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【GDC2012】マイクロソフトとソニーが提供するゲーム機とFacebookの連携

FacebookはAPIを広く一般に公開していることから、ネットワークに接続された端末やソフトウェアであればFacebookと連携して何かをポストしたりシェアしたりすることは困難ではありません。

ゲームビジネス 開発
FacebookはAPIを広く一般に公開していることから、ネットワークに接続された端末やソフトウェアであればFacebookと連携して何かをポストしたりシェアしたりすることは困難ではありません。「Facebook Developer Day」の一つのプログラムとして実施された「How console games can reach the Facebook audience」では家庭用ゲーム機とFacebookの連携について語られました。

既にPS3やXbox360はFacebookとの連携に対応。例えばPlayStation Storeではゲームの購入をFacebookでシェアすることができます。Xbox360でも『Kinect Sports Season II』の実績やプレイ写真をFacebookで共有することができます。後に詳しく紹介されますが、ハードレベル、ソフトレベルの双方で接続がサポートされています。

フェイスブックでパートナーエンジニアを務めるConstantin Koumouzelis氏は、ゲーム機とFacebookを繋げることで、PSN、Xbox Live、PCゲーマーがFacebookで交差しお互いに知るきっかけ作りを提供できるほか、オープングラフを使ったパーソナライズでユーザーのエンゲージメントを高める事ができると述べました。APIはウェブの標準規格で提供されていて、ゲーム機からも容易に接続できます。

マイクロソフトのMicheal Dunn氏XboxとFacebookの連携


続いてマイクロソフトでXbox Live Social Servicesを担当するシニアプログラムマネージャーのMicheal Dunn氏が登壇し、XboxとFacebookの接続について説明しました。XboxにはLiveというネットワークサービスが存在し、その中でのソーシャルグラフも提供していますが、Facebookとの接続も提供します。ハードレベルのサポートの他、ソフトレベルでは50タイトル以上がFacebookでの何かしらのシェアをゲーム内から可能としています。

Kinect Sports Season IIでシェアした場合Facebook上ではこのような表示


ハードレベルでFacebookとの接続を許可するダイアログなどが制御でき、ソフトレベル(XDK)で実際の投稿処理などがサポートされます。Facebookとの連携は強化されつつあり、以前は単純な投稿だけだったのが、Facebook上の特定のアプリとの連携やXbox Liveでの動きのログの投稿なども可能になりました。Dunn氏はアドバイスとして、外部との連携になるのでテストには細心を払うこと、プライバシーには十分な配慮を行うことと呼びかけていました。

ソニーのJon Webb氏3つの連携をサポート


続いてはソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカのJon Webb氏です。プレイステーションもFacebookとの連携を進めています。同社はFacebookのアプリとしてPSNを利用できるものを提供しているほか、こちらもハードレベル、ソフトレベルでの連携を可能としています。アプリはPSNの自身の状況やランキングなどを確認できるものです。ハードレベルではトロフィーやPSNでの購入などをシェアする機能があり、ソフトレベルでも自由に連携が可能です。『アンチャーテッド3』ではミニゲームの記録をシェアする機能がありました。

ハードレベルでのサポートソフトレベルでのサポート


こちらもPlayStation 3とPlayStation VitaのSDKの中にSNSに接続するためのライブラリが含まれていて、こちらを利用すれば簡単にFacebookに接続するためのAccess Tokenを取得できるようになっているとのこと。ゲーム開発者は、Facebook上でアプリを作成して、それとゲームを接続します。Facebookアカウントを持っているゲームのプレイヤーは接続を許可することで各種機能を利用できるようになります。

Facebookは非常に膨大なユーザー数を抱えるプラットフォームとなったことから各社は連携を模索しています。ただ、マイクロソフトとソニーの発表にもあるように技術的には十分なものが提供されている一方、具体的にゲーム体験を広げるような事例はまだないのも事実。ゲーム機とSNSの連携で実現される新体験も期待したいものです。
《土本学》

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