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任天堂が平成18年度中期業績予想を上方修正

任天堂は7日、平成18年度の中間期および通期の業績予想を上方修正すると共に配当方針を変更する決議を行ったことを発表しました。主に北米市場でのゲームキューブの売上不振の為に売上高は通期で200億円下回る見込みですが、円安傾向が続いている為に中間期時点で230億円の増益になる見込みです。

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任天堂は7日、平成18年度の中間期および通期の業績予想を上方修正すると共に配当方針を変更する決議を行ったことを発表しました。主に北米市場でのゲームキューブの売上不振の為に売上高は通期で200億円下回る見込みですが、円安傾向が続いている為に中間期時点で230億円の増益になる見込みです。

修正後の連結業績予想、中間期は売上高が1750億円(-150)、経常利益560億円(+230)、純利益360億円(+170)、通期では売上高5000億円(-200)、経常利益1250億円、純利益750億円となりました。

通期での利益予想は平成17年5月26日の決算発表時に公表した数字を据え置いていますが、予想に使用したレートが中間期で1ドル=113.19円、1ユーロ=136.13円、通期で1ドル=110円、1ユーロ=135円と異なっており、円安傾向が続けば更に上方修正の可能性もあります。

配当方針に関しては、連結営業利益の33%を上限に、自社株保有分を除外して端数10円未満を切り上げて配当する方針を今年5月に発表していましたが、、連結業績での配当性向50%の基準も加え、どちらか比較して多い方を配当することとしました。
《土本学》
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