素があります。『ドラクエ』モンスターたちのバトルのみでもゲームとして成立しますが、プレイヤーの手で探索させてくれるあたり懐が深いと感じます。
■バトルは『ドラクエ』らしく、直感タップが心地よい
バトルはターン制で、AIによるオートバトルもあるのでシーンに合わせて使い分けることができます。バトル中のタップについての配慮が結構気に入っていて、攻撃ひとつでも「味方をタップ」「敵をタップ」どちらでも攻撃できるようになっています。「ホイミ」も「とくぎ」選択後、対象モンスターにタップして発動するので心地よいですね。
遭遇したモンスターとの戦いに勝利すると、ランダムでモンスターが仲間になってくれることがあり、ここが本作の醍醐味。お気に入りのモンスターで自分だけのパーティーを作り、さらなる世界の果てまで冒険しちゃおう!
なまえ:ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
ぶんるい:RPG
対応OS:iOS/Android
ねだん:無料(アプリ内課金アリ)
ひとにつたえたい度:5
今日の一言「今日は、口調が定まらず失礼しました。」
それではまた来週!!
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