無線LANは、電波の届く範囲ならどこからでも接続が可能な為、セキュリティーをかけていないと屋外からでも電波を受信する事が容易に出来てしまいます。
第三者の無線LANルーターに接続する行為は「ただ乗り」と呼ばれていて、文書を配布した学校では、子供たちが特定の場所に集まって「ただ乗り」でネットに接続してゲーム機を使っている様子を教員が発見したそうです。
学校側は、1999年に成立した不正アクセス法では他人のIDやパスワードを無断使用して接続した場合は違法ですが、「ただ乗り」はこの法律に抵触しないとと説明。
しかし、第三者の電波を無断使用することはモラル上の問題がある為、学校では児童に対し「他人の家のトイレを勝手に使うような行為」と分かりやすく説明して、「ただ乗り」をやめるように説明。
市教委学校教育課は「これまでも携帯電話やパソコンが危険なサイトにつながる問題などがあり、校長会で情報提供しながら、各校で情報モラル教育に取り組んでもらってきた。今回の事例は文書配布した学校以外に報告は無いが、各校には文書で通知し、注意や監視を呼び掛けたい」とコメントしています。
便利な時代になりましたが、こういった問題も一部で起きています。違法性は無いにしろ、使用者の皆さんも気をつけて下さい。
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