人生にゲームをプラスするメディア

E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!

Ubisoftは、大作ゲームとカジュアルゲーム、新規ブランドと既存のブランドを絶妙にブレンドしたプロダクトポートフォリオで更なる躍進を狙う方針を表明、計画されているタイトルの紹介をおこなった。

ゲームビジネス その他
E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!
  • E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!
  • E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!
  • E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!
  • E3 2007 Ubisoft新作ラインナップは大作だけじゃない!
Ubisoftは、大作ゲームとカジュアルゲーム、新規ブランドと既存のブランドを絶妙にブレンドしたプロダクトポートフォリオで更なる躍進を狙う方針を表明、計画されているタイトルの紹介をおこなった。

Ubisoftは12日、Faimont Hotelにおいてプレスカンファレンスを開催し、同社が現在開発中の商品ラインナップと今後の展望について説明した。まずプレジデント兼CEOのYves Gullemot氏(以下、Gullemot氏)自らが登壇し、戦略的方針について簡潔に示した。Gullemot氏は、ゲーム産業全体が今後4、5年は14〜15%の成長が見込めるとしたうえで、Xbox360(以下、360)やプレイステーション3(以下、PS3)はこれまで以上に高品質な作品が輩出され、オンラインゲーム市場においては、大量の新規ユーザー獲得の可能性について言及した。これに加え、任天堂からDSやWiiという二つのプラットホームで提案された新しいインターフェースが新規顧客層の心を掴むことに成功した点についても言及。特にこれらのプラットフォームを通じて、ゲームで、遊びだけでなく学びの機会を与えることに成功したことを「これまで20年間業界に携わってきた人としても初めてのこと」と、高く評価した。これらを踏まえ、Ubisoft自身も本年を最良の年としオリジナルブランド作品、ライセンス作品、カジュアルゲーム群がバランスよくそろっていることを強調。それに加え、昨年売り上げ全体の10%を占めたカジュアルゲームセクションを20%に引き上げるなどの抱負を語った。

タイトルラインナップの紹介を進めたのはUbisoft USAのバイスプレジデント、トニー・キー氏(以下、キー氏)。Ubisoftの今後のカジュアルゲームラインナップにおけるコンセプトを「Games for Everyone」を掲げたうえで、「Petz」、「Imagine」、「MyCoach」のDSゲーム3シリーズについて説明していった。

「Petz」はその名のとおり、バーチャルペットで、既に馬、犬、猫、ハムスターをテーマとしたラインナップを発売済みだ。具体的な販売本数など情報開示は避けたものの販売傾向として全ソフトの販売本数がほぼ同程度であることについて言及。ペット好きが全種類をそろえようとしているのか、好みの違う顧客がそれぞれ均等に存在しているのかいずれかだがその特異性について指摘した。今後は、ペットとしては一般的でない虎やイルカといった商品も同じレーベルで展開していくという。


《中村彰憲》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【レポート】VRロボゲー『アーガイルシフト』のロマンと没入感が凄い!男の子の夢、これで叶います

    【レポート】VRロボゲー『アーガイルシフト』のロマンと没入感が凄い!男の子の夢、これで叶います

  2. 発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

    発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

  3. 【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

    【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏

  4. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  5. シフトがWW向け新作アクションRPGを開発中と明らかに!『ゴッドイーター』や『フリーダムウォーズ』を手掛けたスタジオ

  6. アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載

  7. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  8. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  9. 目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?

アクセスランキングをもっと見る