人生にゲームをプラスするメディア

買収提案に揺れるテイク2、Q1は赤字なものの『BIOSHOCK2』や買収で攻めの姿勢

エレクトロニック・アーツからの買収提案に揺れるテイク・ツー・インタラクティブは2008年第1四半期の業績を発表しました。年度末はこれといったタイトルがなく、売上高は2億4040億ドルに対して順損失は3030万ドルとなりました。主なタイトルは『BIOSHOCK』『Carnival Games』『NBA2K8』などでした。

ゲームビジネス その他
エレクトロニック・アーツからの買収提案に揺れるテイク・ツー・インタラクティブは2008年第1四半期の業績を発表しました。年度末はこれといったタイトルがなく、売上高は2億4040億ドルに対して順損失は3030万ドルとなりました。主なタイトルは『BIOSHOCK』『Carnival Games』『NBA2K8』などでした。

テイク2では昨年発売し世界で200万本を超えるセールスを記録中の『BIOSHOCK』の続編として『2』を2Kマリンにて開発中で、2009年10〜12月に発売するということを発表しました。

また2KプレイブランドではWiiで9月に発売して100万本を超えている『Carnical Games』のニンテンドーDS版を今夏に発売すると共に、本作の拡張版としてWii向けの『Carnival Games: Mini-Golf』を秋に発売するとしました。

さらに『マフィア』や『Hidden & Dangerous』の開発元であるチェコのIllusion Softwareを買収、2Kチェコと改名することを明らかにしています。現在『マフィア2』を次世代機とWindows向けに開発しているということです。

CEOのStrauss Zelnick氏は「第1四半期において予測よりも良い結果であったことを嬉しく思っています。私達は幅広いラインナップから収益を上げることができ、次期の『GTA4』に備える事が出来ます。私達の素晴らしいクリエイティブな資産と進行中の業務改善は、力強い成長を続けるゲーム業界において株主の皆様に最高の価値を提供できると確信しています」と述べています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

    ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  2. ポケモンUSAの社長が交代

    ポケモンUSAの社長が交代

  3. 【CEDEC 2016】技術から語る『龍が如く』の10年──特殊エフェクトや物理エンジンの取り組み

    【CEDEC 2016】技術から語る『龍が如く』の10年──特殊エフェクトや物理エンジンの取り組み

  4. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  5. Cygames、コンシューマー向けアクション『Project GAMM』を発表!元マーベラスの高木Pが指揮を執る完全新作ゲーム

  6. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  7. 【CEDEC 2017】AIは『人狼』をプレイできるのか!?カオスな人間vs AI戦も展開されたセッションレポ

  8. 『モンハン』シリーズに「チャチャブー」は戻ってきますか?―Redditインタビューに辻本P「現状予定はない」

  9. 新春カプコンプロデューサー対談 川田将央×新妻良太 (後編) カプコンプロデューサーの仕事術

  10. 【CEDEC 2017】ゲームの特許は難しくない!だれでもわかる効果的なゲーム特許の取得方法

アクセスランキングをもっと見る