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『FF14』パッチ5.35新コンテンツ「南方ボズヤ戦線」プレイレポ―戦場が舞台の最大72人大規模コンテンツ!ソロ&サブリガ装備でも問題ないよ

「セイブ・ザ・クイーン」シリーズの新コンテンツパッチ5.35「南方ボズヤ戦線」にいち早く突入!そのプレイレポをお送りします。

ソニー PS4
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ファイナルファンタジーXIV』「漆黒のヴィランズ」パッチ5.35「南方ボズヤ戦線」が10月13日にいよいよ実装されました。本コンテンツはパッチ4.0シリーズ「紅蓮のリベレーター」で実装された「禁断の地エウレカ」と同様の大規模バトルコンテンツ。今回は「南方ボズヤ戦線」のプレイレポをお送りします。

本稿では、ネタバレ防止のため「南方ボズヤ戦線」を含む「セイブ・ザ・クイーン」の詳しいストーリー内容には触れませんが、コンテンツ内容に関してネタバレになる部分も多少含まれています。また、実装まもないため、誤った点がある可能性もあります。あらかじめご了承ください。

「南方ボズヤ戦線」開放から突入までの流れ


「南方ボズヤ戦線」は、ゲームデザイナーの松野泰己氏が手掛ける「セイブ・ザ・クイーン」に連なる、これまで語られてこなかったガレマール帝国属州「ボズヤ」地方を舞台としたコンテンツ群の1つです。

クロニクルクエスト「リターン・トゥ・イヴァリース」シリーズも松野氏によるもので、「紅蓮のリベレーター」時に実装された3つあるアライアンスレイドのうちの最後の1つ。

「南方ボズヤ戦線」の開放条件は、メインクエスト「漆黒のヴィランズ」と上記「リターン・トゥ・イヴァリース」シリーズの「楽欲の僧院オーボンヌ」のクリアが条件になっています。上記前提条件クエストのあと、ドマの「ドマ町人街」から入れる「ガンゴッシュ」で「南方ボズヤ戦線」へと突入可能になります。


コンテンツへの突入はソロでもパーティを組んだ状態でも可能。レベル71以上の戦闘ジョブであれば、コンテンツ内でレベル80、IL430にシンクされるため装備の心配は不要です。ただし、何も装備しないとその箇所のステータスは当然下がってしまうため、何かしら身に着けましょう。サブリガで突入してももちろんOK。

最大72人で、広大なフィールド内で散発する「スカーミッシュ」や「クリティカル・エンゲージメント(以下CEと表記)」をクリアして「レジスタンスランク」を上げていきます。このランクは、エウレカのときのエレメンタルレベルとは異なり、攻撃力などのステータス面への影響はないようですが、マップ開放をはじめストーリーを進めるのに必要です。

スカーミッシュ、クリティカル・エンゲージメントに参加し戦果を貯めよう


本コンテンツでは、主にスカーミッシュとCEをこなしてレジスタンスランクを上げていきます。わかりやすく言えば、これらは通常フィールドの「F.A.T.E.」にあたるでしょうか。

雑魚エネミーにはローマ数字でI~Vまでのレベルが設定されています。敵のレベルと自身のレジスタンスランクの大小とは関係ありませんが、Vのエネミーはかなり強いので注意が必要。なお、レジスタンスランクをあげるために通常の雑魚エネミーを倒す必要はありません。

流れとしては、雑魚エネミーの群れの殲滅やボスの討伐、アイテム回収などいくつかの種類があるスカーミッシュをこなしていくと、これらのクリアがトリガーとなって中ボス戦であるCEが発生するようです。CEのなかには、一時ツイッターのトレンドに入るほどに話題になった高難度の赤チョコボCEも。筆者も参加してみましたが、なかなかの難易度でした。




また、CEのなかには特殊なものがいくつかあり、一定条件を満たして前提CEをクリアすることで発生するボスとの一騎打ちもあります。

残念ながら筆者はまだ一度も挑戦できていませんが、一騎打ちは前提条件の達成と抽選という二つの関門があり、特に多くの参加希望者から1人しか選ばれない仕様もあいまって、挑戦回数を確保しづらいでしょう。加えてギミック理解やロストアクションの使用タイミングなども求められるため、一筋縄では行かない高難度のようです。


これらをこなし、本コンテンツ内での経験値にあたる「戦果」を貯めて「前哨地」の「レジスタンスの司令部付き将校」に報告を行なうことでレジスタンスランクのアップをはかります。報告しないといつまでもランクがあがらないのでこまめに報告するのが良いでしょう。現在のランクキャップは15です。驚くことに、実装から一日足らずでカンストしてしまったプレイヤーもいたようです。

多彩なロストアクションを駆使して立ち回る


本コンテンツの特徴として、「ロストアクション」が挙げられます。エウレカの「ロゴスアクション」にあたるもので、効果の重複も見られるためエウレカのプレイ経験があれば比較的分かりやすいのですが、初めての方にはややとっつきづらいところでしょう。

これはエネミーがドロップする「未鑑定ロストシャード:XX(いくつかの種類があります)」と呼ばれるアイテムを鑑定することで、通常のジョブアクションとは異なる多彩なアクションを使用できるシステムです。

これをロストボックスからセットして使用します。基本的に使い切りですが、非常に強力な効果を持つものが多く、エネミーからのポップやマーケットボードからの購入で手軽に入手可能ですので、惜しまずどんどん利用するのが良いでしょう。


ロストアクションには、今ひとつ使いみちのわからない地味なもの、本来のロールの概念を無視するようなもの、あるいは超火力を叩き出せるものなどピーキーな性能を含む70種類が実装されています。なかには「未鑑定ロストシャード:技巧」のように、レジスタンスランク15にならないと使用できないものもあります。


「ロストアクション」はチョイス、組み合わせ、用途が様々にあるため研究しがいがある面白いシステムです。プロテスやストンスキンなど今は使えなくなってしまったスキルや、新生や蒼天時のスキル効果を思わせるアクションもあり、古参プレイヤーは懐かしさを感じるのではないでしょうか。

ロストアクションを駆使することで、タンクやヒーラーでもDPS並の攻撃力を出せますし、ソロでも好きなロールで遊ぶことができます

最大48人での大規模バトルコンテンツ「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」


そして、目玉コンテンツはレジスタンスランク10到達後に開放される「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」です。聞くところによると、インスタンス内に突入可能なプレイヤーが一定数いる状態で、一定時間経過すると発生する模様。最大48人で挑めるコンテンツで、経験のある方はエウレカの「バルデシオン・アーセナル」に近いものと捉えると分かりやすいかもしれません。



ただし、「バルデシオン・アーセナル」と比較すると、「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」の難易度は全体的に低めです。戦闘不能による戦果喪失のペナルティはあるものの、道中のトラップや蘇生制限などはなく、ギミックも全体的に緩めで、筆者はアライアンス・レイドと同等程度に感じました。

その代わり、自動的に割り振られた8人パーティ3つの合計24人でスタートするアライアンス・レイドとは異なり、ソロでの突入も可能なため、ジョブや人数の多寡など毎回条件が異なるという面白さがあります。

加えて、内部では各パーティで行き先を分担して攻略する箇所もあり、バランス良いパーティ構成を整えるために参加者同士チャットで話し合うというMMOらしい場面に遭遇することも。大人数がいる場での発言はちょっと緊張しますが、クリアに近づく意味でもぜひ積極的に意思疎通をとっていきましょう。楽しいですよ。


ロストアクションはもちろん攻城戦でも有用です。筆者の個人的な好みですが、どれを使えばいいか困ったら、とりあえず無条件で攻撃力アップになるものを使っておけば良いと思います。秘薬・霊薬系の「術士」(ヒーラー用)「闘士」(タンク用)「武人」(DPS用)とついているものがデメリットなしに無条件で攻撃力上昇が見込めるためおすすめ。

その他、サポート用として防御力を10%アップする「ロスト・プロテス」や「ロスト・シェル」、衰弱なしで蘇生が可能な「ロスト・アレイズ」、途中の雑魚エネミーに有効な「ロスト・デス」、一定時間攻撃力を5%アップできる「ロスト・ブレイブ」、打撃・魔法属性を変更できる「ロスト・スペルフォージ」や「ロスト・スチールウィング」などが汎用性が高いように感じます。各人に考え方があると思いますのでぜひ様々に試してみてください。筆者も色々とアクションを試して遊んでいます。



攻城戦で入手できる「ボズヤ古銭」を使用することでボズヤンシリーズの防具を強化できます。ただ、攻城戦を一度クリアして手に入る古銭の数はおおよそ20~30個程度(筆者は3周して76個手に入りました)のようです。

まず装備の交換に数十個必要で、さらに強化素材に一部位でなんと最大999個。正直なところ、必要個数の設定を一桁間違えているのでは?という気持ちでいっぱいです。稀に攻城戦内で報酬箱からドロップする場合もあるようです。

ボズヤンシリーズにはスキルスピード/スペルスピードを格段に高める「ヘイスト」と呼ばれる効果がついていますが、コンテンツ内でのステータス補正などはありません。ウェポンスキルへの依存度が高いジョブの場合には有用ではないかと思われます。

現状でどの程度の効果が見込めるのかはわかりませんが、パッチ5.4実装予定の大規模バトルコンテンツ「グンヒルド・ディル―ブラム」などで将来的に必要になるかもしれません。


レジスタンスウェポン強化


これらバトルコンテンツと同時進行でレジスタンスウェポンの強化も可能です。こちらもガンゴッシュのNPCズラタンから受注できます。レジスタンスウェポンは強化を進めると光ります。

筆者はまだ「記憶の一塊」系アイテムの収集途中ですが、こちらは「南方ボズヤ戦線」コンテンツ内だけでなく、蒼天エリアでのF.A.T.E.とインスタンスダンジョン周回でも集めることができるようです。筆者は、「セイブ・ザ・クイーン」の物語にも関連することもあり、見た目も格好いいのでガンブレイカーの「クラウンブレード」を進めている最中で、今から最終強化が楽しみです。

ストーリーを充実させる戦果記録帳



特定のCEなどから「戦果記録帳」というアイテムを入手できます。このアイテムを使用すると、「コンテンツ情報」の「だいじなもの」に「戦果記録帳」が追加され、このなかに入手した戦果記録帳がリスト化されていきます。現在20種類あり、登場するキャラクターたちの詳細な設定が書かれています。世界設定に興味のあるプレイヤー垂涎のコレクションでしょう。

しかも、これらの膨大なテキストのほとんどを松野氏が執筆しているとのこと。ストーリーを深く知る上でも見逃せませんね。ちなみに入手済みの戦果記録帳は拠点のNPCに渡すことで「南方戦線のロックボックス」と交換してもらえるため、捨てないように注意です。


ちょっとだけ不満点


ストーリー、戦闘、武器強化などボリュームのある様々な要素に満ちた「南方ボズヤ戦線」ですが、プレイの最中ストレスを感じた部分にも触れておくべきでしょう。

筆者が特に気になったのは、雑魚エネミーの追尾範囲が非常に長いこと、そしてそのエネミーのターゲットが途中で他のプレイヤーに飛ぶことです。通常、エネミーはターゲットしているプレイヤーが追尾範囲外に出た場合には、そのまままっすぐ元の位置へと戻っていくのですが、本コンテンツでは近くに別のプレイヤーがいた場合、ターゲットがそちらに向きます。

悪気はないのに、他のプレイヤーを巻き込んでしまったり、あるいは他のプレイヤーが連れてきたエネミーの攻撃に巻き込まれてしまうケースがあり、正直この仕様はやめてほしいところです。大規模戦線が舞台ですし、常在戦場の精神を忘れてはいけない、ということなのでしょうか…。何か設定的な面での意図があるのかもしれません。



全体としては、MMOらしさを備えながらも、ソロでも気軽に遊べるコンテンツとして魅力的です。ストーリーを見るだけであれば、それほど長く時間を費やす必要もなく、「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」も比較的易しめの難易度設定になっているため、誰でも気軽に挑戦できるでしょう。

これからさらに盛り上がっていくであろう今後のストーリー展開からも目が離せない、続きが待ち遠しいコンテンツです。ボズヤ古銭集めの周回をがんばりましょう!
《ロラルロラック》
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