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【GAME FAN in FUKUOKA】3DS新作『解放少女』、須田剛一が初めて作る本格シューティング

任天堂 3DS

3月18日に福岡市のアクロス福岡にて「GAME FAN in FUKUOKA」が開催されました。

午前中のレベルファイブ日野社長と福岡市長によるGFFビジョントークの次に、
午後からゲームクリエイターズ・トークライブが行われましたので、その様子をレポートします。

ゲームクリエイターズ・トークライブは2部制で、第1部にグラスホッパー・マニファクチュア代表の須田剛一さん、第2部にMAGES.代表の志倉千代丸さんが登壇しました。ここでは第1部の模様についてお伝えします。

ゲームクリエイターズ・トークライブでは、須田さんのほか、エンターブレイン代表の浜村弘一さん、レベルファイブ代表の日野晃博さん、ガンバリオン代表の山倉千賀子さんが登壇しました。通常ですとサイバーコネクトツー代表の松山洋さんも登壇されますが、海外出張のために欠席されています。

須田さんは昨年、当イベントに出席予定でしたが、東日本大震災の影響で中止となったため、今回改めて招かれることになりました。

グラスホッパー・マニファクチュアを設立したばかりの須田さん。近況として開発中の2タイトルについて話がなされました。まずは5月17日発売の『GUILD01』に収録されている4タイトルの1つ『解放少女』です。

須田さんと共に開発をしている日野さんは「値段が安いから中身が薄いんじゃないかって前評判は悲しい」と、ネットで見られる意見に対してコメントしました。

須田さんがシューティングを手がけるのは、ゲーム内ゲームで作ることはあっても本格的には初めてだそうで、紹介された映像からも本気が伝わってきました。

紹介された映像はアニメによるものでしたが、日野さんによるとゲームム-ビーが凄いとのことでした。須田さんもネットで見られる意見に対して「このクオリティのが(須田さん含め)4本入って3980円で、中身が薄いと言われたらショックですよ。次は総プレイ時間数を発表しようかなと」とコメントしました。

『開放少女』は新日本という国の2代目・女子高生大統領。彼女が自らロボットに乗って敵国と戦うというものです。「マクロス」みたいに歌が流れながらシューティングをやる爽快なゲームなので「ノリノリになります」(日野さん)、「僕らの年代だと鳥肌が立つ」(須田さん)。

そしてもう1つが6月14日発売の『ロリポップチェーンソー』です。アメリカの女子高生で、チアリーダーですが実はゾンビハンター。ある時、街中がゾンビになってしまい、街を救うために彼女が持つチェーンソーでゾンビたちを倒していくという内容です。

須田さんが「開放少女とコンセプトが近いといえば近い」と話すと、共通点が女子高生ってだけじゃないのかと各氏からツッコミが入りました。

それから須田さんは「ゾンビゲームは怖くて出来ない方も多いんじゃないかと思いますけど。『ロリポップ』はキュートでポップ。怖くないゾンビゲームなので女性のみなさんも是非」とアピールしました。

さらにこのゲーム、17才以上を対象としたDレーティングの場合、デコったりマニキュアを光らせたりする感覚でハートや虹が出るとのことです。「昔はクールとかスタイリッシュとか言われてたけど最近はおバカな方向に行ってます」(須田さん)。といいつつも音響とかも海外でハリウッドモチーフも入っており、しっかりした印象を受けました。

また須田さんは「自分たちが初めてコンピューターで遊んだ時の初期衝動を忘れないようにしよう」、「その影響で業界に入ってくれたりすると嬉しいので入り口になるようなものは何かしら込めようと思っている」と自身のマインドも意識しています。

日野さんも『イナズマイレブン』などで似たマインドを持っている一方で、山倉さんは「私はちょっと2人とは異なるとこなんですけど長く愛してという感じです」と語りました。

続いて先日サンフランシスコで開催されたGDCからソーシャルゲームについての話も展開されました。

GDCに出向いていた須田さんは「ソーシャルのセッションも多くて開発者の割合もコンシューマー中心ではなくなってきてる」「ソーシャルの登場で家庭用ゲームというよりよりアーケードゲームに近づいてきてる」といった感想を持っています。

市場規模も「家庭用2700億に対し、ソーシャル2000億とかなり近づいてきてる」と浜村さん。須田さんもソーシャル用として『フロッグミニッツ』の新作を今月末からリリースします。

こうした動向に関して「危機感を感じてますね。新しい可能性も。楽しく乗り切っていこうかなと。是非チャレンジしてみたい」(山倉さん)、「ずっと悔しい気持ちがしてた。作りたくなるものが場としてあるとしたらゲーム機の一種として見ればいいのかなと。オンラインゲームのように人がつながっていれば楽しめるので作ってみたいと思えるようになった」(日野さん)。

それについて須田さんが「一周してる感じは凄くします」と言うと、日野さんは「ファミコンの黎明期のような感覚」と応じました。

最後に須田さんは「もともとコンシューマー出身なので愛着はあるんですけど、ゲームという名の付く場所で常にチャレンジしていきたい」、日野さんは「昔、ゲーム業界はパソコンだったんですけどファミコンが始まったらそっち。ソーシャルが人とつながって面白いんであれば、そこを含めて全てゲーム業界になるんじゃないかな」と今後を予想しました。

余談として福岡についての印象なども聞かれました。須田さんは「自分の好きなバンドが必ず福岡から出たりツアーをスタートしたりする。福岡=ロック。海外からの上陸が東京と大阪のように感度が速い」と評価しました。

『GUILD01』は、5月17日に発売予定で価格は3,980円(税込)です。

(C)LEVEL-5 Inc.
(C)GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. 
(C)VIVARIUM
《真狩 祐志》

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