人生にゲームをプラスするメディア

【インプレッション】ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者

週刊少年ジャンプで好評連載中の人気タイトル『ワンピース』の世界をそのままゲームに写し取るような作り込みで、『ワンピース』のファンはもちろんのこと、プレイして原作ファンになってしまったプレイヤーすらも生み出したと評判の『ワンピースアンリミテッドシリーズ』最新作、『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』がいよいよ今週発売されます。

任天堂 Wii
ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
  • ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者
週刊少年ジャンプで好評連載中の人気タイトル『ワンピース』の世界をそのままゲームに写し取るような作り込みで、『ワンピース』のファンはもちろんのこと、プレイして原作ファンになってしまったプレイヤーすらも生み出したと評判の『ワンピースアンリミテッドシリーズ』最新作、『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』がいよいよ今週発売されます。



同タイトルは前作『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード1 波に揺れる秘宝』の完結編となるタイトルで、パッケージタイトル2本に及ぶ壮大な物語が本作でようやくエンディングを向かえることになります。

ゲームのシステム自体は前作とほぼ同じものになっていますので、前作を未プレイの方はまず一度前作のレビューを拝見していただければと思います(http://www.inside-games.jp/news/311/31109.html)。

それでは本作について。シリーズの特徴である美しくかつ広大なフィールドは今回ももちろん健在。新たに海上に現れた4つの島を舞台にルフィ率いる「麦わらの一味」を操作し、フィールド狭しと走り回って物語を進めることになります。シリーズの定番となっている素材集めもさらに新たなアイテムや動物が多数追加されており、新しい島々での未知なる冒険の楽しさを引き立てています。さらに前作から引き続いて「麦わらの一味」の拠点となるサウザンドサニー号の船内も本作でようやく隅々まで歩き回れるようになり、前作同様の機能はもちろんのこと、さらに多くの機能や設備が用意されているようです。



バトル面でも新しい通常技や、原作での最新の名シーンを再現したような合体技の数々が追加されていて、さすがゲーム業界一の『ワンピース』好きメーカーと囁かれるガンバリオンだなと感心させられます。もちろん前作で使用できた技もそのまま使えますので、好きな技だけを取り入れてオリジナルの連続攻撃を組み上げることも可能になっています。



また、同シリーズの人気の理由の1つともいえる最新エピソードからの新キャラも多数登場しています。登場したばかりのニューフェイスと早速ゲーム内で戦えて、さらに対戦モードで操作できるのも、本作の特別な魅力に違いありません。



一応本作の開始時に前作のエピソードがダイジェストで流れますので、たとえプレイしていなくても物語の流れはわかるようになっていますが、物語は前作からの続きの話となっていますので、当然前作をクリアしてからのプレイが推奨されます。また、前作のクリアデータは本作に引き継げるようになっており、育てたキャラクターのデータがそのまま、さらに一部の図鑑やレシピなどが本作の開始時に引き継がれるようです。

流石に前作の続き物ということもあって、システム面での目立った変化はほとんどないのですが、相変わらずフィールドを駆け回っての素材集めや宝探しは非常に楽しいですし、釣りもいつも通りの歯ごたえです。また体感ですがロード時間やセーブにかかる時間など、細かなところで改良が加えられているように感じました。

そしてなにより本作でもっとも派手なバトルの1つと言えるオーズ戦はかなりの迫力です。元々『アンリミテッドシリーズ』はそれなりに難易度が高いこともあり、特にボス戦だと結構な消耗戦に陥ったりといったことも珍しくないのですが、さすがにオーズの攻撃は段違いの破壊力で、前作、そして前々作と当iNSIDEでレビューをさせていただいている僕ですら、久しぶりにゲームオーバーを覚悟する羽目に。普段から鍛えているキャラクターが偏っていることもあって、サンジの料理で体力を鍛えていなかったキャラクターは一撃で退場させられるし、原作でのルフィ達の苦労を“追体験”するような形になってしまいました。ただ、ルフィ達もそうそうやられっぱなしではないことは原作読者の方なら重々承知のことと思います。頑張って戦ってみて欲しいですね。



1作目の『ワンピース アンリミテッドアドベンチャー』、そして2作目の『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード1 波に揺れる秘宝』と順調にタイトルを重ね、『ワンピース』のゲームとしては抜群に評価の高いシリーズとなった『ワンピースアンリミテッドシリーズ』ですが、本作も例に漏れず、『ワンピース』ファンはもちろんのこと、そうでない方にもオススメできる完成度の高いアクションアドベンチャーとなっています。『ワンピース』の世界観を隅々まで体験してみたい方、Wiiで遊べるアクションアドベンチャーを探していたという方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

『ワンピース アンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者』はバンダイナムコゲームスより2月26日発売です。


(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
(C)2009 NGBI
《ヤマタケ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 『モンハンライズ』知ると楽しい「マカ錬金」&「護石」のススメーまだ見ぬ“神おま”を探しに行こう!

    『モンハンライズ』知ると楽しい「マカ錬金」&「護石」のススメーまだ見ぬ“神おま”を探しに行こう!

  2. 今こそやりたい究極の『人狼系』ゲーム3選!ゲーム実況で話題のタイトルから1人用のSF作品まで

    今こそやりたい究極の『人狼系』ゲーム3選!ゲーム実況で話題のタイトルから1人用のSF作品まで

  3. 『カービィのグルメフェス』にて、「メタナイト」に風評被害―「デブメタナイト」など散々な言われよう

    『カービィのグルメフェス』にて、「メタナイト」に風評被害―「デブメタナイト」など散々な言われよう

  4. 『桃鉄』ソロプレイ全物件制覇こそ、“おうち時間”を最高に楽しむエンドコンテンツ!ワンミスで資産が吹き飛ぶ地獄のサバイバル100年を生き延びろ

  5. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  6. スイッチ『限界凸記 モエロクロニクル H』発売決定―HD画質/振動への対応で、よりH(ハイパー)にモンスター娘を堪能!

  7. 『限界凸記 モエロクロニクル H』新要素メインのプレイ映像が公開!「謎の光」や「謎の布」の追加なんて存在しないことも明言

  8. 裏サクセスが面白すぎる『パワポケ』作品3選!大正ロマンから海賊モノまで…

  9. ニンテンドースイッチから始める『荒野行動』!ジャイロ操作の感覚やスマートフォン版との違いをじっくり解説

  10. 『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

アクセスランキングをもっと見る