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【日々気まぐレポ】第25回『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』は遊べるOGシミュレーター!

ソニー PS3

スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE
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インサイドを御覧の皆様、こんにちわ。年末に向けて積みプラを消化しているライターひびきによるほぼ隔週連載「日々気まぐレポ」、第26回目でございます。

いやぁ、「ビルドファイターズ」がね……。ガンプラ欲をかきたてて仕方がないんすわ~。「ガンダムX魔王」、「ベアッガイIII」、「ビルドアカツキガンダム」……どれをとっても今までのガンプラとは一味も二味も違う味わい深さがあってよいです。ガンプラ人口の拡大にも繋がってくれると同好の士が増えて嬉しい限りですね。

もちろんガンプラばっかりではありません。スパロボ系キットも絶賛積み中です(消化しろ)。だいぶ初期のキットなんですが自分の大好きな「ビルトラプター」というPT。好きすぎて丁寧にしようと思うあまり作業が進まず……。といった具合で少し手を付けては他のキットに手を出し、なんてことをしている間にまた新しいのが発売し、と悪循環に。これはいかんぞ。年末年始にまとめて消化しなければ。とまぁ嬉しい悲鳴です。

さて、そんなわけで今回ご紹介しますソフトは『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』でございます。こちら、バンダイナムコゲームスよりプレイステーション3向けに発売されたゲームで、ジャンルは対戦アクションとなっています。スパロボといえばシミュレーションRPG。ですが今回はなんと機体を自分の思うようにガシガシと動かせるアクションゲームとなっています。

■スーパーロボット「対戦」
「スーパーロボット大戦」シリーズといえば、升目状のマップを舞台に敵味方ターンに分かれて順番にユニットを動かしていくシミュレーションRPGを思い浮かべる方が多いはず。もちろん『スクコマ』や『NEO』といった革新的な作品もありましたが基本的にはシステムは変わっていません。今回発売された『OGIB』は「スーパーロボット大戦」の名を冠したアクションゲームであるというところがまず一点大きな特徴であります。

これまで、スパロボに登場したオリジナルロボットが参戦するアクションゲームはそれなりにはありました。古くはN64『スーパーロボットスピリッツ』やPS『リアルロボッツファイナルアタック』などにSRXチームが参戦していたり。最近では『ACE』シリーズにゲシュペンストシリーズやアルトアイゼン・リーゼ、ART-1、サイバスターが登場したりもしました。

しかし今回はそんなゲスト扱いではありません。ついに「OG」ロボットによる「OG」ファンのためのアクションゲームが登場したのです。嬉しすぎます。筆者、今まで何回も夢の中でOGのアクションゲームをプレイしていました。これがついに現実となって目の前に現れたのです。あぁ、これも夢なんじゃないだろうか。いてて、現実だ。

■操作は選べる2種類+α
本作には主な操作タイプが2つあります。AタイプはLRトリガーにブーストと緊急回避が割り当てられており、◯□△で攻撃を行うというもの、Bタイプは、同社の機動戦士ガンダムの「バーサス」シリーズに近い操作タイプとなっています。

このへんはおこのみでチョイスしても構わないところですが、筆者はせっかくなのでAタイプでプレイしました。トリガーは防御・移動系、ボタンは攻撃系とジャンプと比較的操作系統がわかりやすかったので、すぐに慣れることができ、初心者にも安心のシンプルさでおすすめです。

もちろん、細かなキーアサインにも対応しているので自分がしっくりくるまで調整することも可能です。

■アクションゲームという名の「OGシミュレーター」
本作は対戦ゲームなのではありますが今回はそのへんの詳しいレビューは他にお任せするとして、筆者的に注目度の高いこのゲームのディテールについてちょっと見ていこうかと思います。

筆者がこのゲームに一番注目していたのがズバリ、シミュレーションRPG出身のキャラクターをどのようにアクションゲームに落とし込んでいるのか、というところにありました。2Dの戦闘アニメでは強そうに描かれているロボットたちが、実際に3次元フィールド上でぶつかり合ったらどうなるのか?設定ではそういう運用が想定されている戦法は実際のところどうなのか?本家スパロボにおいてこれらは、演出を重視して作られている「戦闘アニメ」として表現されますので実際のところどうなるのかというのが想像しにくいところもありますよね。筆者はそういった「設定」がどうアクションゲームに落とし込まれているかが非常に気になっていました。

結論から先にいうと筆者の主観では、「120点」です。もちろん100点満点で。想像を超えてきました。このゲームはOGファンの、いや設定厨たる自分のためだけにある1本だと確信せざるを得ない。ほんとうに良く出来ています。そしてOGの設定をほんとうによく理解して、見事にアクションゲームへ落とし込まれています。

例えばみんな大好き「アルトアイゼン・リーゼ」。設定的にはとにかく近接、突進あるのみ、突撃バカ(褒め言葉)な機体というキャラクターを与えられていますがアクションゲームたる本作でもその設定は忠実に再現されています。一撃必中、そして離脱という戦法を主とする機体ですがこのゲームでも正にその通りに動かすことが可能なんです。今までは戦闘アニメを見るだけだったこれらの流れを自分で動かすことができる。これはちょっとした、いや、大した感動です。また、この一撃必中戦法は「敵に回った時の恐ろしさ」を体験してこそ実感が湧くものでもあります。アルトに懐に飛び込まれた瞬間「あ、死ぬな」と悟れるほどに強い、そして怖い。突撃してくるアルトを見るだけでチビれる、それがたまらなく楽しいのです。

もちろん削ぎ落とすところはキチンと落としてあります。たとえばPT・AMや特機との体格差。これが設定として生かされている演出もありますがこれは対戦アクションゲームとしては余計な要素なので大胆にバランスが取られています。しかししながら小柄な機体は小柄に、巨大な機体は巨大にと、実際の数値通りではないにせよ、対戦アクションゲームという製薬の中で設定を再現しようとしている部分は大いにあります。

他にも「フェアリオンのロールキャノンは確かに対空に有効なのだな」とか「特機1PT2の組み合わせは、なるほど理にかなっているな」「サイバスターなら撃ち合いに弱いはずだ」などなど、OGの設定を知っていれば知っているほど楽しい、楽しめるゲームになっています。まさに設定厨による設定厨のためのゲーム。このソフトは簡易PTシミュレーターである「バーニングPT」の体こそとっていますが、その本質はまさしく「OG世界」のシミュレーターに他なりません。

■OGファンなら買って損なし
とにかく興奮しているので走り書きみたいになってしまったことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。しかしほんとうに楽しいんです。

言ってしまえばニッチな層にヒットするタイプのゲームです。多くのゲームプレイヤーに受け入れられるタイプのゲームではないかもしれません。しかしそれ故にクリティカルヒットする人には納得の出来となっています。筆者も御多分にもれず後者の人間でした。いつかバーニングPTがゲームとして出てくれるだろう、その時は2月かな、メーカーは「ピアザ」名義なのかな、などとコアな妄想をしているような人間にはたまりません。

気が早いですが「続編」があるなら、パイロットの乗り換えや敵味方量産機のプレイアブル化なども期待してしまいます。これだけではもったいない、今後の展望も気になる名作をありがとうございました。

『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』は好評発売中。価格は通常版が7,480円(税込)、期間限定版が8,980円(税込)です。


■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
ファッ!?ゲシュテルベン5号機の改型だとぉ?
何ィ?量産型Mk-IIの改修機だとぉ?
おいィ?グルンガスト弐式だとぉ?
ななな……なんじゃこりゃぁ!
こっちも俺得ゲームかよ!

Twitter:@hibiki_magurepo
《ひびき》

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