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【台北国際ゲームショウ 2013】PS Vitaの機能をフルに生かした『Tearaway』、「リアル」と「ゲーム」の世界をつなぐゲームの全貌に迫る

2月1日、SCETが台湾で開催したメディアセッションで、『リトルビッグプラネット』の開発で有名なMedia Moleculeが手掛ける完全新作PS Vitaソフト『Tearaway』の概要が発表されました。「リアル」と「ゲーム」をつなぐという本作の情報と、プレイレポートをお届けします。

ソニー PSV
wendigoに襲われるiota
  • wendigoに襲われるiota
  • Media MoleculeのJames Spafford氏
  • James Spafford氏
  • 本作のインスピレーションはオフィスに有り!?
  • atoi(女の子のメッセンジャー)
  • atoi
  • 走るatoi
  • iota
2月1日、台湾・台北で行われたSony Computer Entertainment Taiwanのメディアセッションで、『リトルビッグプラネット』の開発で有名なMedia Moleculeが手掛ける完全新作PS Vitaソフト『Tearaway』の概要が発表されました。「リアル」と「ゲーム」をつなぐという本作の情報と、プレイレポートをお届けします。

昨年、2012年8月にGamescomで発表されて以来、俄然注目を集める本作。本セッションにはMedia MoleculeのJames Spafford氏が登壇し、ゲームの概要を説明しました。

本作の世界は、全て「紙」で作られています。メッセンジャーとしてプレイヤーが操作する「atoi」(男の子)、「iota」(女の子)も、もちろん紙で出来ています。そして気になる内容は、「メッセンジャーの頭(=封筒)の中に重要なメッセージが封入されており、それを取り出すため、様々な冒険をしていく」というストーリーのアクションアドベンチャーゲーム



実際に映像やスクリーンショットをご覧頂ければ分かると思いますが、非常に独特なテイストを持ったデザインであることが分かります。全てのオブジェクトは紙ですし、敵も全て紙で出来ています。これだけ紙にこだわったのは「デスクを見回した時に、山のような紙があり、そこにはすでに『Tearaway』の世界があった」と話しています。

また、「現実とゲームの世界をつなぐ作品である」とも語っており、ムービーにもあるように、背面タッチで直接ゲームの世界を動かすのはもちろん、カメラで模様を取り込み、ゲーム内のエルクのデザインに出来てしまうような、遊び心溢れるギミックが満載されています。

メディアセッションの後は、実際にゲームで遊ぶことができました。まだアーリービルドということでしたが、本当に楽しいゲームでした。

まず、ゲームの世界に直接介入できるという感覚が味わえたこと。まさに手の上にゲームの世界が広がっている印象でした。敵がたくさん出てくる湖のような場所では、背面のタップを繰り返すことで倒すだけでなく、一緒に湖を模した紙も破れて指で突き破るかのような表現がされています。

他にも、ジャイロセンサーを使ったギミックなども遊ぶことができ、Vitaの機能をこれまでかと生かしたシステムになっています。もちろん、これまで発売されたタイトルもVitaの機能を生かしたものは多くありましたが、ここまで、ゲームと世界観と本体機能が有機的に連動し、ユーザーに楽しみを与える作品は無かったのではないでしょうか。だからこそ、シンプルに「楽しい」という感想を持ちました。

実際にプレイした「Sogport」というステージも様々なギミックで溢れていました。トランポリンのようなオブジェクトでは、飛び乗った後に、背面パッドをタッチすることでより高くに飛ぶことができます。いたるところに工夫を凝らした仕掛けがあり、謎解きの要素も多いようです。

また、操作するメッセンジャーはジャンプとダッシュとモノを掴むことはできますが、敵を踏みつぶしたり、火の玉を出したりして直接倒すことはできません。さらに紙だからかとても耐久力も低くなっています。ハンズオンで登場すしたモンスターで、最も巨大な「Wendigo」は非常に強力ですが、ステージに配置された檻に閉じ込めるなどして、なんとか先へと進むことができました。

複雑そうに感じる方もいるかもしれませんが、実際に慣れるまでにはそう時間はかからず、慣れれば慣れるほどに、止めどころが分からなくなっていきました。まだ開発初期のデモ版ということで、もちろん作りこみが甘いと感じる場面はありましたが、それでも本作のコンセプトや方向性・そして開発者の意図がしっかりと伝わり、否が応でも製品版で完成した作品を遊んでみたいと強く思いました。

『Tearaway』は2013年末発売予定。本作開発陣へのインタビューも敢行しましたので、そちらの模様は後ほどお伝えします。
《宮崎紘輔》

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