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『仁王2』完成発表会に竹中直人さん、波留さんが登壇─「自分の顔が大嫌い」「ゲームは日課です」など、撮影時のエピソードや本作への思いを語った

竹中直人さん、波瑠さんが登壇した『仁王2』の完成発表会をレポートします!

ソニー PS4
『仁王2』完成発表会に竹中直人さん、波留さんが登壇─「自分の顔が大嫌い」「ゲームは日課です」など、撮影時のエピソードや本作への思いを語った
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PlayStation4向けダーク戦国アクションRPG『仁王2』の完成発表会が3月11日に東京都内で開催され、作中で主人公と行動を共にする「木下藤吉郎」役の竹中直人さん、妖怪ハンター「無明(むみょう)」役の波瑠さんが登壇しました。


本作は、コーエーテクモゲームズの10周年記念作品。ワールドワイドで300万超のセールスを記録する『仁王』の続編です。


「戦国死にゲー」として正当進化した『仁王2』



舞台は、徳川家康により天下統一が成される幾らか前の戦国時代。人と妖怪の間に生まれた「半妖」の主人公と、“霊石”を売り歩く商人・藤吉郎が出会い、2人が戦国時代を“仁王”の如く駆け上がる「秀吉」の物語が描かれています。

世界中のプレイヤーから好評を得た、「ハードな侍アクション・ハクスラ・戦国武将たちと紡ぐ重厚なオリジナルストーリー」は本作でも健在。新たな力である「妖怪化」、不気味な姿形で襲いかかる邪悪な妖怪たちと彼らが生み出す「常闇(とこやみ)」の世界など多くの要素が加わり、さらなる達成感を提供できる仕上がりとのことです。

竹中直人さん「自分の顔が大嫌い」、波瑠さん「ゲームは日課」


完成発表会には、竹中直人さんと波瑠さんが登壇しました。2人が起用された経緯については、妖怪が登場するとはいえど戦国時代が舞台なので、リアリティを出したかったからとのこと。そして、これまでドラマや映画で何度も「秀吉」を演じてきた竹中さん、戦国時代に妖怪を狩る「無明」には強さと美しさを兼ね備えた波瑠さんがふさわしいとオファーをされたそうです。


同日には、本作のオープニングムービーや、木下藤吉郎と無明の掛け合いシーンが世界初公開されました。音声だけでなく、100台以上のカメラを使ったフェイシャル撮影によって、2人の顔がCGキャラクターに落とし込まれています。竹中さんは「木下藤吉郎は10代くらいの設定なので、自分が若くなってびっくりした」、波瑠さんは「大きい画面で見ると恥ずかしいですね。美人補正をかけていただいてありがたい」と感想を伝えました。


ちなみに、フェイシャル撮影の感想について竹中さんは、「子供時代から自分の顔が大嫌いだったから、100台のカメラに顔を捉えられるなんて人生で考えられなかった。ものすごく怖かったです(笑)」とコメント。波瑠さんも「カメラの台数に圧倒されて、分からないことばかりでした。監督の指示通り、優しい表情や歯を食いしばった表情をするのに必死だった」と伝えました。

さらに、波瑠さんは前作をプレイされているゲーマーであることが明らかに。忙しくなければゲームは日課だと語る波瑠さんは、「仕事終わりに仲間が絶対いるバーにいる感覚で、友達とイヤホンを使って話しながらゲームをするのが好き」と述べました。



2人が最も緊張した瞬間、達成感を抱いたこと


本作は強敵と戦う緊張感と、倒した後の達成感が見所ということで、2人に質問がされました。竹中さんはつい最近行われた、山田孝之さんと齊藤工さんと共同監督した「ゾッキ」の撮影時のエピソードを挙げました。

「1本の映画をパート別に撮るんだけど、ある部分では映像が融合します。そのため、お互いがどのように演出するのか、3人の心を探り合う時間があるんです。だから、孝之はそっちのカメラワークでいくんだ、俺はこっちでいきたかったのに……ということが起こり、現場には微妙な緊張が広がっていましたね」と述べました。


波瑠さんは最も緊張した瞬間に、自身がヒロインを演じた2015年放送のNHK連続テレビ小説「あさが来た」の制作発表を挙げました。「朝ドラヒロインのオーディションは書類、面接2回、カメラテストと段階があります。全て終えて結果待ちの時に、もう一度審査したいから大阪まで来てくれと言われました。私は何をするのか知らされないまま向かうと、朝ドラヒロインの発表記者会見のために呼んだと。まだ現実を把握していない段階だったのに、話すことを考えてねと言われてパニックでした」と伝えました。

達成感を感じたことでは、竹中さん監督として波瑠さんを主演に起用された映画「山形スクリーム」を思い出す一幕がありました。竹中さんは「天候に恵まれなくて、2か月もの間、雨の合間で撮影でした。最終日も雨で、スケジュール内に間に合わないと思っていたら、雨の向こうに見えた青い空が広がって快晴。無事にラストの撮影ができた時は、本当に終われて良かった」と感慨深く語りました。

当時は高校生だった波瑠さんも「全然経験がなかったのにセーラー服でチェンソーを持って戦う殺陣のシーンをやったので、終わった時はものすごい達成感でした」と頷きました。

竹中さんと波瑠さんから、プレイヤーへのメッセージ


最後に、プレイヤーに向けたメッセージが伝えられました。竹中さんは「とても迫力のある絵作りなので、妖怪のデザインが気になりました。私はモンスターマニアなので、この機会に『仁王2』を始めてみたいと思います」と述べました。

波瑠さんは前作のプレイ体験を踏まえ、「難しいゲームですが、ゲーマーでなくても楽しめる要素があるので、私は下手でもとても楽しめています。あと、主人公を好きな外見に設定できる新要素があるため、自分の好きなタレントを外見にして楽しんでほしい」と欲しいと呼びかけ、完成発表会は閉会しました。




『仁王2』は、2020年3月12日発売予定。価格は、通常版が7,800円+税、DL限定『仁王2 Deluxe Edition』が10,800円+税です。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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