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初心者も、格闘ゲームファンも満足できる『DEAD OR ALIVE Dimensions』をチェック

『DEAD OR ALIVE Dimensions』は、コーエーテクモゲームスの「Team NINJA」が手がける3D対戦格闘ゲーム。1996年にアーケードゲームとして登場して以降、数々のプラットフォームで展開し人気を博す『DEAD OR ALIVE』シリーズの最新作。

任天堂 3DS
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『DEAD OR ALIVE Dimensions』は、コーエーテクモゲームスの「Team NINJA」が手がける3D対戦格闘ゲーム。1996年にアーケードゲームとして登場して以降、数々のプラットフォームで展開し人気を博す『DEAD OR ALIVE』シリーズの最新作。前作『DEAD OR ALIVE 4』から約5年ぶりの新作となります。



本作は、3D格闘ゲームから離れてしまったゲームファンでも遊びやすい「新しい形」を目指したものだといいます。

まず、ニンテンドー3DSの下画面に技のリストが表示され、常に確認することが可能となりました。格闘ゲームは「技をおぼえるのが難しい」、「技が出したくても出せない」というところでつまずき、プレイしなくなってしまう方も多いですが、それを解消するのが、このシステムです。

また、下画面に表示されているコマンドをタッチするだけで多彩な技を繰り出すこともできます。複雑なコマンドを入力できない方や初心者でも楽しめる3D格闘を目指した作りになりました。

下画面に表示される技リスト


とは言っても、格闘ゲームというのは実力差が如実に出ます。普通の人と、ちょっと上手い人の対戦結果は常に同じになりがちです。本格的な格闘ゲームであればあるほど、偶然の要素を排除すればするほど、結果が固定されていきます。そんな少し腕に劣るプレイヤーでも楽しめるように、「タッグチャレンジ」というモードが導入されました。これは二人でタッグを組んで強敵に立ち向かうというモードで、これであれば実力差があっても協力して楽しむことができます。

ちなみに、本作の特徴ともなっている「クロニクルモード」ではこれまでの『DEAD OR ALIVE』シリーズの歴史背景が語られながら、徐々に遊び方を学ぶというストーリーモードとチュートリアルを兼ねた作りになっていて、シリーズの初心者、格闘ゲームの初心者の両方に嬉しい作りになっています。



本作はステージ内を縦横無尽に動ける3D格闘ゲームであるため3D演出に注力しており、バトルステージの広さや迫力を直感的に感じることができます。ステージでは砕け散る氷柱、激突で生じる爆発などが表現され、そうした背景にはさまざまな「デンジャー」が潜んでいるといいます。また、『METROID Other M』とのコラボレーションステージも用意されています。任天堂ファンには嬉しいですね。

また、ゲームを遊んでいると獲得できるフィギュアを使った、3D写真を撮影することができます。フィギュアと背景を選び撮影した写真を「アルバム」に保存しておけば、いつでもどこでも見ることができます。フィギュアは1000種類。この膨大な量をコンプリートするのもファンの楽しみになりそうです。



その他、通信対戦ではローカルだけでなく、インターネットを通じて遠くのプレイヤーとの対戦も可能。さらにすれちがい通信では、すれ違ったプレイヤーから挑戦状が届き、その分身と闘う「ストリートファイト」が用意。3DS本体がプレイヤーの格闘スタイルを記憶してくれ、それが交換されます。3DSを持ち歩いて家に帰ったら新たな挑戦状が届いているというわけです。これに勝利すると様々な特典があるようです。

すれ違ったプレイヤーのゴーストとの戦いが楽しめる


■上級者にも初心者にも嬉しいシリーズ最新作

事前にゲームを遊ぶ機会をいただけましたので早速プレイしてみました。

まず印象的なのは3Dで描かれた美しいキャラクターやフィールドでの戦い。ただ3Dになるだけでも、新鮮な感覚を与えてくれます。色彩豊かな様々なステージが用意されますが、中には任天堂ファンにとって嬉しい『METROID Other M』とのコラボステージもあります。ステージにはリドリーが登場し、戦っているプレイヤーを攻撃してきます(!)。モーフボールサムスも一定の条件で登場するようです。



また、誰でも遊べる格闘ゲームを、ということで嬉しいのは下画面の技リスト。格闘ゲームがあまり得意でない筆者にとっては、どのような技があるかを覚えるのも一苦労でした。しかし本作では常にリストが表示されているだけでなく、例えばパンチを一回入れると、そこに続くコマンドの技だけを絞って表示してくれるという嬉しい機能もあります。

新たなモードとして登場する「タッグチャレンジ」は初心者にも上級者にも面白そうです。二人のプレイヤーで一緒に強敵に立ち向かうというモードですが、実力差のあるプレイヤーが楽しく一緒に遊べるだけでなく、かなりの強敵が揃っているので腕に自信のあるプレイヤーにとっても良さそうです。筆者も広報の方と一緒に遊んだのですが、あえなく撃沈。でも、声を掛け合いながら交代して強敵に立ち向かっていくのはそのコミュニケーション自体も楽しいものでした。

格闘ゲームに親しんでこなかった方にも楽しめる配慮がされたシステム、腕に自身のあるユーザーでも手応えがある新モードや各種通信対戦。コスチューム集めやフィギュア集めなどやり込み要素も盛り沢山です。ロンチから近いタイミングながらも3Dの格闘ゲームとして完成されたゲームとして期待に添える内容になっていると保証できます。

トレイラーも公開されていますので紹介します。



『DEAD OR ALIVE Dimensions』は5月19日発売、価格は6090円(税込)です。


(C) TECMO KOEI GAMES CO., LTD. Team NINJA All rights reserved.
METROID Other M: (C)2010 Nintendo Codeveloped by TECMO / Team NINJA
《D》
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