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【プレイレビュー】壮大な世界と充実の戦闘が魅力!『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』

ソニー PS3

【プレイレビュー】壮大な世界と充実の戦闘が魅力!『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
  • 【プレイレビュー】壮大な世界と充実の戦闘が魅力!『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
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  • 死から蘇ったことが原因なのか、自身の名前以外は一切の記憶を失っている主人公
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  • 長年、死の終焉を目的として“死者蘇生”の研究を続け、“魂の泉”を使って主人公を蘇らせたフォモラス・ヒューズ。塔脱出の際、主人公に友人を頼るよう助言した後、オトリとなって生死不明に
  • 【プレイレビュー】壮大な世界と充実の戦闘が魅力!『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
「R・A・サルバトーレが緻密に構想した1万年以上もの歴史を持つファンタジー世界」「トッド・マクファーレンによるアートディレクション」「元Oblivionスタッフが参加」等が大きな話題となり、オープンワールドで繰り広げられる完全新規のアクションRPGとして海外での評価も上々だった『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』。9月20日、スパイク・チュンソフトがローカライズする日本語版がついに発売されたので、そのプレイレポートをお届けします。

広大な世界アマラーには、不死の魔法種族となるフェイ(サマー・フェイ/ウィンター・フェイ)と、生物種族となる定命の者(人間/アルファー/ノーム)が存在し、お互い友好的ではないものの、深く干渉せず共存・繁栄していました。しかしウィンター・フェイにこれまでの常識を覆すほどの力と邪悪さを持った狂王ガドフローが現れ、自身を信奉する軍勢ツアサ・デノーンを組織すると共に、定命の者を根絶やしにしようと宣戦布告、「クリスタル戦争」が開戦してしまいます。戦いは長きにわたり、開戦から十数年も経った時代が本作の舞台です。

本作は、広大に作られたフィールドを自由自在に移動し、出会ったキャラクターがもたらす多くのクエストを攻略し、遭遇した敵とリアルタイムで戦闘を行なうオープンワールドRPGです。中でも戦闘パートのアクション性の充実が本作の一番のポイントとなっており、オープンワールドのサードパーソンアクションのようなゲームデザインとなっているのが特徴です。

キャラクターエディットは、種族(人間のアルメイン/ヴラニとアルファーのロサルファー/ドカルファーから選択)、性別、守護神(初期ステータスボーナスの選択)、容姿(顔・髪・アクセサリを多数の固有パーツから選択エディット、体格・身長等はエディット不可)、名前(ひらがな・カタカナ・英数字から選択)を自由に設定でき、お好みのキャラクターをエディットすることが出来ます。

アマラーに住む人々には“運命”が定められおり、誰一人としてその“運命”から外れて人生を歩むことは出来ないとされています。プレイヤーが演じることとなる主人公は、その“運命”によって一度死に、死者を蘇らす研究の要となる“魂の泉”を使った実験の唯一の成功例として蘇生、その事を知られず打ち捨てられてしまった死体処理場の屍の中からプレイ開始となります。

操作可能となり死体処理場から抜け出すと、自分のいるアリスターの塔は“魂の泉”の破壊を目的とするツアサの襲撃を受けていると知らされ、詳しい事情も分からないまま塔から脱出することとなります。この塔からの脱出は比較的簡単なチュートリアルとなっており、本作の戦闘パートの基本操作を学ぶことが出来ます。

登場する武器は、戦闘アビリティで、パワータイプ用のマイト系、スピードタイプ用のフィネス系、マジックタイプ用のソーサリー系の3タイプに分類されており、マイト系ではロングソード/グレートソード/ハンマー、フィネス系ではダガー/フェイブレード/ロングボウ、ソーサリー系ではスタッフ/セプター/チャクラムの計9種類があります。それらをメイン武器/サブ武器として自由に振り分けて装備出来ます。

防具も戦闘アビリティの3タイプで分類され、それらが頭/胴/手/腰/足/盾の計6種類の部位に装備するようになっており、武器含め、それぞれ固有のグラフィックで表示されるようになっています。面白いと思ったのは、頭に装備した防具のグラフィックを表示する/しないの設定がオプションであることです。この苦心してエディットしたマイキャラクターの顔を常に表示するための設定は、他の同系ゲームでも標準搭載して欲しいと思いました。

この他にも、固有グラフィックは無いながらも、ステータスアップのアクセサリを、ネックレス1スロット、指輪2スロットで装備出来るようになっています。 尚、武器・防具は使い続けているとダメージを受けて耐久が減っていき、やがて使用できなくなります。壊れてしまっても修理キットや鍛冶屋で修理すれば元の性能に戻りますが、ダンジョン内で壊れると大変ですので、武器・防具のダメージには気を配る必要があります。

RPGでは、戦闘パートは最も楽しめる要素ですが、前述したように本作ではかなりのこだわりを持って作られています。攻撃は、メイン攻撃/サブ攻撃を瞬時に切り替えて行なうことができ、例えば、ロングソード数回攻撃>浮かせ攻撃>ロングボウで空中コンボといったアクションゲームさながらの戦闘・攻撃の組み立てを楽しみことが出来ます。

また、キャラクター強化で繰り出すことの出来るようになるムーブ(武器によるスペシャルアタック)は、パワー溜めの一撃、高速移動での連撃、回避・ガードからの斬撃、広範囲への蹂撃、毒・出血の付加攻撃など多種多様に用意されており、1周のプレイで全てのムーブを体験するは困難な程です。

ただ、その戦闘パートで気になったのは、攻撃後のフォロースルーをガード・回避でキャンセル出来る物・出来ない物があり、その判別はプレイして試すしか方法がなく、そのため、一般的なアクションゲームの感覚で操作しているとガード・回避が間に合わず、そのことに気づくまで理不尽に攻撃を受ける歯痒さを感じました。この辺りのシステム細部の作りが、個人的に少し残念に感じました。

辛くも塔から脱出すると、ヒューズに教わった友人アガースを頼り彼の元へ赴くと共に、最初のキャラクター強化となります。

キャラクター強化には、技能系のスキル強化と、戦闘系のアビリティ強化があり、レベルアップごとに手に入るポイントを振り分けて、プレイヤーの好きなように強化することが出来ます。

スキルには、錬金術/鍛治/探知/解呪/開錠/商才/説得/宝石術/隠密の9種類があり、主に戦闘以外でゲームの進行が有利になる技能が揃っています(スキルは、指導者から有料レッスンを受けたり、スキルブックを読んだりすることで、レベルアップを待たず強化することが可能)。

アビリティには、前述したようにマイト/フィネス/ソーサリーの3種類があり、ムーブのアンロック/強化、各戦闘能力が強化されるパッシブの付加/強化、アクティブアビリティ(マナ消費で繰り出すスペシャルアタック)の習得/強化などを行なうことが出来ます。また、各アビリティに振り分けたポイントの合計数は、自身が自由に決定・変更出来るジョブの選択可能レベルと、同系の武器・防具の装備可能レベルとなります。

尚、スキル・アビリティに割り振ったポイントは、後述するフェイトウィーバーに特定の費用を支払うことでリセットしてもらうことが出来ます。ただし、リセットするごとに支払う費用がアップしていくので、無闇に行なうのは禁物です。

アガースから、“運命なき者”であると知らされた主人公は、戦闘時、攻撃力と攻撃速度を一時的に大幅アップ出来るレコニングモードの発動を行なえるようになります。また、そのモード発動中に行動不能とした敵へ、多くのXPボーナスを得られるフェイトシフトの一撃を繰り出せるようにもなります。

オープンワールドRPGでは、マップの隅々まで巡り歩き未開エリアをオープンにしていくのも楽しみの一つですが、本作もそうした例に漏れず、様々なアイテム・ポイント・オブジェクト等がマップ上に散りばめられており、更にそれらを発見することでXPやボーナス効果を受けられるので、探索する楽しみを存分に味わえるようになっています。

その後、自分が死んでしまった原因は? なぜ自分だけ蘇生することが出来たのか? ガドフローは何者なのか?「クリスタル戦争」の結末は? といった数々の謎を解き明かすべく、“運命なき者”=“自ら運命を紡げる者”として、戦乱渦巻くアマラーへその身を投じていくこととなります。

今回のプレイを振り返ってみると、武器・防具画面&鍛治・錬金モードでのアイテム確認のし辛さや、ボタン/スティック入力のリピート開始の遅さ、戦闘アクションを操作していて気持ち良いと感じられるまでの微調整など、細かな部分であと一歩踏み込んで作り込んでほしかったと思う所もありました。しかしながら、RPGとアクション性の高い戦闘を見事融合し、かつ奥深い世界観のオープンワールドで実現している点は、同系統のゲームを研究し尽くし取り込んでいることが伺え、海外スタジオ大規模開発ならではの、同梱DLC含め全ての要素の完全制覇には膨大な時間が必要なボリューム度まで、日本のRPGファンにも是非プレイして楽しんで欲しいタイトルであることは間違いありません。

※本レビューにはPlayStation 3バージョンを使用しました。

【製品情報】
タイトル:『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』
発売予定日:2012年9月20日
価格:8,190円(税込)
対応機種:PlayStation 3/Xbox 360
ジャンル:オープンワールドRPG
プレイ人数:1人
CERO審査:「Z」18歳以上のみ対象
ローカライズ:英語ボイス・日本語文字/字幕対応
《Game*Spark》

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