和田社長は『スリーピングドッグス』をスタートが遅い西洋タイトルの一例として挙げたために、貧弱なセールスだったという誤解を与えてしまったかもしれないとコメント。また、現時点での実際のセールスと予想セールスの違いを見るに、同作の売り上げ目標は極端に高いものだったかもしれないとも述べ、発売後6ヶ月間のセールス予想がアグレッシブに設定されていたことを明らかにしました。
和田社長は『スリーピングドッグス』が、スクエニにおける10の強力なIPの1つに成長すると確信していると強調。またロングセールスでスタート時の100万本から250万本の出荷を果たした『Just Cause 2』の例を挙げつつ、長期的なセールスで見た累計セールスは素晴らしい結果になるだろうという予想を明らかにしています。
『スリーピングドッグス』は国内外で今年8月、9月にリリース。『トゥルークライム』シリーズ新作を断念したUnited Front Gamesが開発を担当し、レビュー集積サイトMetacriticでは80/100(レビュー数の多いXbox 360版)と良好な評価を獲得していました。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ
-
【SEGAコンシューマ新作発表会2008秋】『428』『シレンDS2』セガ×チュンソフトの期待作(2)
-
今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デフォルメと現実の間〜京浜急行電鉄の品川駅−羽田空港駅、こだわりの再現に挑戦!
-
任天堂が65歳定年制を導入
-
9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート
-
『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸
-
任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側
-
【特集】空間把握能力は『マイクラ』で鍛えろ!宝塚大学 東京メディア芸術学部で学ぶゲーム製作、キャンパス内には開発会社が