
任天堂は「2026年3月期 決算説明会(オンライン)」の質疑応答記録を公開しました。
焦点はやはりスイッチ2価格改定に

5月8日のスイッチ2価格改定報道直後に行われた今回の質疑応答ですが、やはりその多くの質問で改定の理由やその影響についての予測に焦点が当てられています。改定理由については「特定の要因によるものではない」としながらも「メモリを中心とした部材価格の高騰や為替、石油価格の動向向などの市場環境の変化は、中長期にわたり続くと見込まれる」との判断の下、健全な収益構造維持のためにコストの一部を販売価格に転嫁したと説明しています。
また、地域による変更幅の違いについては、市場環境の変化の影響度合いが地域によって異なるためとのことです。さらに部材価格の上昇が今後も継続した場合については「来年に関しても影響を受ける可能性があると認識している。」としたうえで「どのような状況になっても柔軟な対応ができるよう、準備をしていきたい」との考えを示しています。
購入ハードル上がると認識も「魅力的な遊び」提供で普及拡大目指す

続いて値上げに伴う販売の勢いへの影響については「購入を検討される際のハードルを一定程度上げることになる」と認識していることを肯定しています。一方で、同社のビジネスにおける重要事項を「価格以上の価値を感じていただける魅力的な遊びを提供すること」とし、今後も自社、サードパーティー含めさまざまなタイトルを発売して普及拡大を目指していくとしました。

特に、『ぽこ あ ポケモン』や『トモダチコレクション わくわく生活』といった直近の発売タイトルがスイッチ2のセルスルー増加や稼働の活性化に繋がったとの実例も示し、「足元は良い販売状況」との当期の業績予想も提示。ソフト開発期間の長期化を懸念する質問に対しても体制やプロセスを工夫して多くのタイトルを発表できるよう取り組みを進めているとし、「大型タイトルかどうかにかかわらず、ニンテンドースイッチ2向けにさまざまな新作タイトルを準備している。」「当期後半のラインアップについては、すでに発表済みのもの以外にも新作タイトルを用意しており、適切なタイミングで詳細をお伝えする。」といった情報も明かされています。











