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蘇るトラウマに高すぎるランダムの壁…『パワプロ』の歴代サクセスに登場した彼女候補列伝─その攻略はプロ入り以上に困難?

サクセスモードのお楽しみである彼女候補ですが、歴代にはあまりの攻略難易度にユーザーとパワプロくんを悩ませた存在も。そんな難関だった彼女候補を振り返ります。

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※番外編


ここでちょっと脱線。サクセスモードの彼女候補ではありませんが、同じくらいユーザーを悩ませた女性陣を紹介。

・きずな (『パワプロポータブル4』)

※画像は初代『パワプロポータブル』

『パワプロ10』より搭載されたプロ野球選手の人生を体験できる「マイライフ」モード。こちらにもオリジナルの彼女候補が登場し結婚することまで可能でしたが、そんな中で屈指の難易度を誇ったのがPSPでリリースされた『パワポタ4』に登場した御影きずなです。

職業は警察官で、ちょっと寡黙な大和撫子キャラ。結婚するとプレイヤーのことを「主様」と呼んでくれる、なんともマニアックかつ魅力的な彼女候補ですが、出会いの条件である「検問イベント」を発生させるのが非常に難しいことで知られていました。

該当イベントの「全日フリーの状態で山へドライブに行く必要がある」という発生条件はハッキリしているものの、あまりに低確率なのか普通にプレイしているだけでは殆ど出会えず。そのため「スポーツカーに乗っている場合限定なのでは」「5回ドライブに行くのが条件」「選手の格を上げるべき」「オフシーズンである10月限定のイベント」など、ユーザー間で発生条件に付いて様々な憶測が飛び交ったほどでした。


・なぎさ(『パワプロ2001』)


『パワプロ2001』のサクセスに登場する、主人公の妹。本作のサクセスシナリオはプロ野球二軍編であり、「病弱な妹なぎさのお願いを叶えながら一軍昇格を目指す」というもの。しかし、この妹のお願いがかなり難しく、野手で「ホームランを打つ」ことをお願いされるとアベレージタイプの選手が育成しづらいなど、プレイヤーを悩ませる存在でした。

以降の作品にも時折登場しては、主人公と活躍の約束をしています(画像は『サクセススペシャル』のもの)

なぎさちゃんのミッションに成功すると選手は成長するものの、失敗すると徐々に彼女の病状が悪化。そのまま失敗を繰り返すと最終的には海外の病院へと移送されてしまうバッドエンドとなってしまい、自分の育成・操作力の低さに尋常ならざる罪悪感が襲ってくるというシビアなシステムは、トラウマに近い思い出として今なお語り継がれています。


◆森野木乃葉(『パワプロ13』)


ここからは再び彼女候補。パワプロ13に登場する正体不明のフリーのスポーツライター、森野木乃葉さんです。

彼女の難関ポイントは何と言っても「出会いにくさ」。『パワプロ13』では休養や練習で溜まった気合いを消費してイベントや練習の効率を上げる「気合いシステム」が導入されましたが、木乃葉さんと出会うランダムイベントでは「回復アイテムを持っている」「気合いゲージが一定以上溜まっている」の2条件を満たしている必要がありました。

貴重な出会いイベントの模様(失敗)。何故主人公を巻き込みたくないのかは、彼女のままエンディングを迎えると明らかに

この条件さえ満たせば必ず彼女になりますが、アイテムや気合いは他のイベントで消費する可能性も高く、タイミングが悪いと泣く泣く激レアの出会いイベントをスルーせざるを得ないことも。

おまけに同作では低確率で彼女に突然フラれてしまう可能性もあり、最初から最後イベントを消化して付き合うのは至難の業。ラストまで付き合うことが出来ればフリーライターを名乗る彼女の秘密を明かしてくれますが、とにかくランダムの壁と戦う必要がありました。


◆加藤京子(『パワプロ6』)


1999年に発売された『パワプロ6』に登場する看護師さん。医者である姉の里香と共に今ではすっかりレギュラーキャラクターとしてお馴染みですが、実は同作では彼女候補としての登場でした。

出会いの条件はなんと「ダイジョーブ博士の改造手術で失敗した後の救済イベント」であり、全サクセスユーザーが最もリセットボタンを押したであろう手術失敗イベントを乗り越える必要がありました。しかも事前に怪我や病気で病院で出会っておく必要があるというオマケつき。

基本的には白衣の天使と言える京子さん。その手に持っているものは一体……。

これだけでも十分に難関彼女ですが、更に出会い後の超低確率のイベントを進んでいくと彼女の隠された秘密を知ることも……。ちなみに基本無料版ソフトの『サクセススペシャル』では、オールドファン待望の彼女候補として再登場を果たしています。



ということで、今回は歴代『パワプロ』のサクセスモードに登場した難関彼女を紹介してまいりました。シリーズで最も有名な彼女候補と言えば、やはり何作も登場しては超レア特殊能力「威圧感」を取得させてくれる姫野カレンちゃんですが、ビジュアル面ではともかく攻略面ではカレンちゃんは天使のような存在です。

元々、恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』の流行によってスタートしたという逸話もある「サクセスモード」ですから、彼女候補にフォーカスしてみるのもある意味、正しい遊び方のひとつと言えるかも知れません。
《ハル飯田》

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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