人生にゲームをプラスするメディア

【CEDEC 2012】CRI・ミドルウェアは「ADX」「Sofdec」のWii U対応版も披露

CRI・ミドルウェアはCEDEC 2012のブースで同社の最新ミドルウェアを紹介しました。

ゲームビジネス その他
Sofdec 2のWii U対応
  • Sofdec 2のWii U対応
  • 映像は実機でリアルタイム再生されていた
  • 背景にムービーを使ったデモ
  • 映像を差し替えた場合
  • Unity対応版も用意されている
  • ADX 2のオーサリングツール
  • ブース風景
  • モバイル向けにも注力
CRI・ミドルウェアはCEDEC 2012のブースで同社の最新ミドルウェアを紹介しました。

中でも目を引いたのはサウンドオーサリングツール「ADX 2」とムービー再生システム「Sofdec 2」のWii U対応バージョンです。どちらもPS3/Xbox360など既存のプラットフォーム向けに提供されているものと同等の機能が提供され、例えば「ADX 2」ではテレビのスピーカーからの出力だけでなく、Wii Uゲームパッドからの出力に対応するなどの個別対応も図られているそうです。

ブースでは「Sofdec 2」を用いたサンプル映像の上映が行われ、注目を集めていました。残念ながら表からWii Uの実機は見えないようになっていましたが、紛れもなくリアルタイムで実機で再生されているものだとのこと。

Wii U向けの製品は既に国内外のWii Uのデベロッパーに提供済みだとのこと。

また、力を入れているモバイル向けの製品では「Sofdec 2」のデモが展示されていました。これはiPad向けゲームのタイトル画面などを想定して、バックグラウンドの背景に「Sofdec 2」で再生したムービーを利用するというもの。純粋に演出としての使い方ですが、静止画と動画では印象が大きく変わります。コンテンツは次第にリッチ化していきますので、こういう工夫も今後は求められるかもしれません。

CRI・ミドルウェアではこれらサウンド、ムービー、そしてファイル管理のミドルウェアをゲームエンジン「Unity」に対応したバージョンも提供中。「Unity」の利用者の増加は目覚しいものがありますが、それに伴い、これらの製品に関する問い合わせも増加しているようです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

    ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  2. 新春カプコンプロデューサー対談 川田将央×新妻良太 (後編) カプコンプロデューサーの仕事術

    新春カプコンプロデューサー対談 川田将央×新妻良太 (後編) カプコンプロデューサーの仕事術

  3. 【CEDEC 2017】ゲームの特許は難しくない!だれでもわかる効果的なゲーム特許の取得方法

    【CEDEC 2017】ゲームの特許は難しくない!だれでもわかる効果的なゲーム特許の取得方法

  4. “推しメン休暇”って実際どうなの?どんなキャラでもいいの?ジークレスト代表&社員にアレコレ聞いてみる

  5. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  6. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

アクセスランキングをもっと見る