
昨今人気のゲームジャンル"ローグライク”は、1980年にリリースされた革命的なダンジョン探索RPG『Rogue』から始まりました。その後、ローグライクと他ジャンルを掛け合わせた作品が次々と登場してきましたが、"デッキ構築型ローグライク”のはじまりは2019年のことです。
この記事ではデッキ構築型ローグライクおすすめ5選と題し、人気ローグライト『ヴァンサバ』の世界観を継承した注目作や、ジャンルの生みの親とも言える歴史的作品を紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
◆『Vampire Crawlers』(ニンテンドースイッチ2/ニンテンドースイッチ/PS5/Xbox Series X|S/Steam)
『Vampire Crawlers』は、前作『Vampire Survivors』の世界観を再現したダンジョンを探索し、手に入れたカードでデッキを構築、襲い来る敵を倒しながら深奥を目指すデッキ構築型ローグライトです。
バトルでは、画面左に表示されている1ターンに使用可能な総マナ量の範囲内で、手札のカードを使用して敵を攻撃していきましょう。すべてのマナを使い切るか手札のカードが尽きると相手のターン、それが終われば再びプレイヤーのターンとなります。

バトルの要となるシステムがコンボです。カードに表記されているマナコストを0→1→2→…と繋げていくことでコンボが発生し、カード本来のダメージや効果が大きく増加します。この仕組みを上手く利用し「マナを増やせる効果を持つカード」や「デッキから追加で引くカード」をコンボに組み合わせれば、1度によりたくさんのカードをコンさせて高火力で敵を一掃することもできますよ。

デッキを強化する方法は敵を倒してカードを集めるだけではありません。攻撃範囲を広げたり威力を倍にする「ジェム」をカードに埋め込んで性能をあげたり、村のお店で基礎ステータスを強化したりと様々。ゲームを進めていけば強力なカード2枚を組み合わせた進化カードなども登場します。


直感的に楽しめるカードバトルとローグライトが組み合わせテンポ感や爽快感を重視した注目作。カジュアルなデッキ構築型ローグライトで遊びたいという方におすすめの1作です。
◆『Slay the Spire』(ニンテンドースイッチ/PS4/Xbox One/Steam/PC/スマホ)
『Slay the Spire』は、2019年に正式リリースされたデッキ構築型ローグライクというゲームジャンルの生みの親ともいえる作品です。ローグライクに"カードを集めてデッキを組む”トレーディングカードの要素を融合させた斬新性から以降の作品に大きな影響を与えました。
ダンジョンでは毎回同じデッキからスタートし、戦闘で獲得したカードを使ってデッキを強化していきます。なお、デッキから不要なカードを捨てられるタイミングは限られているので、どのカードを採用するか慎重に検討しましょう。ローグライトらしい毎回異なる状況で、毎回異なるデッキを作る楽しさが本作の魅力です。




2026年3月6日にはSteamにて新作となる『Slay the Spire 2』のアーリーアクセスが開始されています。デッキ構築型ローグライクの原点に興味を惹かれた方は、この機会に手にとってみてはいかがでしょうか。
◆『FAIRY TAIL ダンジョンズ』(ニンテンドースイッチ/Steam)
『FAIRY TAIL ダンジョンズ』は、真島ヒロ氏が手がけた「FAIRY TAIL」を原作としたデッキ構築型ローグライトゲームです。2024年8月にSteamでリリースされ、2026年1月8日にニンテンドースイッチ2版が登場しました。
本作では、まず、プレイアブルキャラクターを1名選んでダンジョンに潜ります。ランタンに浮き上がるターン数でソロダンジョンを探索し、戦闘報酬や宝箱から獲得できるキャラクター固有の魔法カードでデッキを強化していきます。特定の順番でカードを使用すると発動する「マジックチェイン」を活用できれば大ダメージが期待できるので、カードの相性を見極めながらビルドを組んでいくことが重要です。


「!」のマスに止まれば他のギルドメンバーが登場し、協力を得られることもあります。このイベントでしか入手できない強力なカードもあるので、積極的に狙っていきたいですね。
ソロダンジョンでキャラクターを鍛えたら、3名のパーティを組んで最奥を目指しましょう。深迷宮ではアクノロギアのほか、真島ヒロ氏書き下ろしのオリジナルキャラクターが登場しますよ。

2026年1月8日に配信された大型アップデートでは、「ガジル」「ジュビア」「ミラジェーン」「ラクサス」「ギルダーツ」が新規プレイアブルキャラクターとして実装されたほか、原作の魔法をモチーフにした170種類以上の新規マジックカードや、本編クリア後に挑める「特殊攻略迷宮」などが追加されました。

「FAIRY TAIL」のファンはもちろん、ローグライトが好きなゲーマーも楽しめる本作。ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
◆『Balatro』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Steam/PC/スマホ)
『Balatro』は、トランプを用いてポーカーの役を作り、できた役に応じた報酬を受け取る、いわゆるビデオポーカーとローグライトを組み合わせた作品です。
本作の最も面白いところは、必要に応じてポーカーのルールを改変できてしまうことです。求められているスコアに対して役を揃えたスコアが低い場合は「惑星カード」で役のスコアを上げたり、「タロットカード」でカードの内容を改変(カード3枚の絵柄を変えるなど)したり、「ジョーカーカード」でルールそのものを改変(ツーペアを作るとスコアが恒久的に増えるなど)するなどしてスコアを増やせます。また、これらは組み合わせて使用できるため、引くカード次第でスコアが何倍にも何十倍にも増えていく爽快感が味わえます。

このような特殊カードは、ラウンドクリア後にショップにてシングルカードとして購入するか、「BUFFOON PACK」と名付けられたブースターパックを購入して引き当てることで入手可能です。また、ジョーカーカードは150種類存在し、さらにカードごとに加工と合わせて効果が異なるものが5種類あるため、異なるカードが750種類存在することになります。

一般的なビデオポーカーに特殊な効果を持つカードを加え、それらを組み合わせてスコアを増やすデッキ構築型ローグライトのようなプレイ感に仕上がっている本作をぜひ遊んでみては。
◆『クロノアーク デラックスエディション』(ニンテンドースイッチ)
『クロノアーク デラックスエディション』は、異なる特性を持つキャラクターでチームを結成して旅に出るデッキ構築型ローグライクRPG『クロノアーク』のニンテンドースイッチ版です。Steam版『クロノアーク』をベースに翻訳をアップデートし、DLCなども追加したタイトルとなっています。
作品の大きな特徴をあげるとすれば、デッキ構築型ローグライクであるにも関わらずRPG要素を前面に打ち出していることでしょう。
遥か昔に起きた大災害から逃げ延びた人類は「アーク」と呼ばれるシェルターで暮らしていました。世界を元に戻す方法は「時計塔」を起動すること。主人公であり時計塔を起動することのできる特殊な能力を持つ少女「ルシー」は、元の世界を取り戻すため、仲間の調査団員たちと共に外の世界に挑むことになります。

このようなポストアポカリプスな世界観と練り上げられたストーリーがバッググラウンドにあるため、探索中に起きるキャンプの合間の好感度イベントなどといった、このジャンルには珍しいゲーム要素も多数楽しめますよ。

また、バトルは先ほど紹介した『FAIRY TAIL ダンジョンズ』と同じく、チームに編成したキャラクターのスキルをカードとして使用して戦う作品です。「アタッカー」「ディフェンダー」「サポーター」のロールが割り振られた最大4人のメンバーで探索に挑みましょう。


デッキ構築型ローグライクにRPGを組み合わせた意欲的な作品である本作。ストーリーがあるため、このジャンル特有のサクサク進むテンポ感は少なめだったり、ボリューミーな作品ではありますが、一風変わったデッキ構築型ローグライクをお探しの方にはおすすめの作品です。
以上、デッキ構築型ローグライク作品のおすすめ5選でした。気になった作品がありましたら、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
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