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（画像引用元：文化庁）

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警視庁神南署は原宿に新設された小さな警察署です。

その刑事課強行犯係の係長を務めるのが安積剛志。

係長といっても、部下の刑事は村雨秋彦、須田三郎、水野真帆、黒木和也、桜井太一郎の5人しかいません。

ある日、神南署管内で死体が発見されました。

殺されたのは宝飾店社長の横谷美津江。現場に財布がないことから強盗殺人が濃厚ですが、須田は単なる強盗ではないような気がするといいます。

神南署刑事の須田と黒木は、藤崎洋一が高野哲雄に襲い掛かる現場に遭遇します。

その場は怪我なく済みましたが、須田は藤崎を見失ってしまいます。

被害者の高野は神南署を訪れ、安積に自分が藤崎から逆恨みされていると告白します。

高野が藤崎の息子を自殺に追いやったと思いこんでいるというのです。

翌日、藤崎の息子が死亡した現場を管轄する西多摩署を訪れた安積と真帆は、高野のアリバイを告げられます。

神南署管内で発砲事件が発生しました。 被害者は暴力団の組長で狙撃犯は逃走中、目撃者は地域課の中園のみでした。

安積たちが捜査を開始すると、監視カメラの映像から、容疑者・岩城康作が浮かび上がりました。

安積が以前逮捕・更生させた暴力団の元構成員です。

組とは縁を切っていたはずの岩城の犯行に、安積は失望感を抱きつつ岩城の身柄確保を部下に命じます。

翌日、安積と真帆は、岩城の自宅近くで岩城の妻・絵里子が心臓手術のために入院していると聞きつけます。

神南署管内で通り魔事件が発生しました。被害者は長沢ゆかり。

病院に駆けつけた安積と真帆が事件時の状況を聞くと、犯人の顔は覚えていないが人気のスニーカーを履いていたといいます。

さらに、同様の通り魔事件が渋谷署管内でも起きていました。

村雨ら安積班は防犯カメラのチェックと目撃者探しを開始します。

数日後、今度は金丸美和という女性が通り魔に襲われました…。

村雨が神南署管内を歩いていると、女性が暴行されている現場に出くわしました。

被害にあった女性・瀬川勝江は、「自分は夫を殺した」と騒ぎ出します。

そして勝江の供述どおり、夫・清志が経営していた居酒屋から男性の遺体が発見されました。

勝江が履いていた靴からも夫と同じ型の血液が発見されましたが、殺害に至った理由・状況などを覚えていないなど不審な点が多いのです。

殺人事件とドラッグストア強盗事件が相次いで発生しました。

村雨は、非番の安積に代わって須田と黒木をドラッグストアに向かわせ、桜井と真帆を連れて殺人現場に急行します。

殺人現場にいた目撃者の証言から、容疑者として河原崎という男が浮上しました。

一方、強盗事件は現場に残された指紋から容疑者が特定されました。

河原崎は犯行を否定、河原崎らしい人物が殺害時刻に公園にいたことを証言する者も現れ、事件は一転して混迷し始めます。

車椅子の女性・菊乃が坂を転がり落ちて怪我をするという事件が起きました。 車椅子を押していたのは家政婦のはつ子。

はつ子が靴の紐を結んでいると、ひとりでに走り出してしまったといいます。

事故として扱われようとしているところに菊乃の娘・早苗が怒鳴り込んできました。

早苗は、はつ子が菊乃を殺そうとしたというのです。

はつ子は菊乃を日常的に虐待していたらしく、これを聞いた安積は早速捜査を開始します。

神南署管内で殺人事件が発生しました。 被害者は貿易会社社長。

部屋の状況から被害者には愛人がいたと推測され、携帯電話から木本弥生という女性が捜査線上に浮かびます。

安積が弥生の自宅を訪ねると、そこへ日高美也子という女性がやってきました。

美也子は弥生と不倫関係にある自分の夫・英之を返せと息巻きます。

神南署に帰った安積たちのもとに、品川署の刑事・三国が現れます。

三国は殺された被害者と面識があり、応援のためにやってきたといいます。

安積は殺人の罪で収監されている美佐子から呼び出され、刑務所を訪れました。

美佐子は夫を殺害した容疑で実刑判決を受けたはずですが、真犯人を知っていると今になって無罪を主張します。

しかし、既に決着がついた事件を掘り返すことは警察内ではタブーです。

「無実の人を救うのも刑事の仕事」と美佐子に言われた安積は悩みます。

安積はこの件を同期の速水に相談します。

速水は強く止めますが、逆に安積は心を決めるのでした。

新聞記者・由紀子の仲立ちで、神南高校新聞部の生徒が安積班の取材に来ました。

その夜、須田は巡回の途中で新聞部員・沙也加と偶然再会しますが、声を掛けただけで彼女と別れました。

翌日、沙也加の遺体が発見され愕然とする安積たち。

村雨は、適切な措置をしなかった須田のせいだと責め立てます。

桜井も村雨に加勢し、安積班は崩壊の危機に陥ります。

しかもそこに沙也加の父親・高沢武士が怒鳴り込んできます。