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知季は新任コーチ・夏陽子から「オリンピックを目指してみない？」と声を掛けられます。

戸惑う知季に、夏陽子は専用の練習メニューを与えます。

要一はコーチに目をかけられている知季に複雑な思いを抱き…。

そんな中、夏陽子は飛沫という少年を連れてきます。

MDCに沖津飛沫がやって来きます。

飛沫の祖父は伝説の選手で、夏陽子が条件付きでMDCに連れてきたのです。

知季や要一は飛沫のダイナミックな飛び込みに圧倒されます。

一方で知季はMDCの仲間たちに誤解され、何のために飛び込みをやっているのかわからなくなってしまいます。

練習をサボってしまった知季に夏陽子は競技を続けるのか辞めるのか答えを出すよう迫り、「3日間」だけ待つと告げ…。

飛び込みを続けると決意した知季らMDCメンバーに、コーチの夏陽子は驚くべき提案をします。

それは全てを犠牲にし、代表強化合宿への参加権を掴むというもの。飛沫はある目的のため受け入れますが、要一は反発。

知季は、夏陽子から難易度の高い新技への挑戦を言い渡されますが、大会まであと3カ月。

足並みが揃わず様々な想いが交錯する中、オリンピックへの道が始まります。

更衣室で飛沫が倒れます！

知季は心配しますが、平気なふりをする飛沫。

知季は難易度の高い4回半の練習がうまくいきません。

何度も回転不足で失敗し水に体を打ち付けます。

知季を思い、要一は夏陽子にやめるよう進言しますが、夏陽子にはある確信があり…！

失敗続きの知季に対し、夏陽子はあるアドバイスをします。

「絶対に飛べる」と信じる夏陽子に力をもらい、知季は４回半へ挑み続け…。

オリンピック強化選手を選ぶ選考会に臨んだ知季、要一、飛沫。

飛沫は豪快なダイブを決め、高得点をたたき出します。

要一は完璧な演技で圧倒的に1位。

要一以外の得点は団子状態で、知季は巻き返しを狙っていました。

運命のラストダイブで飛沫の持病の腰痛が悪化。

要一は海外のトップ選手でも決められない完璧な入水を決め、ぶっちぎりで優勝を決めます。

知季は逆転3位を狙い4回転半に挑みますが…。

選考会を終え、知季と要一がオリンピック強化選手に選ばれます。

腰の痛みが悪化した飛沫は見切りをつけ、津軽に帰ってしまい…。

その後、津軽に帰った飛沫の元に知季と要一がやってきます。

要一は夏陽子から預かってきたというDVDを渡し、飛沫の帰りを待ちます。

一方、MDCでは、要一がすでにオリンピック飛び込み代表に決定したことが発表されます。

あまりにも早い代表選出に、納得できない人がいて…。

知季は家の前で恋人の未羽と弟の弘也が抱き合うところを目撃。

そのことが頭から離れず、コーチの夏陽子から喝を入れられます。

一方、オリンピック代表に決まった要一は思うように飛び込めなくなります。

スランプになった要一は、夏陽子コーチに相談しますが…。

そして津軽にいる飛沫は、亡き祖父の飛び込みの映像を見て、まだ未練があることに気づき…。

要一がオリンピック代表になったことで周りが浮き足立ちMDCの入会希望者も増えていましたが、要一自身は深刻なスランプに陥っていました。

そんな中、知季が練習中に倒れてしまいます。

心配して駆けつけた要一に、知季はそれでも「自分に勝つために、4回半を飛びたい」という真っ直ぐな思いをぶつけます。

自分の目標に邁進する知季と飛沫。

要一は2人から刺激を受け、決意を胸に日水連の会長に会いに行くことに…。

突如空いたオリンピック代表の1枠をかけ、知季、要一、飛沫は火花を散らします。

要一は回転数を増やし、今までの自分を超えたいと敬介に指導を受けますが、指導方法に納得できず衝突してしまいます。

飛沫は柔軟性を身に着けるため、夏陽子からバレエの練習を課され…。

一方、4回半が飛べず悩んでいる知季に、夏陽子は「特別レッスン」として、ある場所へ連れだします。

夏陽子がアメリカに行くという話を偶然聞いてしまった知季。

最終選考会の予選を1位で通過するものの、動揺し決勝で力を発揮できずにいました。

一方、一番の実力者である要一も、予選6位と不調。

そして飛沫は、偉大な祖父を超えるため、腰に痛みを抱えながらも、プラットフォームに立ちます。

運命のオリンピック代表選手選考会。

夢を叶え、オリンピック行きを掴むのは果たして…。